少女は想い人のそばにいる。
少女は想い人を追いかける。
少女は想い人の死の覚悟を受け入れる。
少女は想い人の死を信じない。
少女は想い人になっていく。
少女の心の闇にスポットをあてながら、ただ一つの目的に向かって突き進ませる。
様々な人々の言葉が少女の心の底の感情をすくい上げる。
それは少女にとって闇そのものか。それとも光たりえるか。
心理描写が見事の一言だったわ。
気がつけば主人公の己の内なる心への言葉に惹きこまれていくの。
秀逸な人間ドラマ。是非一度お読みいただきたいわ♥
登録:2021/7/12 21:58
更新:2021/7/23 17:15