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ウィッチドライブ ~女の子と事故って魔法少女になり身体の相性が良いから働かされてるんだけど俺はこれを許すべきか? 契約したからもう遅いわよ〜

作品詳細
 時は20XY年。異形、と呼ばれる空想世界の産物だった筈の怪物が現れるようになった現代日本。  俺、高崎ユウ(♂)はそんな世の中で、完璧な手違いで魔法少女になってしまった。しかも巨乳の。谷間があるんですよ奥さん。  しかし身体は俺の言うことを聞かず、異世界から来た魔女、エルザとやらが操ってて、全く動かせる気がしない! でもそれは二人の身体の相性が良いから!? しかも一度契約しちまったら、しばらくは解除できない!?  更には、いきなり触手の化け物に襲われてアーッな展開にッ!?  人にここまでしておいて謝ってもこないコイツを、俺は許してやるべきなんだろうか……?  二人で一人のTS魔法少女物現代ファンタジー、ここに開幕!

笑いあり、怒りあり、語りつくせない魅力の詰まった物語。

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

【物語は】

異形と呼ばれる怪物が出るようになった世の中が舞台。ある日、主人公は手違いにより、魔法使いのようなカッコをした女性に、女にされてしまう。被害を被ったのはこちらなのに、何故か不満を漏らしているのは相手である。

理不尽な状況でも、冷静に状況を把握しようとする彼。喋ることは出来るが、喋ること以外出来ないという事態に。つまり、身体が乗っ取られている⁈

突然、日常から非日常へと引っ張り込まれることになった、主人公の運命とはいかに?


【登場人物の魅力】

段々と明かされていく、主人公の過去。主人公は自身の境遇により、荒れていた時期もあったが、常識的な考えを持つ人物の印象。祖母の教えを胸に抱き、寛容になろうとする場面も見受けられる。


主人公が、とても人間らしい。ここが物語の最大の魅力ではないだろうか。常識的=いい人とは限らない。世に出回っている多くの物語は、人類の為にあっさり戦うことを受け入れてしまう。しかし、それは子供向けの物語であると感じている。あくまでも良いこと悪いことを教えるために、極端にしているのではないかと思えるのだ。大人になれば分別もつくので、人間の感情に対するリアリティを求めるもの。その感情は複雑に違いない。


例えば、子供の頃は守られる側であったが、守るものが多くなればなるほど、リスクを考えたりするだろう。この作品では、そのリスクに対する対価についても描かれている場面があり、協力する理由の一つとして納得できる。


この物語では、主人公の心情がしっかり描かれているので、笑ってしまう部分、一緒になって腹が立つ部分など、感情移入しやすいことも、特徴の一つ。

ウィッチドライブをすることになった相手とのやり取りもとても面白い。相性は最高なのに、仲が悪いのである。しかし、言いたいこと言える相手なので信頼関係や絆は結ばれているように感じた。信頼関係があるからと言って、仲がいいとは限らない。これは現実にもあること。二人の関係が今後どうなっていくのか楽しみである。


【世界観・舞台・物語の魅力】

舞台は、異形と呼ばれる怪物の居る世界である。なので、それを倒すような人々も存在するようだ。

ウィッチドライブのシステム自体がとても面白い。原理は簡単に理解することが出来るのに、いろいろと興味深いことが起きてしまうのが面白い。何故、主人公が男から女になってしまうのか。何故胸のサイズが変わってしまうのか。その辺りの理由についても面白く、単に女性になって戦うのではなく、その為に起きる面倒なことについても描かれている。

本来ならウィッチドライブというシステムを使い、戦うはずではなかった主人公。手違いにより、戦うことになってしまった。この契約は簡単には、なかったことに出来ないため、ある程度の期間は主人公が変わりを果たさなければならない。必要なものは経費で落ちるのだが、それはどうやら国民の税金から支払われるらしい。

その為、必要なものではあるが、”これを税金で⁈”という状況が起き、そこにも笑いが起きる。主人公の複雑心境が笑いを誘うのだ。


この物語は、魔法少女に対する期待のようなものも満たされていると思う。男性が好きそうな際どい展開にて。もちろん、匂わせであるが。

単に笑いだけではなく、敵となる人物たちにも拘りを感じた。悪は一概に悪とは言えないかも知れない。関係ない人まで巻き込んではしまうが、発端がありそこに同情を禁じ得ないこともある。そして、そういう人の心に入り込む人間こそが、本当の悪なのではないかと考えさせられるのだ。


