朝起きたら、俺は死んでいた。多分睡眠中の心臓麻痺。なので下の階にいる妻にその事を伝えに行こうとしたら、階段から転げ落ちて眼球がポロリと落ちて出やがった。くそう、足の裏の感覚がないってのも、不便なものだな。━━死んでしまった後、冷たい体を引きずって、最期の仕上げをする為の、死亡猶予としての時間。ゾンビはどう死んでいくのか
更新:2010/10/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
十九世紀、ヨーロッパ。数年前突然現れた企業「アオイ・モーターズ」が開発した新しい機械技術。 産業革命に大きな変化をもたらしたその技術は「カラクリ」と呼ばれた。 カラクリのエンジニアを目指す少年・ウィルバーはひょんな事から不思議な少女・レオナと出会い、カラクリに隠された秘密を知ることになるが……。 ――このオーバーテクノロジーは果たして、僕らの未来をどう変えるのだろう?―― 空想科学祭2010参加小説です。
更新:2010/10/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
人類がロボットを作り出してから三百年あまりの時が過ぎた。 ロボットたちは自らの都市を築き、創造主たる人類の手を離れる。 彼らは進化を重ね、人類では到達しえなかった高みへと登っていく。 人のかたちをした夢はどこに行き着くのだろうか。
更新:2010/10/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ダブルと呼ばれる特殊な二重人格症。生まれつきそれを持つ少年、誘義丞一は、超能力を操る。そびえる摩天楼の一つ、窓の無い歪な塔の中で眠る少女カナエは、名前以外の記憶を失っていた。二人が出会う頃、夢から覚めた白衣の男は、滅亡していく世界の空を眺めるしかなかった。情報の海で、混乱するアイデンティティを抱え、疾走する者たちの物語。――空想科学祭2010参加作品。そういえば縦読み推奨です。※10月2日、三部分に大幅な加筆。
更新:2010/10/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
■【SF/少し恋愛/全19話+おまけ2話】■何度、試合に負けたっけな。もしも勝っていたなら、違う人生を歩いていけたかな――システム開発株式会社『MAGITEC』、通称『魔界』と呼ばれたその会社内では、あるプロジェクトが進行していた。開発中仮想化ソフト『失敗修正マイライン[FCML―X](仮)』、自分の過去での『失敗』を修正するあくまでも『ゲーム』だったが、プログラムのバグを取り除くデバッガが必要だとされ、その試験(テスト)用ソフトは、ある社員によって屋外に持ち出されていたのだった――『魔女のハートでお届けします』◇『空想科学祭2010』企画参加作品第2弾。
更新:2010/10/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
かつてはエネルギーストーン採掘で栄え、奇跡の宝石箱と呼ばれた1779ドームも鉱物の枯渇とともに衰退し今はさびれた辺境のお荷物ドームと成り果てている。縮小の一途をたどっている都市に流れ着いたのは、以前天才科学者として名をはせたリード・エザキと、新しく司政官に就任したアルフレッド・プライス。しかし彼らの邂逅とともに転げ落ちるようにドームの状況はさらに悪化するのだった……
更新:2010/10/1
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
行き詰った時、現実から逃れたいと思った時、人には見えるものがあります。彼に見えたのは絶望? それとも希望? いいえ穴でした。≪空想科学祭2010参加作品です≫
更新:2010/9/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ナチスドイツの圧倒的勝利に終った第二次世界大戦から世代が代わってもなお戦後から脱せられない2003年。人々は火星開拓に明け暮れる。火星御留流剣術である山到示現流の二人組は、稀少液体金属マルスニウムの発掘を成功するが、マルスニウムには二刀流の番人が居た。金星軍人が! マイナス宇宙の怪物が! 月面忍者が火星の大地を部隊に戦いを繰り広げる!縦書き・横書き用にそれぞれ調整されたふたつの物語。
更新:2010/9/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
人間の道具でありたくないと願う機械。人間の道具であって当然だと言う機械。身を削る闘いを重ねてきた二機が交わした約束は、人間と機械の間で揺れる者に選択を突きつける。
更新:2010/9/25
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。