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@オノログ
親への反発心、うわべだけの友情。
このくらいの年齢の子は発展途上で、様々な感情を持ち合わせているのではないでしょうか。主人公の持つ厭世観というか、鬱屈した諦めにも似たものが伝わってきました。
友人が自分のことを「親友」と思っているのか、本音で話しているのか演じているのではないかなど、他人の気持ちはなかなかわからないものです。
自身の十代のころを思い起こし、若干苦い気持ちに浸りました。面白いという表現は不適切かもしれませんが、良い作品です。
登録:2022/6/13 22:56
更新:2022/6/13 22:54
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こちらは想田スイさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
停止した夜行列車から始まる物語。淡々と進む、とても雰囲気のある作品。 夜中の静けさの中にある乗客の息遣い。たまたま居合わせた乗客同士の浅い会話。どことなく居心地が悪いような一時だけのやり取り。予定外に夜行列車に乗った様子の主人公はどこへ向かっているのだろうか。 まさに一寸先は闇。短くまとまった良作です。
過保護が故に幾分ぎくしゃくしてしまった父娘関係。それを取り巻く周囲の人間模様。 一話ごとに別視点から語っている為か、それぞれの心情がよく伝わってきます。 そば屋を営む父が嫁いでいく娘の為に、工夫を凝らしたサプライズを準備している様子が微笑ましく、愛を感じられました。 きっと心に残るサプライズだったことでしょう。 読了後、あたたかい気分が残る作品です。