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コロナ禍に オモイ想いて 十重二十重 綴り編み上げ ヒトの間に間に

5.0
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「『いま』ならでは」など生ぬるい。

『鮮烈』『繊細』それだけでもない。

此処に個々に確とあるのは『コロナ禍』という『いま』に晒されたそれぞれの生。


色褪せた風景

ささくれるココロ

それでも『いま』に息吹くヒト


希望の明日も

絶望の破滅も

どちらも僕らは見失い


さりとて今日は今日として

壊れた『いま』にまだ住まう


散りばめられたココロのカケラ

切り取り集めた景色の数々

一つ一つに『いま』映しつつ

重ね重ねて意味を成す


綾成す意味と素朴なオモイ

綴り編み上げ十重二十重


ヒトの間に間に

漂う『いま』とは。


◇コロナなんて関係ないと信じたかった僕らの物語◇


信じなくても

『いま』そこにある

中村尚裕

登録:2021/7/12 21:48

更新:2021/7/23 17:15

こちらは中村尚裕さんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。

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