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タグ:Boysfanコン
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コミカライズ
作:二八
テーマ:お題フリー 主人公の「僕」は小学六年生。どこにでもいる普通の男の子である。お母さんは、「僕」が産まれてから、すぐに死んでいる。そのため、「僕」はシングルファーザーの「お父さん」に育てられている。「僕」はお母さんがいないせいで、寂しくなることもあるが、優しい「お父さん」の愛情を感じながら、真面目な優等生に育った。でも、死んだお母さんの墓参りさえ行かないことを、密かに不思議に思っていた。 小学六年生になってから、急に「お兄さん」が下宿に来て、三人での生活が始まった。「お兄さん」は地元の国立大学に通う学生で、好青年らしいが、どこか人を不安にさせる雰囲気を漂わせている。「僕」の隣の部屋で暮らしているが、たびたび友人を連れ込んで、真夜中に妖しい声や物音を立てることがある。 「お兄さん」は「僕」を弟扱いして、仲良くしてくれるが、「僕」はどうしようもなく不安を感じる。「僕」は「お父さん」に相談するが、なぜか「お兄さん」を追い出そうとしない。それどころか、「お父さん」と「お兄さん」の間にも、妖しい関係が築かれていることを、「僕」は察する。 「僕」は学校でも、ゲイである優紀を庇ったせいで、優紀と無理やり恋人にさせられて、虐められていた。優紀と虐めに立ち向かう為、学級裁判を開くが、虐めは終わらずに、二人で耐え忍ぶ日々が続いていく。 「僕」は「お兄さん」から、自分の出生にまつわる秘密も暴露されて、心を深く傷つけられる。でも、優紀が「僕」の怨みを代わりに引きうけたおかげで、心を暗闇に囚われなかった。「僕」は複雑な気持ちになりつつ、「お父さん」と「お兄さん」を許すことに決める。 「僕」は「お兄さん」に連れられて、お母さんの墓参りにいく。そこで「お兄さん」と別れて、二度と会うことはなかった。「僕」は憎悪も愛情も抱えたまま、自分の日常を静かに受け入れていく。
更新:2021/12/11
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作:くろなが
「今日からコネで諸君らの上司になった|幽雅正継《ゆうがまさつぐ》だ。言っておくが私は幽霊や妖怪の類を信じてはいない。だが、怖いものは怖いから私の前では可愛くオバケと言うように!!」 ──これが、俺の初めての相棒との出会いだった。 人に害をなす『悪鬼』を退治する『幽特』に現れたのは、幽雅グループ会長の孫、幽雅正継。 幽特のボスである灯屋善助は、勝手にボスよりも上の地位をつくり無理矢理上司になったユウガが嫌いだ。しかもユウガは悪鬼が見えないと言う。 命懸けの危険な現場に役立たずで邪魔な存在はいらないとアカリはハッキリ伝えるが、ユウガは全く気にする様子は無い。 幽雅には能力が二つあった。一つは呪いで繋がった相手の外傷を肩代わりする『贄の神子の呪い』、もう一つは悪鬼は見えないが、どんな悪鬼でも気配を感じる事ができる『探知能力』だった。 普段から部下を危険に晒さないよう、無理をして現場で怪我を常に負っているアカリのために呪いをかけるユウガ。 会長からユウガと相棒を組むように指令を受けたアカリは、自らの『消滅』の能力とユウガの二つの能力によって無傷で悪鬼退治を達成する。 しかし、アカリは突如襲ってきた人間からの攻撃によってトラウマが刺激され何もできなくなってしまう。オバケに怯えていたはずのユウガは人間には滅法強く、あっさりと制圧してみせた。 初めて人から守られた事で、アカリはユウガに好意を抱き、猛アタックを開始する。 突然の変化に驚くユウガだが、長年アカリを見守っていた愛着があるため邪険にもできずに絆されていく。 急速に仲が深まるアカリとユウガだが、好きだからこそ危険な現場へ出て欲しくないという思いが湧いてくる。 オバケ嫌いなユウガのために、アカリは自らの能力を使ってユウガの能力を消す事を提案する。 ユウガはそれを聞いて激怒したのだが、アカリの能力が万能過ぎる事が気になり、いつもアカリが能力について相談しているという“友人”を調べるのだが……。 イラスト:はゆるふ様
更新:2022/10/28
作:Trevor Holdsworth
我々の棲む世界の隣に「扶桑之國(ふそうのくに)」という、小さな島国がある。今から三年前、この島国は旧政府を打倒する革命の内戦を経験した。 この国を三百年に渡って統治した軍事政権が崩壊、王政復古が成し遂げられると革新派が新政府樹立、このため国内では陸海軍を二分した内戦が勃発したのだった。 そんな三年前の出来事が、空に浮かぶ月のように遥か遠くに感じられる。そんな風に永川勝彦は、二十歳を迎える前夜に十代という季節を振り返っていた。 あの新時代の嵐が青春の真っ只中に吹き荒れており、自分たちは懸命に生き延びた。時に剣を提げ、銃把を握っては弾丸雨飛の戦場を駆け巡った。 あっというまにあの時代は過ぎていった。それまでの景色も、出会った人々も、歴史の激動とともにどこかへ消えてしまった。