「物語終了課」という部署に所属している公務員、本間。
彼の世界では、エタった物語は「暴走して人を飲み込む」。
そのため彼は今日もエタった小説を終了させるために奔走する。
そのストーリーに織り込まれるは、一癖も二癖もある個性的なキャラクターたち。
彼ら彼女らが「物語」をめぐって、コミカルに時にシリアスに関わり合い、物語世界を縦横無尽に駆け巡る。
設定の面白さにしっかりと支えられたストーリーは読み出すと止まらない面白さ。
「ああ、こういう物語あるある」と頷きながら読めば、あっと今に読了してしまい最新話の更新が待ち遠しくて仕方なくなる。
私にとって、web小説の可能性を教えてくれた大事な大切な作品です。
……と、ここまで書いておいて何ですが、この作品の面白さはレビューじゃ伝えきれません。
「読めば分かるさ!」
もうその一言に尽きるかと。
登録:2021/7/10 10:47
更新:2021/7/23 17:15