〈聖なる山〉をとりまく森の民の異端の青年サジタリウスは、みずからの望みを叶えるため狩人の験しに挑む。〈聖なる山〉は彼に名誉と力を与えるが、同時に新たな葛藤をももたらすのだった。 覆面作家企画8(https://hkmn8.tumblr.com/)参加作品に加筆修正しました。
更新:2018/7/11
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妖精の卵を売り歩く男「妖精屋」と、彼に(なんでか)ひっついている黒竜イェルを添えた、世界と人と妖精たちの物語。やさしくあたたかな読後感を目指しています。短編連作ですのでどこからでもどうぞ。
更新:2020/7/30
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異常な痣とともに少年ロクドは生まれた。 左の指先から手首までを、深い深い暗闇の沼に浸したような、異常な痣。それは、彼の人生を決定づける、忌まわしい呪いの印だった。 呪いに蝕まれた少年と光り輝く奇妙な少女、そして夢の中に現れる若き魔術師。三人の運命は五百年の時を越え、やがて交錯する。 呪いの謎を巡る、魔術と輝石のハイファンタジー長編。
更新:2016/9/2
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地の涯にはとこしえの黄昏の国があって、そこでは昼も夜もなく、金銀の髪と色とりどりの淡い目をした人が、時の流れるのも知らず暮らしている。放浪癖のある父親は、そういう荒唐無稽な話ばかりを繰り返し、人々からは法螺吹きだと笑われていた。
更新:2016/2/11
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竜の死骸をエネルギー資源として利用している国のひとつ、グイターニャ。そこに一人の年若い料理人がいる。 彼女の名はアガタ。 齢十九という若さで二級料理人の肩書きを持つ彼女は、とある宮廷魔術師の屋敷で働いていた……。 仕事に対して真面目で誠実な料理人アガタと、知識も魔術も一級品だがどこかのんびりしている宮廷魔術師ルキウスを中心に、大事件……ではなく中小事件が繰り広げられる。 悪意の少ない優しいお話です、安心して楽しんでいって下さい。 「ノベルアップ+」でも公開しています、お好みの方でどうぞ。
更新:2020/10/2
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