コミカライズ担当漫画家さんの名前につられて漫画を読んで、原作を読んだつもりで読んでいなかったことに気付いて読了。
ライトな感じかと思いきや、全体的にはやや重めな内容だった。
ヒロインとヒーローは恋愛はしているが急激にラブラブになっていて、二人の恋愛過程を楽しむ要素は薄く、どちらかというと王様の復讐劇というドラマの方が主軸に感じた。
最後、『綺麗に片付いたと思ったのに実は終わっておらず、まだ騒動は続くぜ』的な匂わせキャラが登場したのにはがっかりした。
これは、なろうでは完結だけど、書籍の方で話を広げてずるずる巻数だけ重ねていくタイプになるのかなあ、と。
これが第一部完で、まだ続ける予定があるならその旨を記載して欲しいし、完結表示をしてる現時点で本当に本編が終わりで先がないのなら、匂わせキャラは余計な存在でしかないのでいらなかったのではないかと。
2022年1月に書籍2巻が発売されるが、そちらに書き下ろし新章が入るそうで、これが上記匂わせキャラを含めた書籍のみ展開していく(かもしれない)3巻以降の布石的なものではなければいいがな、と思ってしまう……。
登録:2021/12/22 04:55
更新:2021/12/22 04:58