「リューランよ、お前の遠くない未来に嵐が来るよ。嵐が過ぎ去ったとき、お前は大地に涙を落とすよ」 未来を占うはずの言葉は、部族の男にとって屈辱の「涙」。 受け入れられずにいた男の前に、白き者があらわれる。 ※白ヶ音雪様主催「蛮族の嫁企画」参加作品。
更新:2017/5/8
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ベルヌス族の族長には美しい双子の娘がいる。 男勝りな姉のウルスラと女らしい妹のギーゼラ。 北方の地にはうわさが流れていた。帝国の新しい総督にして副帝を兼ねる男は、ベルヌス族の娘を花嫁に望むのではないかと。 夏至祭の日、帝国の副帝がベルヌス族の集落にやってくる。その夕べ、とある事件が起こった。 ウルスラは副帝の命を救い、そして彼から婚約を申し込まれる。 政略上の理由で婚約を交わしたふたりだったが、次第に心惹かれあうようになっていき……
更新:2017/5/13
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大国ケントルムは、砂漠の民を蛮族と蔑み、その強大な武力をもって虐げる。 人質としてケントルムに送られた小国の王女リヤーフは、王の気まぐれにより第二王子フィーニスに嫁ぐこととなった。 心優しすぎるゆえに居場所を失った王子と砂漠の娘。王宮の片隅で身を寄せ合うふたりは願う。他には何もいらない。ただ、この静かな日々が続けばいい、と。 しかし――。 ※白ヶ音雪様主催、蛮族の嫁企画に参加させていただきました。
更新:2017/5/10
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天気や先見ができる星詠み。そのノールを訪ねてやってきたのは、やたらと大きな鳥だった。空を眺める者と空で生きる者との星が、今、巡り出す。
更新:2017/5/14
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「彼女は俺のものだと、古の昔から決まっている」――婚約祝いの席に踏み込んできた、草原の部族出身の男アスファド。彼によって金の力で婚約破棄させられたマリヴィアは、彼と結婚することになる。現在は男爵として事業を行っている、女好きで有名なアスファドが、この国で成り上がった理由とは? 溺愛される日々を送るうちに、彼女は数年前から続く奇妙な夢の真実と向き合うことに…… ※白ヶ音雪さん主催『蛮族の嫁』企画に参加しました!
更新:2017/5/2
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帝国の侵略を辛うじて免れたイュス族。 友好の証として帝国に差し出された族長の娘は、宮殿の離れでひっそり暮らすことになった。 人質生活を送るナル・イムルスは、帝国の第3王子・ラティフの訪れを楽しみにしていた。 孤独な2人の初恋が叶うまでのお話です。 ※白ヶ音雪さま主催『蛮族の嫁』企画に参加させて頂きました。
更新:2017/5/2
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文字を持たない草原の姫が望んだものは。 白ヶ音雪さま主催『蛮族の嫁』企画参加作品。
更新:2017/5/14
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エセルは、人類学者アレスの一人娘。「高貴なる密林の民、ケシャ族」の調査をする父と一緒にジャングルで暮らすが、ある日、「蛮族」と怖がっていたケシャ族の少年と出会い――。 肌の色も身なりも言葉も違うけれど、少しずつ通じ合っていく少女と少年の恋物語です。 ※白ヶ音雪様主催の『蛮族の嫁イラスト企画』で、コマ様(@watagashi4)が描かれたイラストに、私なりのストーリーを付けさせていただいたものです。コマ様、許可ありがとうございます! 併せて、『蛮族の嫁企画』に参加させていただきました。 素敵な企画に参加させていただき、ありがとうございます!
更新:2017/5/8
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