【物語のみどころ】

この物語の主人公は、ある理由から喧嘩などに対しては、腕に覚えのある人物。だからと言って、国民の為に戦う義理はない。それを行うのはそういう職に就いているものの仕事であると考える人間が主人公だ。

この考えには、多くの人が共感できるのではないだろうか。物語だから、フィクションだからこそ、正義の為に戦う者に憧れることはある。それは死なない前提だからではないのだろうか。


多くの物語の正義の味方は特殊な力を持っている。毎回入院シーンのある、ヒーローものは皆無とは言わないが、なかなか見たことがないのではないだろうか。しかし、自分の立場だったなら。いくら力があっても、やはり怪我は免れないし、死ぬかも知れない。そうなったら、何も考えずに協力などしないと思う。しかも、同意もなくいきなり体の性別が変わり、勝手に身体が戦い始めるなど、発狂しそうだ。


この物語には、大人になってからヒーローものや魔法少女ものを見た時の疑問などについても、ナチュラルに解決されている。とても人間らしいところが魅力の物語なのだ。


そして、何故異形が産まれるのか。そこにもちゃんと拘りと理由があるように感じる。正義とは一体なんであろうかと考えさせられるのだ。どんな人間にも心があり、悪が一方的に悪とは限らない。同情もしてしまう物語である。


あなたもお手に取られてみませんか?

笑いあり、怒りあり、ハラハラドキドキしてしまう物語です。果たして、主人公たちは真の敵を倒すことが出来るのだろうか?

是非、その目で確かめてみてくださいね。お奨めです。

crazy'[email protected]レビュー師with優人さん

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登録日:2021/08/08 17:10

こちらは crazy'[email protected]レビュー師with優人さん が読んだ当時の個人の感想です。
詳細な事実については対象作品をご確認ください。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

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主人公の一人ミーケの記憶に隠されたものとは? 少しづつ明かされていく謎と、真実。そして旅立ちの物語。

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

【物語は】 遠い昔に水が失われてしまった世界で、記憶を失ってしまったと思われるミーケという少年の境遇から始まる。彼が覚えているのは、水の豊かな地域に暮らしていただろうという記憶のみ。 それも、何処なのか定かではない。確かなのは、この世界において水が貴重であること。そしてこの物語には、水が深く関わっていること。 主人公たちはある日、自分たちの家に宇宙船がやって来ることを知る。その出会いが全ての始まりだったのだ。 【世界観・舞台・物語】 天然の水のない世界。地球が失われた後の世界のようである。 主人公は20年前に倒れていたところをリーザに助けられ、以来二人で暮らしていた。歴の感覚が地球とは違う為、初めは一部難しいと感じる部分もあるが、重要なのは彼らの目的であり、丁寧に説明がなされている為、段々に慣れていく。 ザラという人物から見えてくる”世界樹”について。 世界樹がどんなものなのか? この物語を理解するのに、一番重要な部分だと思われる。 ”世界樹という”言葉のイメージにより、少し世界観を理解するのが難しいかも知れないが、あらすじにイメージを確定する一文がある。 ”それはいくつもの星系国家の集まりであり、絡まり合う無数の枝のような知識ネットワークを共有している大コミュニティ”(引用) 作中には”世界樹"にも国家があり、経済というものもあり、時には、ある研究を行いたくても、財力の問題でそれを行えない科学者もいる”(引用)とある。つまりこの大コミュニティの名(総称)を”世界樹”というのだ。 主人公たちは”天然水”を巡り、その研究の為に運命的に引き寄せられたのではないだろうか。そしてその研究こそが、ミーケの失われた記憶に関係しているのではないだろうか? その部分に関しては、物語を読み進めると段々と分かって来る。 何故水が失われたのか。この物語には謎な部分があり、それが研究という形で明かされていく。事実や想定などを聞いているうちに、ゾッとすることなどもあり、いつの間にか主人公たちと共に話を聞いている気持ちになる。世界観が、研究報告に(レポート)より分かるというのは、とても面白いスタイルだと感じる。 【登場人物の魅力】 この物語は、両視点で進んでいくようだ。冒頭ではまだ分からないが、群像劇なのかもしれない。 恋愛に興味のなさそうなミーケと、複雑な心境のリーザ。この物語の中では、種族(出身)により考え方が違うようだ。 大事な話といわれたことを発端として、考え方の違いなどが語られていく。独特の世界観を持った物語だと感じる。 この物語は1-8までは、世界観や研究ミーケの記憶、リーザの想いなどについて描かれていく。ミーケの素性についての予想が立つまでは、リーザの複雑な心境についても語られておりハラハラしてしまう。この物語の世界観の中で面白いところは”世界樹”の人間というのは”恋愛感情”については疎いという所。つまり科学者であり、恋愛というものに感情が向かないという事だ。これは、恋愛以外に夢中になれるものがある人には、想像しやすい部分なのではないだろうか。”二人の関係がどうなっていくのか?”というところも、見どころの一つだと思う。 【物語に見どころ】 人によっては、序盤が少し難しいと感じるかもしれないが、読み進めるにつれて面白さを感じるタイプの物語である。 ”水”が重要なキーワード。世界観については、読み進めているうちに”なるほど”と理解することが出来る。 まずこの物語は、何らかの理由で水が失われ、地球(ジオ)も存在しない未来の話である。そして記憶のないミーケという、主人公の一人は二十年前、リーザという女性に倒れていたところを助けられる。 そこから一緒に生活しているうちに、互いがかけがえのない親友になるが、リーザの方は心に変化が表れ始めていた。 そんな時に、ある一人の研究者がやって来るのだ。このことを期に水についてのある説を知ることになる。 そして記憶のないミーケの”記憶”についてや、彼自身のことについて分かることが出てくる。つまり、物語はターニングポイントの日から始まっていくのである。 果たして、ミーケの記憶に隠されたこととは? ≪虚無を歩くもの≫とは? 少しづつ明かされていく謎と、真実。そして旅立ちの物語。 あなたもお手に取られてみませんか? この先彼らに一体、何が待ち受けているのだろうか? ぜひ、その目で確かめてみてくださいね。お奨めです。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

