赤ん坊のときは尻尾があって死ぬと木になる不思議な種族〈森の民〉の、楽しい暮らし。素朴で清らかな愛と喜びに満ちた、短い生の物語。『異世界風土記』的な連作短編です。(おまけの番外編あり) ※『恋人の石 ~荒れ地の民の物語~』https://kakuyomu.jp/works/1177354054885379758 と同一世界を舞台とした物語です。
更新:2020/11/17
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生まれてから全てを記録する刺繍の文化を持つセマザサ族。そのセマザサ族の刺繍の研究のためにセマザサ族の中で暮らす男の語り。 架空の民族の架空の風習についてのお話です。異世界ファンタジーなのか現代ファンタジーなのか現代ドラマなのか自分でもよくわかりませんが、風土記系だとは思います。
更新:2022/3/28
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魔法が普遍的に広がり始めた世界で細工師という夢を失った少年、ラスト。 失意の中にあった彼の心を動かしたのは魔法の杖の美しさだった。 初めての杖作り、導くのは森に住む魔女。不思議な挑戦が始まる。
更新:2018/1/7
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炎の中に開いた〈眼〉によって故郷を追われた少女フラエシルトゥは、自身も知らぬうちにその身に魔を宿していた。 馴染まぬ力に翻弄されながらも、少女は黒衣の〈血〉の魔術師に連れられ都を目指す。火の〈眼〉から逃れるために。生きるために。 ――――旅路編 忘れ去られたいにしえから蘇る、歌と血と継承の物語。
更新:2021/5/18
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秋津野(あきづの)の領主のひとりむすめ・くれ姫の舌に白百合の花が宿った。 この奇病快癒を願い、姫とその侍女・しろは国の女神が鎮座まします清(きよ)の海まで旅をする。 しかし道中、姫がおのれの病について思わぬことを語り出し……。 ●関連話『白梅異聞』:https://kakuyomu.jp/works/1177354054907280272 くれの皇后(くれ姫)没後、好文比売の乳で生かされた少年むめが主人公のお話です。本作の侍女しろも登場します。
更新:2019/10/19
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奈良時代、南九州一帯に居住していた「隼人」と呼ばれる人々はヤマト王権への帰順を求められ、朝貢を行っていた。 「吠声(はいせい)」という声で魔を祓い、王権を守護する任務などに就くためヤマトへとやってきた阿多のカザトは、得意の格闘術を通して様々な人々と触れ合い、心を通わせてゆく。 だがやがて大隅半島の隼人たちとヤマトとの間に全面戦争が勃発。カザトは好敵手である大隅のヒギトと戦場でまみえることとなる。 友への思い、愛すべき人への思いを胸に、カザトは運命とどう向き合うのか―。 史実、「隼人の乱」をテーマとした長編古代ロマン。 第15回「歴史浪漫文学賞」、3次選考通過作品 noteにても公開中。
更新:2019/1/31
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人の住む土地と、妖精の棲む異界が交わるとき、魔女と魔法使いが生まれ、世界の均衡が混沌に傾く。古来より栄えた六国が砂の下に沈む前と、沈んでしまった後の、人間と妖精の物語です。
更新:2017/1/4
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