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Untitled:名前の無い地図

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フジョッシーより【検証実験企画参加作品】を転載 mana版あらすじ 福井から逃げるように愛知にやってきた到流。自分の未来を描けないでいる。夢を諦めて父の会社の跡取りを目指す文雄。昔描いた地図を捨てきれないでいる。2人が互いの地図をそっと手離すまで。  *必須設定↓* 以下の登場人物二人が物語の主軸になります。 名前 中瀬 文雄(なかせ ふみお) 30歳 人物 昔は飲食関係の店を持つことが夢で、若い頃は夢中で飲食関係の店でバイトしていたが、実家の中瀬電機を継ぐために夢を諦める。表向き父親とはうまく行ってる様に見えるが、未だに飲食関係の道へ進む事が諦めきれず燻っているので、父親とはあまり上手く行ってない。人柄と職業柄もあり、割と顔が広い。人見知りなどもないので、誰とでも気さくに話ができる。 名前 田川 到流(たがわ いたる) 25歳 人物 田舎の漁師町で育ち、父親が犯罪を犯したことで収監される。祖母に預けられたためおばあちゃん子。父親とは服役中に会いたいと手紙を貰うが、それを拒否して以来一度も会ってない。そのことを後悔している。文雄のバイトしていた飲食関係のお店でバイトをしているが、それも明確な何かがあってというよりは、なんとなく。辛い過去がある(父親の収監による)せいか、年齢の割に色々冷めてる。

すっきりとした潮風

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

 潮風は纏わり付くようなじとっとした雰囲気がある。それがなんなのか、まぁ「一塩」なのかもしれない。


 二人の内へ想像力が書き立てられるのは、現物が引き立てているのかなぁ(ご飯とかコーヒーとか本当に美味しそうに書かれていた)これぞ木を隠すにはなんちゃらだよなと思わされる筆力でした。


 塩の匂いとすっきりしたコーヒー。寝起きに読んだのですが(個人的でどうでもいい話でしたね)朝読、気付けばレビューを書こう!というくらい頭が冴えました。寄せては返す漣のような作品。

詩木燕二(蔵出し中)さん

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登録日:2021/10/15 04:03

こちらは 詩木燕二(蔵出し中)さん が読んだ当時の個人の感想です。
詳細な事実については対象作品をご確認ください。

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