大企業の社長を父親に持ち、国立学園に首席で入学、誰が見ても恵まれた少女はその日飛び降りるためのビルを探していた。 導かれるように偶然見つけたのは、悩みを抱えた人々がふらりと集まってくる不思議な珈琲店。 ――魔法を使うのがあたりまえになった世界で、「あえて魔法を使わない」レトロな珈琲店の、詩みたいなファンタジーです。 ◆ ※本作は自殺や自傷行為を推奨するものではありません。 【参考文献】 ・田口護、旦部幸博『コーヒーおいしさの方程式』NHK出版 ・丸山健太郎『珈琲完全バイブル』ナツメ社 ・山田栄『知る・味わう・楽しむ紅茶バイブル』ナツメ社
更新:2021/1/29
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少年は落ちた鳥と出会い、また少年は失われた星と巡り会う――。 赤い岩砂漠に囲まれた砦の街ティシサに住む少年たちの物語。 死んでいくもの生まれるもの、そして受け継がれるもの。旅路と帰る場所について。 「渡り鳥の心臓」 伝統の騎馬祭へ挑んだ少年アンハは意気揚々と出発したが、落馬して置いていかれてしまう。彼が出会ったのは傷ついた渡り鳥と、ひとりの老人だった。(7103字) 「祈り人の指先」 少年ティオは七番目の男子として生を受け、生まれながらに祈り人となるさだめを負っていた。伝統の騎馬祭の日、ティオは忘れられない出会いを果たす。それは、兆しから始まった。(12674字)
更新:2016/3/8
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「友だちになって下さい、……嘘でいいから」 たいして話したことがなかったクラスの女子との、とある夏。 ◆ 2014年8月31日、執筆。 2015年12月17日、加筆修正。 2016年6月30日、エブリスタ「みんなで作ったどんでん返し特集」掲載。 2017年8月、エブリスタ妄想コンテスト佳作。
更新:2016/4/15
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ある小さな国の港町。怠け者のサンゴはいつも海を見ています。 そんな日常に、ふいに、とある少年が現れました。 自分と同じ、サンゴ、という名前の少年。 病気の少年の話す異国のお話に、どんどん夢中になるサンゴでしたが……。 この小説はノベルアッププラス、小説家になろうにも掲載しています。
更新:2020/7/2
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結局のところ、自分語りの老婆心ってやつですわぁ。
更新:2021/1/12
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とある劇団の役者である主人公。決して名の知れた存在じゃなくたって、担った役は必ず演じ切る!そうしてずっとやってきた。 だけど…どうしよう、強く持ったはずのプロ意識も今回ばかりは押し潰されそうで。 本番は王道中の王道、有名な童話の舞台。そこで主人公を待ち受けていたまさかのとんでも劇場とは?
更新:2016/1/31
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むらさきちゃんは、はいいろ君の数少ない友だちです。 むらさきちゃんは、体が弱いのに、いつも、困っている人の事を心配している、心根の優しい人です。 はいいろ君のことも、困っている人の一人として、親切にしているだけなのかな……。 友情なのか恋なのか、そのあわいで揺れる二人の想いを切なく描きます。
更新:2017/7/28
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