オークウッド伯爵の娘、カトレア・ラナ・オークウッドが、ミズール王国の王太子であるリチャードの婚約者候補になったのは、十歳のとき。 婚約者候補はカトレア以外に二人。一人はマーガレット・アーバイン侯爵令嬢。そしてもう一人がキャシー・マレイ・オースチン侯爵令嬢。 二人ともリチャードと同い年で家格はカトレアより上。美しく成績も優秀で王太子妃にふさわしい。 それに引きかえカトレアはまだ幼く、王太子教育も二人より遅れているとか。 それでも努力をするカトレアだったが、リチャードの婚約者をあきらめる決定的な出来事を目にしてしまう。
更新:2023/11/13
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少女シディアンはとある国の小さな村で教室を開いて子どもたちに文字や算数、魔法と魔術を教えたり、簡単な薬を売り、平和にひっそりと暮らしていた。ある日の夜、雨でぬれて行き場のない天使の子が家にやって来る。 その天使の子を家で匿っていた翌日、シディアンは白髪に見たこともない虹色の瞳の男 エマイユが彼女の前に現れる。すると、彼と天使の子が争いを始める。その日は天使の子は争いの途中で去って行ったが、また戻ってくることを懸念したエマイユはシディアンを連れて、村を出て逃げ出す。 その日からシディアンは魔女とエマイユの闘争に巻き込まれていく。
更新:2024/4/17
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今年はいつにも増して寒いクリスマスだ。窓辺から見下ろした大通りには多くの人が溢れ、どの人も厚着をして歩いている。二人組が多いのは毎年のことかな、そのつぎに家族連れが。 それにしても今年は寒い、何故なら私は独りだから人肌が恋しいというのに。まったく、今日は大切な聖夜だと言っているのに夜の王である吸血鬼の私を疎かにするだなんて嘆かわしい事態だ。 だったらいいさ、私とて考えがある。独りでクリスマスを楽しむのだ。そうと決まれば外に出よう、あの雪降る夜の城下町に。
更新:2021/12/24
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出オチ感。 ラノベを書いてみたいとおもいました。
更新:2021/12/23
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この世ならざるものが視える『魔眼』。 孤児院で暮らす十二歳の少女ファウスタは、ファンテイジ家の守護霊セプティマスに出会い魔眼の才を見出された。 ファウスタは悪魔卿と呼ばれる大貴族マークウッド辺境伯の『お化け屋敷』に使用人として雇われ一人前のメイドを目指すが、霊感少女として有名になる。 二百年ぶりの魔眼の才能は王国に古くから棲む魔物たちの注目も集めた。 ファウスタは霊視で怪奇事件を解決するうちに深い闇に踏み込んでしまい、王国をゆるがす大事件の渦に巻き込まれて行く。 やがて王国で最も有名な孤児となり栄光をつかむファウスタの立身出世の物語。
更新:2024/4/25
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