「どん底を知っていること。そこから救われたことがあること。この経験があるから、私はどんなことがあっても前を向いていける」
自身がなぜアイドルに救われたのか。 その疑問を解くためにアイドルになった主人公、奏ちゃんが様々な事情を抱えたメンバーとともにステージに立つお話です。
一番上の台詞からわかると思いますが、この子すごい芯が強くてカッコいい主人公なんですよね。
メンタル自体は別に鋼というわけでもないのですが、挫折から逃げない。
やはり一度逃げちゃってアイドルに救われた経験っていうのが彼女の中ですごい息づいているなって感じます。
ただ、それでもグループに対する責任感の強さが裏目に出るというか。
失敗した時の申し訳なさっていうのには少し弱いのかなって感じもありますが、そこも魅力ですしそもそも一人でやっているわけではないのですから仲間との絆が大事な部分ですよね。
なんというか奏ちゃんの事だけひたすら語るレビューになってしまいましたが、それ以外のキャラもとても魅力的なのでぜひ読んでみてください。
登録:2021/7/9 21:16
更新:2021/7/23 17:15