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@オノログ
過保護が故に幾分ぎくしゃくしてしまった父娘関係。それを取り巻く周囲の人間模様。
一話ごとに別視点から語っている為か、それぞれの心情がよく伝わってきます。
そば屋を営む父が嫁いでいく娘の為に、工夫を凝らしたサプライズを準備している様子が微笑ましく、愛を感じられました。
きっと心に残るサプライズだったことでしょう。
読了後、あたたかい気分が残る作品です。
登録:2022/6/11 13:00
更新:2022/6/11 12:56
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こちらは想田スイさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
停止した夜行列車から始まる物語。淡々と進む、とても雰囲気のある作品。 夜中の静けさの中にある乗客の息遣い。たまたま居合わせた乗客同士の浅い会話。どことなく居心地が悪いような一時だけのやり取り。予定外に夜行列車に乗った様子の主人公はどこへ向かっているのだろうか。 まさに一寸先は闇。短くまとまった良作です。
SF飯テロと言ったら良いでしょうか。宇宙移行士という聞き慣れない言葉は、しかしその字面からなんとなく役割が見えてきます。 新しい星で何が食べられるかなどを調査する方のよう。命は食にありと言いますし、とても重要な役割です。何やらおいしそうな気配にわくわくします。 皆で楽しそうに新星の食材をいただくシーンには空腹を覚えました。始海アジのイカダ焼き、是非ご一緒したいものです。 短編で終わらせるには話がもっと膨らむなと感じていたところ、作品タグからシリーズ作品であることが判明。単作でも楽しめますが、他の作品も気になるところです。