心理学が得意な作者ならではのアイデアが盛り込まれた、秀逸なラブストーリー。筆者の書く「名木橋シリーズ」の”乱歩のまなざし”の「私」が主人公ですが、この作品のみの独立短編として読む事が可能な内容になっていました。
「私」の一途なところ。とてもかわいい。
「名木橋」の真摯なところ。とてもかっこいい。
甘いシーン、ほろ苦いシーン、甘いシーン、ほろ苦いシーンが交互に。
コーヒーがシーンに出て来るせいか、苦味は、コーヒーの味がする。
冷や冷やしながらも、甘いシーンにドキドキ。
「私」のドキドキが感染したのかな!?
みたいな感じで、甘いシーンに散々ぶん殴られます。
作者が目の前にいたら、全力投球でパイを顔面にぶつけるかもしれない。
照れてる私の顔を見ないで と。
登録:2021/7/28 04:59
更新:2021/7/28 04:59