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ラズベリーアップルパイ

文化と国境を超えた愛の物語

動画サイトを見ていると米英の文化の違いをネタにしたものを見る。 「なんでそんなことするか!?違うだろ!?」とお互いをいじり合うコントもあるようだ。仲がいいのか悪いのか。そういうところが米英の絡みの面白いところだと思っている。 そういう動画を見ている中で見つけたのがこの作品である。 アメリカ人とイギリス人の夫婦が描かれている。アメリカ出身のビル、イギリス出身のソフィア。 文化の違いによる喧嘩のトリガーとなってしまったのは、タイトルにある通りアップルパイである。 アップルパイを作るのはソフィアで、出来上がったアップルパイも生まれ育ったイギリスのもの。アメリカ出身のビルが求めていたのは「慣れ親しんだアメリカのアップルパイ」だった。この文化の違いから二人は言い争いをして、結果としてビルは家を出てしまう。 ソフィアは祖国に誇りを持っている。ソフィアの皮肉っぷりにも、彼女がイギリス出身であることを感じ取ることができる。一方ビルもアメリカ人らしいアメリカ人で、慣れ親しんだアメリカの文化を愛している。この二人の間にある文化の差を随所からひしひしと感じられるのが良い。 そして、この二人の文化の違いを繋ぐあるものが中盤に登場するのだが、それがとても素晴らしいものだった。 家を出てしまったビルが外で見つけたものとは、そしてその後ビルが取った行動とは。これは実際に読んで確かめてほしい。 文化と国境を超えた愛を、米英夫婦が見せてくれる。 読み終わった後、アップルパイを食べたくなるのは、私だけではないはずだ。

5.0
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月瀬沙耀