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作:れもん
マート、猫《キャット》という異名を持つ彼は剣の腕はたいしたことがないものの、猫のような目と、身軽な体躯という冒険者として恵まれた特徴を持っていた。 それを生かして、冒険者として楽しく暮らしていた彼は、冒険者ギルドで入手したステータスカードで前世の記憶とそれに伴う驚愕の事実を知る。 これは人間ではない能力を得た男が様々な騒動に巻き込まれていく話。 2021年8月3日 一迅社さんより刊行されました。 お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。 最寄りの書店で見つからなかった方はアマゾンなど複数のサイトでも販売されておりますので、お手数ですがよろしくお願いします。 猫と呼ばれた男で検索していただければ出てくるかと思います。 書評家になろうチャンネル occchi様が本作の書評動画を作ってくださっています。 https://youtube.com/watch?v=Nm8RsR2DsBE ありがとうございます。 わー照れちゃいますね。
2
作:矢野りと
――『後宮に相応しい華を献上せよ』 大国ローゼンの王妃が亡くなってから半年が経ったある日、周辺国へと通達が送られてきた。つまり国王の王妃または側妃となる者を求めていると。 各国の王家は新たな繋がりを得る機会だと色めきだった。 それは我が国も同じで、選ばれたのは婚約者がいない第二王女。 『……嫌です』 ポロポロと涙を流す可憐な第二王女を、愛しそうに見つめていたのは私の婚約者。 そして『なんで彼女なんだっ、あなたが行けばいいのにっ!』と彼の目は訴えていた。 ずっと前から気づいていた、彼が私を愛していないことぐらい。 でもまさか、私の妹を愛しているとは思ってもいなかった。そんな素振りは一度だって見せたことはなかったから。 ――『……第一王女である私が参ります』 この言葉に誰よりも安堵の表情を浮かべたのは、私の婚約者だった。 ※この作品の設定は架空のものです。 ※アルファポリスで先行投稿しております。
3
作:LIT.M(わるいおとこ)
異世界のゴブリンになった。 こうなった以上、人間もモンスターもすべて俺の役目だ。
4
作:子日あきすず
この物語は、複数の世界を巻き込んだお話である。 第4番世界:勇者と魔王が存在し、人と魔が争う世界。 第6番世界:現地人が地球と呼ぶ惑星があり、魔法がなく科学が発展した世界。 第10番世界:勇者や魔王はいない、比較的平和なファンタジー世界。 全ては4番世界の勇者召喚から始まった。 6番世界と10番世界、2つの世界から召喚された勇者達。 6番世界の学生達と……10番世界の現人神の女神様。 だが、度重なる勇者召喚の影響で、各世界を隔てる次元の壁が綻び、対消滅の危機が迫っていた。 勇者達が死なない程度に手を貸しながら、裏で頑張る女神様のお話。 ※ この作品の更新は不定期とし、でき次第上げようと思います。 現人神シリーズとして処女作品である前作とセットにしています。
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作:糸加
【コミカライズ決定!】「ルジェナ・レジェク。お前みたいな魔力のない魔女はうちにはいらない! 普通の薬草を普通に調合するなんてこと、子供でも出来る!」 工房長の代替わりにより、仕事と住む場所を突然失ったルジェナ。しかし、偶然知り合った貴族のエーリクは前のめりに提案する。 「ルジェナ、君の薬草の知識、すごいよ! 私の作った王立研究所で働いてくれないか?」 今まで自分の知識を褒められたことなどないルジェナは、信じられない思いでそれを承諾する。 だが、エーリクの提案はそれだけではない。なんと、偽の婚約者になってほしいと言う。 一方、ルジェナが去った後の薬草工房は、作る薬の質が下がったと苦情が殺到。すべてルジェナが悪いんだと、工房長はルジェナの居場所を探そうとするが。 「ルジェナ・レジェク。君に結婚を申し込む。どうかこの私、エーリク・マトゥシュ・バルツァルの妻になってくれないか」 ルジェナは、エーリクに偽じゃない本気の求婚をされるまでになっていた。工房長は、あの手この手でルジェナを取り戻そうとするが…… 魔力のない魔女ルジェナを、(少々変わり者の)貴族エーリクが溺愛する身分差ラブストーリー! ※カクヨム様に掲載してます。 ※白泉社マンガParkアプリにて2022年12月31日から、天宮こなつ先生によるコミカライズ開始します! ※コミカライズオンリーです。 (書籍化のお声がけお待ちしてます…)
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作:明石六郎
『モンスターパラダイス』という、モンスター娘育成RPGのリメイクをクリアした主人公は、突如として異世界に送られてしまう。 クリア時のモンスター娘を引き連れていたものの、異世界は思った以上にずっと過酷だった。 一般人と変わらない肉体のまま異世界に行った彼を待つのは、屈強なモンスターとそれを狩るハンターたち。 一応魔物使いと言う形でハンターになれたものの、その狩りはいつも死と隣り合わせ。 「ぶっちゃけ、俺がいないほうがいいのでは……」 最弱の主人公が、最弱のまま運命に翻弄され続けるハンティングファンタジー 旧タイトル『俺を置いて先に行け』3月22日変更
