なんとなく吉原っぽい777字です。 KAC2023参加作品です。第7回お題「いいわけ」
更新:2023/3/16
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明治時代の吉原。娼妓見習いである千早は、ある日、売り飛ばされかけてそれまで育った見世を逃げ出す。とはいえ世間知らずの身に行く宛もなく、あわや捕まるかと思った瞬間、気が付くと見知らぬ古風な妓楼に辿り着いていた。謎めいた美貌の楼主・朔が仕切るその見世の名は、月虹楼。あやかしの花魁が客を迎える、世の狭間にある見世だった。 人があやかしを信じなくなる昨今、千早はふたつの世の絆を繋ぐ貴重な客人なのだとか。朔に乞われて、千早は当面の間月虹楼に居候することになる。往事の江戸の吉原のように、ゆったりと粋な雰囲気の漂う見世で、様々な姿形のあやかしに囲まれて──千早は初めて将来のこと、自分の生き方を考え始める。 一方人の世では、なぜか執拗に千早を追い求める者たちがいて── カクヨム、魔法のiらんどでも公開しています。
更新:2022/9/28
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売春禁止法が改正されて各都市に色町が復活した近未来の日本。珠吹詩奈乃(たまぶきしなの)と安曇朔(あずみさく)は幼なじみである。7歳のみぎりに出会い23歳になる今日まで、異性同士ながら艶めいたものなど影も形もない、心の友と書いてマブダチとよぶような関係ではあるものの、おおむねその交友関係は良好であり、ずっとこれからもその関係が続いていくと誰もが疑わなかった。そんなある日、詩奈乃は朔の所にやってくるなりこう言った。「朔、私と結婚しましょう」 ――王道からはちょっぴりずれた奇妙な2人のラブコメです。設定上、BL要素が多少混じります。超不定期更新。
更新:2010/10/17
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吉原一の花魁である夕霧には愛する者がいた。誰もが羨む位置にいる杉谷は夕霧に愛を囁きつつ、禿であったわっちに執着する。三角関係とも言えぬ中、三人は段々と歪んでいく――狂気さえ、孕んだ世界へ。★短編集に後日談公開してます。
更新:2010/11/22
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江戸の長屋に住む浪人の清次郎と棒手振りの喜市。 ある日清次郎のもとに花魁の幽霊が訪ねてくるようになって・・・ 安政四年から始まる、清次郎と喜市の江戸でのちょっと不思議な物語です。(以下続編シリーズ物です)
更新:2010/3/25
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詩の様な、文の様な・・・。 思うがままに書いてみた。そんな作品です。 題材は「花街」、「花魁」です。
更新:2010/1/20
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ここは吉原。 女が男に花を売る仕事。 女だけが頂点に上がることができる街。 牡丹の様に咲き舞い上がって見せる。 蝶に。 花に。 王の花に。 魅了させて。 気高き牡丹の様に。
更新:2012/2/29
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吉原遊郭の振袖新造、さらさは姉貴分の唐織(からおり)花魁とその情人の清兵衛に憧れていた。唐織が身請けされた後、姉に代わって清兵衛に通われるのがさらさの夢だった。 遊女が囁く愛など嘘ばかり。卵の四角に遊女の真、あればみそかに月が出る、と戯れ歌にもある通り。唐織と清兵衛の関係は身請けまでの終わりが決まったものだと、さらさは信じていたのだが── 二万字少々の短編です。カクヨムにも公開しています。
更新:2022/8/31
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『隅でいいです。構わないでくださいよ』の番外編となります。主に本編であまり出てこない遊男達の話や、他遊男の視点で進むお話が多いかと思います。 気になる方がいましたら是非覗いてみてください。
更新:2017/5/9
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江戸吉原に大店を構える『請之屋』に務めるおいらん達が迎える客は大抵とんでもない問題を抱えていて…?その問題に向かうおいらん達も、実は大層な問題を抱えている。そう、実はおいらん達の正体は……
更新:2007/11/2
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