享年29歳の男――人生をドロップアウトするには早すぎる死だったが、気が付けば領地を持つ上級貴族の息子、ソラ・クラインセルトとして転生していた。
――主人公の両親が統治する場所は、賄賂に横領、重税、領主軍を使っての領民拉致&奴隷化etc……。
眼前に広がるのは、豚領主(父親)によって破滅寸前まで追い込まれた“詰みかけ領地”!
ソラ・クラインセルトはこの状況を巻き返せるのか!?
まさかの二歳児が挑む、領地改革ファンタジー登場。
/////
なろうを昔から利用している人なら見たことがあるかもしれないこのタイトル。
二歳児が内政なんてできないだろ、なんて思ってしまって、当時は読まなかった記憶がある。
けど改めて読んでみて感動してしまった。
安心してください、二歳なのは最初だけです。
というより二歳がどうのこうのなんて気にならないぐらい物語が面白い。内政の知識ももちろんだけど、主人公が選び取った最後のエンディングの形まで含めて、すべてが綺麗にまとまっていて面白かった。まさに最高の終わり方だと思いました。
登録:2021/7/9 23:19
更新:2021/7/23 17:15