ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

純文学と大衆文学の狭間

5.0
1

 削ぎ落とされた、物語に作者が邪魔にならず淡々としていて、わかりやすい。しかし内容はもちろん文体なども「エンタメ」ではない作品。


 と、ついつい書き手視点の感想を書いてしまいましたが、文章は本当に「どちらの良いところも捉えている」からこそ、自分に持ち帰り易い作品で、ついつい考えてしまいました。私は戦を知らない世代ですが、読んでる瞬間はありありと肌でそれを感じる。


 大抵戦争物は押し付けがましくなるものですが、作者様は正直な方なのだろうと思います。知らないことは知らない、自分で考えたり感じたりした自分の中のものを出しますよタイプの。気持ちも恐らくそう。今を生きている何一つ代わりのない人間の「思い」。でもその人の身近の単語に「戦争」がある世界観。それが「現実(リアル)」。


 だからこそ語り継ぎ感じなければならないのだ、本音は忘れたいときだってある…それも悪いことではない…と、ついつい熱くなってしまいレビューがまとまらなくなってしまいましたので終わります。


 私は作者様にも思いを伝えたい。良作ありがとうございました。色々考えさせられました。

詩木燕二

登録:2021/8/15 15:56

更新:2021/8/15 15:56

こちらは詩木燕二さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。

同じレビュアーの他レビュー!!