エブリスタファンタジー10万文字以上
書記メルローチェと王家の呪い
 今を隔てること、永劫の彼方。十種の人類が神々の庇護のもと、共に生きる”白銀時代”の真っただ中が舞台のハイ・ファンタジーです。  主人公の少女メルローチェは、白耀龍で中央万神殿の書記。でも度重なる失敗のため、クビの瀬戸際に。  もう二度と失敗を重ねないため、古代爬虫人の王が残したという”無謬の鉄筆”を探す旅に出発します。同道するのは、この世界に武名を馳せる従兄の緑龍の騎士、ネウィル=ブラン=ローサイト卿。途中、砂精人のサッカーラ兄妹、盗掘者のジン=スティルヴィル=タクトの協力を得て、古代の王墓から目的の神器を手に入れます。  が、王墓を荒らした報いが降りかかり、サッカーラ妹は窮地に。メルローチェ、ローサイト卿、それにジンが、その王家の呪いを解くため、奔走します。  主人公が女性、パートナーが騎士と盗賊ということもあり、恐らく女性向けの作品になっているかと思いますが、広くお読み頂けましたら、この上ない幸いです。   ※2019/3/21 完結作品セレクションに取り上げて頂きました。 拙作に目を留めて下さいまして、衷心より感謝致します。 ありがとうございます。 ☆本作続編が『書記メルローチェと『魔術師大全』』です。 https://estar.jp/novels/25353027 こちらもお読み頂けたら嬉しいな……☆ ※2019/2/17 付記「鏖殺の地の物語」が初稿状態ながら完結しました。 突然修正が入るかも知れませんが、冷やかして頂けましたら幸いです。 ※2019/1/30 鏖殺の地のことを知りたい、というご要望に基づき、末尾に付記を追加します。 養女の手記という体裁を取り、不定期更新になりますが、お気付きになりましたら、覗いてみて頂けたら幸いです。 (前半部分は、ピアンキ王たちのお話になります)   

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もう後がない?! 仕事で失敗続きの主人公は旅でも前途多難!

