派手な見た目に反し、音は低音で目立たない地味楽器、バリトンサックス。
ひどいイジメとか理不尽とか、決してそういうわけではないれど、
高校生の学校生活や部活の闇を感じさせる展開。
バリサク吹きの女の子が部長に「部活、やめたら?」なんて言われる。
そんな青春の1シーンを、いくつかの違う視点からのカメラでうまく切り取った映画みたいな、そんな短編小説でした。
作者の方は現役高校生のようで、「桐島、部活やめるってよ」的な青臭くて、何処へ向かうでもない感じもよかったです。
それにしても、6キロを首から下げるのは重いよね。。。
登録:2021/7/17 23:43
更新:2021/7/23 17:15