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作:えぁりん
異世界物小説が大好きだった主人公は、ふとしたきっかけから、 お気に入りだった小説と同じ世界への入り口の扉を開いてしまう。 彼の後を追いたい。彼の辿った軌跡を追いかけ、 その世界を生き抜いてみたい。そして、彼らに会ってみたい。 攻略本ならぬ、なろうで得た知識を糧として一人の青年の冒険が始まる。 ※ 投稿作品はストック放出式で、毎週水・土曜日に公開しております。 ※ この物語は既に完結まで執筆が終わっています。 ※ この作品は「N4259S 異世界迷宮で奴隷ハーレムを」を舞台とした二次創作です。 ※ 作者の蘇我捨恥様、出版元のヒーロー文庫様より、 連載に関して特別な容認を頂いています。 原作を知らなくとも楽しめるよう構成してありますので、 これを機に原作の事も知って頂けましたら幸いです。
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作:なんじゃもんじゃ
ある日、勇者召喚が行なわれた。 日本の高校のあるクラス35人が丸ごと異世界に召喚されたのだが、その際に神は35人にジョブを与えた。しかし1人だけはクラスメイトと一緒に召喚されるのを拒否した。 その1人はクラスメイトとは別の場所で目を覚ますが、その体は以前の自分のものではなかった。容姿が変わった彼はトーイと名乗り、異世界を自由に生きることにした。 転生したトーイはひょんなことから売れ残った老婆の奴隷アンネリーセを購入する。そのアンネリーセを買って最期を看取ってやるつもりでいたが、アンネリーセの本当の姿は絶世の美少女だった。 その世界にはダンジョンがあり、トーイはアンネリーセと共にダンジョン探索をする。探索者として先輩のアンネリーセにアドバイスを受けつつトーイは徐々に成長していき、いつしか人類最強へと至るのだった。 転生したことでトーイが得た能力は、ステータスを自由に見る能力、ジョブを自由に変えられる能力、そしてユニークスキルの詳細鑑定とアイテムボックスだった。チートと言うほどチートではないそれらの能力を駆使してトーイは成長していく。 その一方、クラスメイトたちは好き勝手やって、国から見放されかけていた。 書籍化決まりました。ありがとうございます。
9
作:たぴ岡
魔法が息づく世界、星と詠の時代……。バウマフ家は、魔物たちの相互ネットワーク「こきゅーとす」の管理人を代々務めている。時は王国暦一00二年……実在しない魔王を討つべくして旅立っちゃった勇者さんを、バウマフの少年と魔物たちは陰に日なたにサポートすることとなる。けれど彼女はなかなか思い通りに行動してくれなくて……。この物語は、とある少年と愉快な魔物たちが綴る、ひとりの少女の壮大な羞恥プレイである……。
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作:秋空智晴
剣と魔法の世界に異世界転移してしまった高校生の『ノゾム』は『フィオーレ』と名乗る超絶美少女に出会った。 彼女は神話に伝えられる『勇者』であり、『魔王』に侵略されつつあるこの世界を救う救世主であるという。 さらにノゾムは『導かれし者』の一人であり、共に魔王を倒す運命にあると告げられた。 魔王を倒すためには、共に戦う『導かれし者たち』を探し出さなければならない。 ノゾムとフィオーレは仲間を探すため、そして魔王を倒すために冒険へと出るのだが…… 伝説の勇者であるフィオーレのその強さはまさに一騎当千ではあった。 しかしパワーが強すぎる彼女は剣も折ってしまうし、鎧には穴を開けてしまう。魔法だって使うことはできない。当然、魔物とは拳で戦う。 その様はまさに『ゴリラ無双』と呼ぶのにふさわしかった。 どうやらこの世界にも『ゴリラ』という生き物はいるようで、力が強すぎる彼女は人々から『ゴリラ』と呼ばれてしまうことを気にしていた。 彼女も勇者である前に年頃の乙女である。そんなゴリラな彼女はそれでもなお『ゴリラじゃないもん!』と反論するが、冒険の先々でやはりゴリラと呼ばれてしまい、ノゾムは繊細な彼女に気を遣いつつ魔王討伐の旅をすることに…… その先でノゾムは 新たな扉を開いた魔法使いの少女『アンナ』 神の使いで物静かな少女『ヒィナ』 おてんばでボーイッシュな姫騎士『ローゼ』 自信過剰で中二病なツンデレ少女騎士『エゼル』 という個性が強すぎる仲間たちと出会う。 そして冒険の中で世界と神話の真実に触れ、自身の過去、そして勇者の秘密について知っていくこととなる。 剣も魔法も使えない伝説の『勇者』と運命に『導かれし者たち』が魔王を倒すために旅をする、ギャグ多めコメディー色強めの幻想世界冒険譚。 (c) 2021 秋空智晴 挿絵あり。 カクヨム様、エブリスタ様、Nolaノベル様にも投稿しています。 作者以外による小説の無断転載禁止。