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巧みな文章と構成で綴られる、しょっぱいアップルパイと呪いのお話

5.0
1

主人公の弥代は、アップルパイが美味しかったからという理由で、パートナーの景と結ばれた。それ以降、彼からアップルパイを食べたいと言われなかった弥代だが、ある時ついにアップルパイを望まれてしまう。しかし、弥代はアップルパイが嫌いだった。彼女が景にあげたのは、自分が作ったものではなかったから――。


と、アップルパイが嫌いなのに、愛する人のために作らざるを得なくなってしまった弥代。今度は自分で作ったものをあげたいと頑張る彼女が微笑ましく、けれど不安も伝わってきます。


そんな弥代には、とある呪いがかけられているのですが、果たして一体どんな呪いなのか、弥代やアップルパイとどういう関係があるのか。それは、ラストシーンの余韻に浸りつつ、ご自身の目で確かめてみてください。

葉霜雁景

登録:2021/10/12 17:30

更新:2021/10/12 17:29

こちらは葉霜雁景さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。

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葉霜雁景