私も「印象、日の出」を初めて見たときの謎の感情に説明がつかない。私もそう、モネはバンっとあれを思い出します(勝手な話ですが私も作中についつい出した絵でした)。
あれって、そう。流れていくんですよね、で、ふと関係ないときに「あの景色」がふわっと浮かぶ。そして強烈に「モネ!」とぐっと心の近間にやってくる。
百音にとって、本当は…と、書かれてないことを想像する。「なんでもよかったのか?」と機密に聞いてくる結城くんの気持ちもわかる気がする。この、だらっと、なのにさらっと流れていく物の意味は、きっと後で気付くんだろうな、この子は。なんて思ったりした。
この距離感、例えば私も結構、上の空で別のことを考えたりする癖がある。これをどこか切ない、という風に表現しなかったところに作者の影を追いたくなった。(このレビュー、参考にならない感性かもしれませんね。本当に個人的な意見です)
さて、恋愛とは。個人的に作者と話してみたい。
登録:2021/8/15 04:55
更新:2021/8/15 18:00