特に記念日でも無いのに社長に顔見知りの集まる別荘に招待された主人公は、日頃の恨みにより社長を殺害。そこを探偵役に目撃されるが、探偵役は客をある部屋に集めてくれ、と持ちかけるだけ。そして探偵役は社長殺しの真相を語るのですが…みんな「自分が犯人です」って言い出します。探偵役も遺産目当ての犯人です。
どういうこと??って感じなんですが、ちゃんとしたトリックもどんでん返しも用意されていてきちんとミステリーしていますので、最後まで読むと「そういう事だったんだー!」ってスッキリします。
中編といっても3万文字くらいです。本格ミステリーお好きな方に!
登録:2022/5/3 20:43
更新:2022/5/3 20:20