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タグ:神道

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作:白遠

とほかみゑみため〜急に神様が見えるようになったので、神主、始めました。

 とほかみゑみため………神道において最も重要とされる唱え言葉の一つ。祝詞。漢字表記は当て字である。  代々神主の家柄の榊 伊邇(さかき いちか)は中学2年生。正月明けに育ての親である祖父を亡くした。  伊邇には両親はなく、姉が一人いるだけだが、姉もまた原因不明で意識を無くして病院に入院したきりだった。一人きりになった伊邇の前に、ある日突然祀っている神社の氏神様と眷属の白狐が現れ、伊邇の生活は一変する。実は伊邇には生まれつき神やその眷属を見る能力があったが、数えで15になるまで封じられていたのだ。  白狐の指導により、神主業を始めた伊邇だったが、ひょんなことから転校生である佐原 咲耶(さはら さくや)と生活を共にすることになる。佐原にもまた、霊感があり、生活の中でいわゆる幽霊に悩まされていた。  神主として経験を積むイチカと、サハラとの微妙な同棲生活の中で、眠り続ける姉の秘密が明らかになっていく。 ※R15指定は残酷描写のためではありません。性的行為を想起させる表現がございます。 ※アルファポリスにも掲載

更新:2021/11/23

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