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@オノログ
近未来の世界で、ショウ・マクレイアとソルクス・イグルスを中心とした少年兵が活躍するミニタリー作品です。
『正義とは? 命の価値とは?』など難解なテーマを個性豊かなキャラクターを通し、示してくれます。読み手のバックボーンにより味が変わる物語です。敵も人間である。生き方を並べて、揃えて、対比させて巧みに『人間』を書き出しています。
野武先生の表紙・挿絵も、文と調和がとれた作品の雰囲気とよく合う甘すぎない作風で物語を彩ります。
オススメです。
登録:2021/7/11 05:48
更新:2021/7/23 17:15
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こちらは革波 マクさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
主人公である藤川優が、真夜中に一本の電話を受け取ります。そこから『ヨル』という人物と接触し、物語が動き出します。 語りは純文学的というのでしょうか。耽美で芳香漂う文体です。『horror』は『恐怖』と訳されますが、この物語が『畏怖』の物語だと感じます。 ホラーが苦手であったり、物語に入り込みやすい方は注意したほうがいいかもしれません。それだけ力のある物語です。
主人公の男の子と天然神様との運命の赤い縄(糸ではなく!)を巡ったラブコメディ。完結作品です。 キャラクターが可愛い。公園でワチャワチャと遊んでいるところを、遠くのベンチで眺めていたい気持ちになります。思わず笑ってしまう書き回しも魅力的です。 読みやすく、元気になれる作品です。