セルジュ・アレマン伯爵は新妻のリュシーに告げた。「私に愛されると思ったか? 哀れなことだ、私はあなたを愛さない。あなたはただのお飾りだ」。さあ、こう言えば箱入り娘は泣くか、わめくか、逃げ出すか? せいぜい苦しむがいい――。セルジュはリュシーの父親への復讐のため、リュシーを妻にして囲い込み、責め抜いて地獄へ突き落とすことにした。そんな計画を露知らず能天気に笑うリュシーをセルジュはせせら笑った。が、リュシーはあっけらかんとこう返す。「恋愛結婚でもございませんし、愛のない結婚など今更でございましょう?」。セルジュは次々と冷たい言葉を投げつけるがリュシーはああ言えばこういうばかりで全くへこたれる様子はない。……これは、(自称)冷酷な夫セルジュが謎の自信に満ちた妻リュシーに振り回され、復讐計画を粉砕されるお話である。
更新:2017/8/28
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音楽の都と言われる小国の侯爵令嬢であるルチアは、ある日いきなり婚約者から婚約の解消を求められる。そこに最近数々の国を飲み込んで国土を広げ続けているルミエール王国国王からの縁談が舞い込んで。
更新:2020/11/7
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初めて会ったその日から、私の気持ちは変わらない。 愛している。ただそれだけ――。 ◇ 愛し合っているのに認められない、令嬢と王子の物語。
更新:2021/6/18
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字が綺麗な使用人のケイトは、お嬢様のふりをして婚約者宛ての手紙を書くように頼まれていた。 離れた場所にいる婚約者を放って、お嬢様メアリーは恋人を作っているからだ。そんなことを知る由もない婚約者エリオットからの手紙は、いつも優しく、細やかな愛情に満ちており、ケイトはいけないと思いつつもエリオットに恋心を抱いてしまう。 ある日、エリオットが突然訪問してくることになり――
更新:2020/11/7
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伯爵家のユーリイには親が決めた婚約者がいる。 ユーリイは婚約者であるリーディアのことを大切に思っていたけれど、それを伝えることをしなかったせいで、思いもよらない誤解を招いてしまう。 そして十六歳の誕生日に、ユーリイはリーディアから婚約破棄を告げられることになる……。 前作『あなたに贈る婚約破棄』のユーリイ視点となります。
更新:2017/6/3
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洋風な異世界で、位の高いとある男女がパーティ会場へ向かう話。 護るひと、護られるひと。
更新:2012/2/24
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