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akinokonikaさんのレビュー

謎解きも冒険も楽しめる、児童文学風ファンタジー

5.0
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主人公のウネンは、小柄で男の子と間違えられてばかりいる少女です。一人称が「ぼく」で、考え方や行動も少年ぽくて、性別とか関係なく読者を物語に引き込んでくれます。


そんなウネンに地図の作り方を教えた師匠は、三年前から行方不明なのですが、その師匠を罪人呼ばわりして探しに来たのが、旅の剣士オーリ。大柄で口下手で不愛想で、「いかにも」て感じの強面ですが、実は苦労性で心配性で、天然ボケも入ってます。


後から合流した凄腕の魔術師モウルは、口が上手くて愛想が良くて女性にモテる、これも「いかにも」て感じですが、早々にメッキが剥がれて胡散臭い呼ばわりされてしまうという、ちょっと残念なお兄さん(私は大好き)(ほんと好き)。


なんだかんだあって、ウネンの師匠を探して旅に出た三人は、お互いに理解を深め、支え合う様になり、それぞれの辛い過去も乗り越えていきます。

テンポの良い会話とか、阿吽の呼吸とか、最高のトリオです。


登場人物だけでなく、物語もとても面白いです。

小さな事件やトラブルを一つ一つ解決している内に、気が付けば目の前には世界の秘密が立ち塞がります。あれも、あれも、あれも伏線だったのか! と驚くと同時に、読み返したくなりますし、事実読み終えた後に何度も読み返していますが、伏線を確認するのが本当に楽しいです。


ファンタジーならではの美しい表現も、人々の生活や文化の描写も、まるで映画を見ているかの様です。


子供の頃に夢中になって読んだ児童文学ファンタジーを思い出す、宝物の様な物語。いつまでもこの世界に浸っていたいと思わずにはいられませんでした。

登録日:2021/7/16 17:55

更新日:2021/7/23 17:15

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こちらはakinokonikaさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。

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