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@オノログ
顔がそっくりな二人の男性は、あるきっかけで出逢い、契約を交わし、『交換』することで手に入れたいと懇願していたものを手にし合う。
でも、手にした先に見えたものは、満足感よりも別の真実だった。
鴨志田さんの切り取った『羨望/隣の芝生は青い』気持ち──不思議な体験として是非ご体感いただきたい!
登録:2021/8/7 00:01
更新:2021/8/7 00:01
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こちらは佑佳《なつ色のふみ販売中》さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
お狐さまの比喩表現が優しくてまあるくて、ほんわかとしました。 一度だけ召し上がったなんとも甘美なお供えは、はたして再びお口に入りますやら?
まるでステンドグラスに描かれているような描写──これは何度かご本人様へワタシが投げ掛けた告白文です。 すべてを通すと、長い絵巻物をずっとずっと静かに眺めているような心地でした。 種族が異種であろうとも、歩みより話し合いわかり合うことの大切さをこの物語は教えてくれます。 はとりさんの代表作と銘打っても良い一作です。 世界がきちんと確立し、決して極端に難しい言葉を使っていないので何度でも没入できる世界観だと思います。 最高なのは、この物語にピンと張られ続けている揺るがぬ集中力でしょう。 ファンタジーが苦手でも、深くのめり込めたワタシが言います。