現代の傭兵、民間軍事請負会社PMSCs。
人型兵器を手足と駆り、紛争地帯で“支援業務”に従事する少女の日々。
――というのは表向き。
襲い来るゲリラを退け、絶望にまみれた命を刈るうち、いつしか舞台は戦の闇へ。
平和の裏側、栄光の陰。魔の巡礼にも似た、心の遍歴。
救いは情、されど背反、殺すか死ぬか――そして心に闇が差す。
錯綜する情報に踊らされ、
鋼の意志に支えられ、
心通わす情を知るとき、
――事実は少女に牙を剥く。
戦の真実。
思惑の果て。
戦う意味は。
己の価値は。
結論――(当局により検閲・削除済)
登録:2021/7/10 22:11
更新:2021/7/23 17:15