この世界には冒険者も魔物もいない。魔術は廃れ、蒸気文明が興り、しかし突然、世界は崩壊を始めた。人は結晶となって消えていく。世界は白く崩れていく。蒸気自動車の助手席にエルフの少女を乗せて、夜には道端でキャンプをして星を見上げ、焚き火で缶詰を温めて腹を満たし、生き残る人々と出会ってはすれ違うように別れて、夜明けを探してどこまでも旅をする話。 ◆ファンタジア文庫より2月20日に刊行された「さよなら異世界、またきて明日−旅する絵筆とバックパック30−」のカクヨム限定の試し読みとなります。
更新:2020/1/17
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