宅配便だというので扉を開けたが、そこにはどう見ても業者とは思えないスキンヘッドのおっさんがスーパーの袋を手に立っていた。 (※第二話には短いですが喧嘩の描写があります)
更新:2019/2/17
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「いけず」 意地悪、と花乃は呟いた。鼻の奥がつんとする。 花乃の顔を覗き込んで、沖田が笑う。 「そこは、おおきにって御礼してくれるところだろう?」 胸を病んだ沖田総司と、彼の世話を言い付かった花乃。 沖田は食が細く、偏食家で我儘で、花乃を困らせる。 一八六五年、京都にて。 ほのかな想いを寄せる剣士の為の、町娘の御料理奮闘記。 *** 富士見L文庫×カクヨム 短編小説コンテスト 「美味しい話」にて受賞いたしました! 短編集『飯テロ』に収録されます(2017/12/15発売) 沖田総司と花乃の本編 『幕末レクイエム―誠心誠意、咲きて散れ―』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882222562
更新:2017/4/29
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