自分にとっての青春とは振り返ることのできない時間なのかもしれない。 それでも勝彦はどうしてもあの二人を忘れることができなかった。自分は彼らに友情を見出したのか、それとも愛を見出したのか。 彌生惣三郎と美堂敬介、もし自分たち三人が共有した青春に色彩というものがあるのならば、それは自分たちが所属した隊旗と徽章を彩った漆黒と真紅、そして三人の間にあった奇妙な色彩だった。 空に浮かぶ月のようにはっきりしていながら決してとらえることが出来ない、あの色彩を今でも覚えている。 全てが変わった今、この色彩だけは、色あせることなく確かに存在している。しかし、この奇妙な色彩によって引き起こされる事件を彼はまだ知る由もなかった。 その色彩が齎した事件の顛末を、ここに記す。
更新:2023/3/5
作:ときの
東岳情報専門学校の講師・東風 貴哉(こち たかや)は、少しばかり世話好きなだけの一般人だ。 彼からどことなく漂う犬っぽさと苗字から、学生たちに付けられたあだ名は「ぽち」。老猫の空(くー)と気ままな一人暮らしをしている。 11月の冷たい雨が降る夜、コンビニに猫缶を買いに出掛けたポチは、その帰り道の公園で“彼”と再会した。 傘も差さず雨に打たれて一人立ち尽くしていた彼は、3年前に東専から巣立った卒業生・多麻 永(たま はるか)。 震える彼を家に連れ帰ったポチは、細かい事情は聞かずにタマを家に住まわせると決めた。 タマは特殊な能力を持っている。 音声の異常な認識能力。それは、百メートルほどの範囲より届く雑音の中から、多くの人が話す言葉をすべて聴き分けることができる。 多少耳がいい程度と周辺の親しい人物にのみ伝えられた、タマの真の能力を知るものは誰一人としていない。 本人はしっかりしているつもりなのに、どこかにふらふら行ってしまいそうに見えるタマ。 彼に向ける自分の感情の正体を理解できずに悩みながら、ポチは今日も、逃げ回る猫のようなタマを追ってその名を呼ぶ。 名を呼べば、タマにはちゃんと聞こえている。 降りかかる災難を乗り越え、彼らは自身の気持ちに気付くことができるのか。 *** 表紙絵:カマネコ ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
更新:2023/5/2
作:朽葉千歳
とある会社の"男性しかいない"部署で見つかった一通の初々しいラブレター。 けれども、そのラブレターは宛先のみがフリクションのペンで書かれていた。 直前に数枚の資料に挟まれて、熱々のコーヒーの下に置かれていたことから、字が消えてしまい、誰に向けて贈られた手紙なのかは検討がつかない。 ほんの少しの好奇心から社員達はラブレターを書いた人の想い人を探し始める。 しかし、それは社員らの隠された恋愛事情を抉り、荒らし合う只のきっかけに過ぎなかった。 次々に巻き起こる事件と明かされる秘密、そして、感情の起伏。 『愛している人に想いを伝えるのが、こんなに怖いことだとは思わなかった』 はじめこそ、同性愛に対して当事者や第三者という視点で、偏見を持っていた彼らだが、次第に考え方を改め、成長していく。 「お前ら、早くくっつけよ!」残念イケメンな社員たちのボーイズラブコメディ。 *この話は決してラブレターの告白やガラケーを使っている人を馬鹿にしている訳ではありません。 *登場キャラは全員馬鹿な癖に高学歴という矛盾を抱えた人物です。 *このような理由からツッコミが不在の恐れがあります。 *セルフレイティングは念の為です。
更新:2023/3/28
作:桜 透空
【あらすじ】 「もうちょっとだけ、いてよ」と甘えた声で言う幼馴染の遠野 柊。自分と同じ甘党で、少女漫画を溺愛する天然野郎に惹かれていた旭 景都は素直に気持ちを伝えることができないでいた。しかも嫁候補として景都の母公認の仲である。ある日「俺、好きな人がいる」と柊から衝撃的な告白を受けクリスマスに向けて作戦会議となった。トライアングルの友情と恋の結末はいかに。天然系溺愛男子×クール系ツンデレ男子──ゆるキュンBL物語。 【登場人物】 〇旭 景都(あさひ けいと) 高校二年生・クール系ツンデレ男子。 めんどくさがり。 スイーツは朝飯前。 書いた恋愛小説を密かにネットにあげている。 マンションの同じ階に住む幼なじみの柊とは腐れ縁。 一緒に居過ぎて夫婦のような関係であるのを本人達は意識していない。 〇遠野 柊(とおの ひいらぎ) 高校二年生・天然系溺愛男子。 景都と幼なじみで同じ高校に通う。 わりと大らかで、人の目をあまり気にしない我が道をゆく。 少女漫画を溺愛する少女漫画オタク。 こちらもかなりの甘党。 〇成瀬 海緒(なるせ みお) 高校三年生・女子 学校ではなるべく性癖を出さないようにと普通女子に努めている。 白雪姫よりも毒リンゴを渡す魔女に憧れている。 大学生になったらメイド喫茶でバイトをしようと密かに目論んでいる。
更新:2020/12/24
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
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