おお、いま↑表示されて気付きましだが恋愛ジャンルだったんですか。尚更良さに気付きました。おお、大分捩れているな。
確かにそうですね…恋愛ですが、作者の裏の意図が見えるような、という新しい感想がこんな形で出てくるとは。
最後一文でこちらが「はっ!」と突き放される系のお話なのですが、まずこの2000字あまりを読んでいる最中、誰が誰に話しかけているのか、と言うのがある。では、話しかけられている側に行けば「一体何を言われているのか」になる。ですが主人公一人称なので突き放されてしまうわけです。あくまで私たち読者は「事象の傍観者だ」と思わされますが、内容が衝撃的で、そういうタイプの「余韻の無さ」がある、ので、かなり中毒的なお話です。
それが、短い。さっと呼んで欲しい、多分しばらく読書から帰ってこれなくなります。
登録:2021/9/11 12:31
更新:2021/10/11 04:30