主人公は、隻腕のサイバーカラテ使いシナモリ・アキラ。
そしてもう一人の主人公が、駆け出しの修道騎士 兼 言語魔術師アズーリア・ヘレゼクシュ。
この作品は徹底して、引用の物語です。
神話や伝承を引用して強くなる。強そうなものを引用して強くなる。たくさんの意味を引用して強くなる。
そうやって引用すること、引用されることが力になる、というのがこの作品の根幹をなしています。
この作品は、第一章を読んで文体の軽妙さ、そして描写の丁寧さなどを感じ取ってください。
第二章の呪術バトルから、ぐいぐい引き込まれてハチャメチャで心躍ります。
そして第三章の「3-30 その名はサイバーカラテ」がめっちゃエモい。最高。この作品はこのためにあったのか、と思うぐらいに打ちのめされました。
以下のURLを参考にしたほうが分かりやすいかも。
https://orangestar.hatenadiary.jp/entry/20140911/1410362782
登録:2021/7/10 11:41
更新:2021/7/23 17:15