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コミカライズ原作
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@オノログ

5.0
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山奥にある犬啼村。そこには奉森教という土着信仰が根付いていた。

大学院で昆虫研究をしている「私」は犬啼村出身である友人に呼ばれ、その奇怪な村へ訪れることになる。

狗神信仰、仮面、強烈な香……奉森教の大祭を皮切りに次々と起こる猟奇殺人。そして「私」の身の回りに降りかかる奇妙な違和感と変化。

それらが「私」の手記を通して語られる。


不穏系ホラーかと思えば、後半からは予想外の展開に驚かされた。

ホラーのなかで一番「嫌だな」となるジャンルだったため、想像しただけで頭の天辺から爪先までぞわぞわした。

民俗学や生物学を織り交ぜつつ、全ての設定に無駄のない作品だ。

迂回先

登録:2021/7/28 16:28

更新:2021/7/28 16:41

こちらは迂回先さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。