蛮族の王子様　～指先王子、女族長に婿入りする～

王族としては不器用で馴染みきれない主人公は、姉が命を救われたお礼にと要求された婿として蛮族へ嫁ぐことになりました。

無理やり追放された訳ではなく、本人ノリノリで出発していますので、そこは安心して読んでください。

まず主人公がめちゃくちゃいいやつです。いいやつすぎて王族ではやっていけなかった彼ですが、蛮族生活にも早々に順応していきます。

そして何より、ヒロインが可愛い! 可愛すぎる。と言うか蛮族の女の子はみんな可愛い。基本野蛮で脳筋なのも可愛いです。

強くて逞しくて格好よくて、それでいて結婚してからは主人公に甘えるギャップが可愛くて仕方ありません。

そんな二人の関係を応援したくて、ページをめくる手がとまりません。一気読みしてしまいます。結婚して子供も産んで大団円で、文化の違いこそあれ胸くそ展開はないので安心して読んでください。

異文化交流や理解の面もあり、神が身近な大きな差から日常の小さな差までたくさんあって、主人公と同じようにわくわくしながら楽しめます。

真面目な主夫な主人公と、わんぱくだけど強くて格好いいヒロインの純愛物語。少しでも興味をもったら是非読んでみてください!