ある朝目覚めたら、世界から人が消えていた。 静まり返った街に一人取り残された僕。止まったままの車や電車。伸び放題の雑草。会社員だった僕は、ある日、一人の少女に出会った。 少女の名前はシノ。彼女は素手で物に触れると、持ち主がそれを使っていた様子が映像で見える不思議な力を持っていた。 これは、僕と彼女が消えてしまった人々の思い出を辿る最初で最後の旅の記録である。
更新:2022/1/18
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戦争が始まってしばらくすると、本土にも敵機の空襲がはじまった。基地のほど近く、ほとんどの住民が避難したはずの閑散とした町で、青年はカメラを手に歩き回る。ジャーナリストでもないのに、なぜ彼は写真を撮るのか。 近未来SF。自サイトからの転載になります。
更新:2011/7/17
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「あたしの願いを聞き入れてくれないなら、神様をずっと呪ってやるっ! 恨んでやるっ……祟ってやるっ……絶対に、絶対に許さない…… あたしだけを残したことを後悔させてやる…… 必ず後悔させてやるんだからっ……!」 「――なるほど、それは面白そうですね」 少女の強い思いに導かれ、白髪の青年は現れた。 彼は少女に手を差し伸べ、少女は了承して彼の手を取った。 それが、絶望の始まりだとは気付かずに――。 -------- 第5回ルルルカップの落選作品。 テーマは『とらわれヒロインの脱出』 少しでも楽しんでいただければ幸いです。 ※なお、当作品は他のサイトでも公開されています。 軽微な修正による多少の差異はありますが同一作品ですので、ご了承くださいませ。
更新:2011/6/18
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