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

【簡単なあらすじ】 ジャンル:ハイファンタジー 度重なる失敗の為、クビの一歩手前となってしまった主人公が、その危機を回避するため古代爬虫人の王が残したという”無謬の鉄筆”を探す旅にでる物語。主人公は目当ての品を探し出し、無事に帰ることはできるのだろうか? 【物語の始まりは】 ある少女の失敗から始まっていく。そしてその失敗を上司である父から注意されるのだ。しかしどうやら彼女の失敗は一度や二度ではないらしく、後がない! という状況に。頑張り屋ではあるものの、そそっかしい性格が仇となっているようだ。果たして彼女は、生まれ変われるのか? 【舞台や世界観、方向性(箇条書き)】 無謬(むびゅう)とは? 理論・判断などに、誤りが無いこと。 同じ竜族でも種があり、それぞれ気質が異なっている。 主人公は今まで神殿集落から出たことはなかったが、従兄や母は冒険をしたことがあるようである。竜以外の種族も暮らす世界。 【主人公と登場人物について】 主人公は落ち着きがなく、そそっかしい性格から頑張り屋であるにもかかわらず、失敗ばかりしてしまう。それは書記としては致命傷でもあった。 父は上司であり書記総長。 従兄に緑衣の騎士異名を取る青年がいる。 彼は使える主君を失ってから、諸国を旅しているらしい。今回彼女が捜すものに関しての情報は、彼から得たものである。 主人公はこの神殿集落をまだ一度も出たことがない。 父は安全第一。母は従兄と同じ、放浪や探索を好む種族(?) 【物語について】 失敗ばかりしていて、”解雇予告”されてしまった主人公は、従兄から数千年前に大陸の東側にあった国の王が所持していたとされる”無謬の鉄筆”についての話を聞く。それは間違ったことは絶対に書けない魔法の筆記具らしい。それは主人公にとって一条の光であった。 彼から行くべき先を教えて貰った彼女は、母の協力を経て旅立ちの準備を整えることになる。しかし父は彼女の身を案じ、反対をする場面も。それでも後がない彼女にとっては死活問題でもあるのだ。読み手としては仕事が好きだからこそ続けたいのではないか? と感じた。その為にはやはり自分の性格が壁となる。簡単に治せるものではないからだ。手に入る確証のないものではあるが、きっと藁にも縋る想いなのだろう。彼女の決心は揺るがなかった。一人で旅に出るのかと思った旅立ちの日、ある人物も同じ場所へ向かい旅立とうとしていた。初めて産まれた場所から旅立つ、冒険に出る主人公にとっては心強い。だが彼女はどうやら負けず嫌いでもあるようで、前途多難な旅になりそうである。果たして無事に目的のものを手に入れることは、できるのであろうか? 【良い点(箇条書き)】 ・娘の旅立ちについて、父と母の反応は違う。それは種族の気質の違いでもあるようで、とても分かりやすい。 ・主人公の性格や気質が言動から伝わって来る。 ・危なっかしくて、ハラハラしてしまう。 ・登場人物それぞれに個性がある。 ・情景が分かりやすい。 ・旅に出てもすんなりいかず、物語に主人公の性格が活かされている。 ・自分にあった武器というのが良い。どのように使われていくのだろうか? 【備考(補足)】92ページまで拝読 【見どころ】 仕事で失敗ばかりしている主人公は、もし次に失敗をしてしまったらクビになってしまうところまで追いつめられていた。問題はそそかっかしい性格。しかし性格はなかなかどうにかできるわけではない。そんな時、従兄から絶対に間違ったことを書けないという”無謬の鉄筆”の話を聞くのである。彼女はその道具を手に入れるために旅に出ることを決意する。神殿集落を出たことのない彼女にとっては、とても勇気のいる選択。しかし他に道がないほどに追い詰められていたのだ。 父に心配されるも意志の変わらない主人公は、母にサポートされ旅立つことになる。そして実際旅立つ日には従兄からもサポートを受けることになるのだが、彼女はカチンときやすい性格なのか半日で失敗してしまう。とても危なっかしい。だが転んでもただは起きぬ、ということなのだろうか? 良い出会いも果たすことになる。知らない土地での出会いは、今まで一つの集落にしかいたことのない彼女が新しいことを知る機会でもあったのではないだろうか? ハラハラするものの、ワクワクする展開も待ち受けているように感じた。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 読了部分ではまだ、お目当ての品は見つかってはいません。これからどんな展開になっていくのか、その目で是非、確かめてみてくださいね。おススメです。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

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