作:エミリー・ジェラルドEmily Gerard/萩原 學❨翻訳)
『トランシルヴァニアの伝説』著者のエミリー・ジェラルド女史はその後、トランシルヴァニア全般に関する2巻の滞在記を出している(1888)。題名はトランシルヴァニアを指すというか、この題名をラテン語で表す単語が Transylvania。ブラム・ストーカーが参考文献として言及したのは先の『伝説』であるけれど、『ドラキュラ』(1897)執筆時点でこの本も読めた筈で、実際にはこちらを参照しているとの説もある。 しかしながらこれも未訳なので、読んでみることにしよう。プロジェクト・グーテンベルクによる文章・図版を、Google booksにある影印版で検証し、図版の写りが悪いものは影印版から加工した。
更新:2024/1/12
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「中の招待客にどうしても会わなきゃならない。入れてくれ、頼む!」舞踏会の会場入り口で招待状を持っていないがために入れずにいた男を気の毒に思い、伯爵令嬢エリーゼは連れのふりをして会場へと入れてやる。ところがこの男の目的は中にいた招待客への復讐だった……! 19世紀初頭のヨーロッパをモデルにした、変わり者の名門貴族伯爵令嬢と暗い過去を持つ商人の恋愛物語。
更新:2016/3/31
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