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作品紹介

 アーシャは建国からある由緒正しい公爵家の一人娘だ。  由緒正しい公爵家は表の顔。裏では帝国に仇なす人間を排除する暗殺家業を営んでいた。  後継者である彼女もまた暗殺者である。  ある日彼女は、召喚された異世界人のアルバートを監視する大役を皇帝から命じられる。  太古の昔使われていた魔法を使用するアルバートに危機感を抱いた皇帝は彼の暗殺を目論み、アーシャへの命令を監視から暗殺へと変更した。  しかし、実力者である彼を早々に始末する事は困難である。  虎視眈々と始末する機会を伺うアーシャだったが、その最中に見えてきた一つの可能性。  自分の目に見えるものが全て。  そんな考えのアーシャは初めて見てしまった可能性により、大きく信念を揺らがされてしまう。  揺らいでしまった彼女の刃がアルバートへ届く事はなかった。  盲目に信じていたある事を否定された彼女は、真実を知るため奮闘する。  一方アルバートは、自身を害するはずの彼女にとろけるような甘い言葉を贈り、アーシャの心を溶かしていく。  彼女に猛アピールをしつつ、懐に入れた仲間と冒険者として生活を送っていた。  そして、ある事件をきっかけに『英雄』となる道を歩む事となる。~作者作品紹介より~



 世界観が細かく描かれ素晴らしいですね。私は普段異世界ファンタジーを読まないのですが、この作品は作者様が創った世界を不足なく読者に示せていると思います。街並みや人々の描写が細かくて、文章を読んでいるだけで情景が鮮やかに浮かびました。

 人物描写も容姿だけでなく服装まで細かく描かれ、異世界ファンタジーがお好きな方ならガッツリと読み込むことが出来る作品ではないでしょうか。

 ヒーロー役のアルバートのイケメンぶりも、想像すると楽しくなります。そのアルバートが溺愛なんて、アーシャが羨ましくなりそうです。

asato umi

登録:2022/9/24 19:45

更新:2022/9/24 19:37

こちらはasato umiさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。

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迷宮探偵4946 ~剣と魔法のファンタジーRPGで、なんとしても探索者として成功したい黒髪和風エルフの巨乳剣士(天然)は、この世界にたった一人の『迷宮探偵』に依頼して最難関の迷宮で一発逆転狙います!~

作品紹介 この物語は史上稀に見る高難度にして 伝説の「クソゲー」として知られる 剣と魔法のRPG『ドラゴンファンタジスタ2』を舞台にした、とある探索者たちの 迷宮をめぐる日常を描いた        冒険活劇である。 一流の「探索者」を目指すその少女は、遠く長く険しい道のりを越えて、ようやくこの地にやってきた。彼女の名はアイシア。その種族特有のとがった耳と、美しい黒髪が自慢の、ハーフエルフの和風剣士である。あと、おっぱい。 アイシアがここにやってきた理由、それはこの剣と魔法のRPG『ドラゴンファンタジスタ2』の世界において、唯一無二といわれている「ダンジョン専門の探偵」に、とある仕事の依頼をするためであった。 ある大雨の日、アイシアがたどり着いたのは「4946迷宮探偵社」。そこで彼女を待ち受けていたのは、美少年だけどなーんか目つきの悪い魔法使い・マルタン。そして、ヒョロっとしてなんとも軽薄で頼りなさげな無精髭のおじさん・シクヨロ。 ちょ待てよ。マジで、こいつらに依頼しちゃっていいのか? いまからでも考え直して、回れ右してこの部屋を出てったほうがいいんじゃないか? どうする、アイシア? 「それからアイシア、最初に言っとくけど、このゲームにドラゴンは出ないからな」 「え? 『ドラゴンファンタジスタ2』なのに」 「たぶん出ないと思う」 「ホントですか?」 「出ないんじゃないかな」 「……」 「ま、ちょと覚悟はしておけ」 「さだ◯さしかよ」 「気にするなマルタン。ファンタジスタも、出ない」 ……やっぱ、やめといたほうがいいかも。~作者作品紹介より~ 読みます企画にご参加で第5話まで拝読させていただきました。 テンポの良い会話文で物語の説明がされ、慣れた文章がとても読みやすいと思います。 世界観の説明が地の文に上手く練り込まれていて、ファンタジー作品が苦手な私ですが、違和感なく読み進めることができました。 3人のキャラクターが立っていて、この先の展開が楽しみです。 特にシクヨロさんの力の抜け具合、雰囲気が良いですね。 たまにでてくる芸能人ネタは年代によって、ハマる人にはハマるお話なのだと思いました。

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asato umi

悪役令嬢は等身大な恋がしたい

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asato umi