ログイン/新規登録
※事前に利用規約をご確認いただいた上で登録をお願いします。
メールアドレスで登録
Googleで登録
Twitterで登録
メールアドレスでログイン
Googleでログイン
Twitterでログイン
作品
レビュー
登録/ログイン
その他
@オノログ
怪談蒐集サイト「怪異の淵」に寄せられた恐怖体験メールを手掛かりに、その怪異は人為的に引き起こされた「偽怪」か、はたまた本物である「真怪」かを解き明かしていくホラーミステリー。
サイト運営者の小瀬良氷波が謎を提示し、それをミステリ作家である井上真登佳が考察する。
メールに記された情報のみで推理する安楽椅子探偵ものだが、真相は不明なままという一種のリドルストーリーだ。
これが怪異なのか、人の成した業なのかは読み手に委ねられるだろう。
登録:2021/7/28 21:15
更新:2021/7/28 21:15
読んだ
気になる
読んでる
いいね
作品へ
こちらは迂回先さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
山奥にある犬啼村。そこには奉森教という土着信仰が根付いていた。 大学院で昆虫研究をしている「私」は犬啼村出身である友人に呼ばれ、その奇怪な村へ訪れることになる。 狗神信仰、仮面、強烈な香……奉森教の大祭を皮切りに次々と起こる猟奇殺人。そして「私」の身の回りに降りかかる奇妙な違和感と変化。 それらが「私」の手記を通して語られる。 不穏系ホラーかと思えば、後半からは予想外の展開に驚かされた。 ホラーのなかで一番「嫌だな」となるジャンルだったため、想像しただけで頭の天辺から爪先までぞわぞわした。 民俗学や生物学を織り交ぜつつ、全ての設定に無駄のない作品だ。
風邪をひいた日にみる悪夢みたいな小説