ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

興味のある神様だけを読んでも楽しめる

5.0
1

 分類がわかりやすく、それぞれの神様のエピソードが簡潔かつ軽快に記述されていて、それぞれのタイトルの付け方も、興味を惹かれます。


 日本の神様は数が多く、漢字の羅列という事もあって名前が覚えにくいですが、知ってみるとそれぞれの神様を主人公に大河ドラマが作れてしまいそうなほど、面白いエピソードがあったり、設定があったり。

 逆に資料が少なくて設定の薄い神様は想像の余地があるともいえ、とにかく日本の神様をざっと知りたい!という方に、とてもおすすめできます。

 こちらの作品で、楽しみながら神様の名前を知って、興味が沸いたら、更に専門書で知識を深めたりもしやすくなるので、自分の知識を発展させる最初の一歩にも優秀です。


 文章が親しみやすいので、肩ひじ張らずに、気軽に知識が増やせるのが楽しいですし、日本人の教養として、知っておくべき内容とも思えるので、毎日少しずつでも読み進めたいです。

MACK

登録:2021/8/3 10:22

更新:2021/8/3 10:22

こちらはMACKさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。

同じレビュアーの他レビュー!!

奴隷屋の日常

善や悪というカテゴリを持たない主人公の物語

 作品タイトルからわかる通り、主人公は奴隷屋。奴隷を売買するという商売をしている青年シリウス。その相棒ともいえるライファットと共に過ごす日常や、過去の出来事のエピソードが綴られた物語です。  奴隷の売買をする奴なんて、ろくでもないのではと思いきや、彼は善人でも悪人でもないです。  奴隷の生活環境を良くしてこそ商品としての価値は高まり、客ともwinwinという理念で、奴隷を商品として丁寧に扱うし、銃や剣に名前を付けて大切にする。物と人に対するベクトルが同じなのかな?という部分も。  「身内」と呼べる相手以外に対しては、物であっても人であっても、大事にすべきものは大事にするし、いらなくなったら捨てるというクールでドライとも言える部分もあり、こういう性格の主人公であることが、とにかく他に類を見ない気がします。  だからといってどっちつかずという訳でもなく、中庸というわけでもない。掴みどころがあるような、ないような。でも裏表がない、なんとも気持ちの良いキャラクターといった感じで。このシリウスという男を知るためだけでも、読む価値あり。  ライファットとのバディ感あるやり取りも小気味よいです。  日常といっても、事件が皆無なわけではなく、ほんわかするものから手に汗握るような色々なエピソードがあり、その物語ごとにキャラと世界観が深まっていき、気付けば最新話を心待ちにしてしまうという作品です。

5.0
1
MACK