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カクヨム青春・ヒューマンドラマ10万文字以上
灰色な君は
お前には人の心は無いのか。そう言われてから十年、少女は大人になっていた。 勤め先での異動、新たな出会い、過去との決着。 目まぐるしく変わる環境に藤代さんは何を思う? ※百合ですが男も登場します ※前作「懇意にさせてよ 青井さん」のキャラが一部登場します(前作読んでなくても支障なし) ※小説家になろう・ノベルアップ・Novelee同時掲載

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環境の変化や小さな繋がりから変わっていく、主人公の日常。

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

【簡単なあらすじ】 ジャンル:現代ドラマ 五年近く働いた職場での、急な部署の移動。人とコミュニケーションを取るのが苦手な主人公が配属された先は品質改善チームという作業者に寄り添った部署であった。その為、作業者に聞き込みなどをしなくてはならず、自分に向いているとは思えない部署だったのである。しかしチームの中で仕事をしているうちに主人公に少しづつ変化が起こっていく。一方私生活では、親から虐待を受けている女の子を家に匿ったことをきっかけにし、心情に変化が起こり始めるのであった。 【物語の始まりは】 葬儀での一場面から始まっていく。主人公に向けられたのは父からの辛らつな言葉。このことが、この先どのような影響をもたらすのか?  主人公は高校卒業後すぐに働きに出たのだろうか。 彼女の日常が始まっていく。これから彼女に起きていく変化とは? 【舞台や世界観、方向性】 ガールズラブというタグ(キーワード)があるということで、恋愛要素が強めかと思いきや、ヒューマンドラマ主体の現代文学寄りである。主に舞台は職場と家。職場では人とコミュニケーションをとるのが苦手な主人公がコミュニケーションを必要とする部署に配属され、少しづつ価値観が変わり人として成長もしていく。また家では、隣に住む親から虐待されている高校生とかかわりを持つことで、心に変化が起きていく。 【主人公と登場人物について】 裏板という生産ラインにいた主人公は、四年と二カ月務めた会社で唐突に異動を言い渡される。初めての移動となるが、その先は改善チーム。主人公を含め五人のメンバーで構成されているが、主人公以外は男性。 野中という男性がこのチームのリーダーであり、主人公を引き抜いたらしいが、彼曰く”現場の聞き取りを中心に。女の子の方が言いやすいから”という理由であったが彼女の性格はお世辞にも社交的とは言えなかった為、主人公も首をかしげる。 人の集まる場所、話しかけることを避け、お昼を食べない主人公。 キーワードのに百合とあることから人を避けているのは単にコミュニケーションが苦手だがらということではないのかも知れない。(4ページの時点では不明) 【物語について】 母の死から始まり、父に辛らつな一言を言われる。過去の記憶なのだろうか?  この物語は、日常が変わっていく日から展開されていく。職場では移動があり、私生活では今まで関りのなかった隣の住人と関わっていく。淡々としていた日常は少しづつ変わっていくように感じた。 職場では明らかに苦手とする部署になり、憂鬱なのが伝わって来る。彼女がどんな理由で人と接するのを避けたいのか(HSPなどによるものなのか? 性格なのか、過去に何かあったからなのか)、10ページの時点では明確には分からないが、苦手な人にとっては”他人と接触する”そのものがストレスであり、疲れてしまう。しかしこの職場で彼女を引き抜いた人物はコミュニケーション能力があり、気遣いは出来るもののその事に気づかない。その為、主人公の気持ちは痛いほど理解できる。 一方、母から虐待(暴力)を受け、主人公の家に匿って欲しいということをきっかけに家に上がり込むようになった高校生とは少しづつ打ち解けているような印象。主人公の淡々した心情が彼女に対しては少し変化している。 【良い点(箇条書き)】 ・ゆっくりと日常が変わっていく物語。初めは淡々としているが、主人公の日常に少しづつ変化していき、それに伴い主人公の心情も変化していく。 ・冒頭の辛らつな父の一言から、父親とは仲が良いとは言えないことは想像がつく。主人公が悩みを抱え……という物語かと想像したら問題を抱えている 女性たちに出逢い、主人公が変化していくという物語であった。 ・初めのうちは名前のある登場人物が多いと感じるが、意外な場面で繋がりがあったりと、リアリティを持たせていると思った。 ・現時点ではどんな風に恋愛要素が含まれていくのか分からないほど、ナチュラル。互いが互いを必要としているというのが伝わって来る。 ・とても現実的な、物語である。 【備考(補足)】29ページまで拝読 【見どころ】 人にはそれぞれ抱えているものがあり、悩みも千差万別だと思う。そして関わってみなければわからない部分も非常に多い。 主人公は隣の家の少女に手を差し伸べなければ、この先も変わらないままだったのかも知れない。確かに、傷ついている人に手を差し伸べるのは人間として当たり前の行為かも知れない。しかし冒頭の父からの言葉を見る限り、彼女にとってそれが当たり前であったかどうかは別である。 隣の少女と関わるようになり、今までなら見て見ぬふりをしていたかもしれないことに、自ら関わっていく。その変化が良かったと感じるのか、悪かったと感じるのかはまだ先のことだと思う。だが読み手から見ると、彼女は生き生きしているようにも感じるのである。 一方会社でも変化が起きていく。今まで関わることのなかったタイプの女性の相談を受けることになる。彼女がどんな悩みを抱えているのか、読了までの時点ではまだ明かされてはいないが、主人公は周りによって変わり始めている。人の人生に大きな影響を齎すものは、ほんの小さなきっかけなのかもしれない。この先、主人公はどんな風に変わっていくのだろうか。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

小説家になろう恋愛10万文字以上
悪役令嬢に転生したはずが、主人公よりも溺愛されてるみたいです
【第九回ネット小説大賞受賞作。書籍発売中&コミカライズ企画進行中】 義姉である主人公に嫉妬して、日々の嫌がらせはもちろん最終的には殺人未遂まで犯し、処刑エンドとなった悪役令嬢リディア。 気づくと、そんな小説の登場人物リディアに転生していた私。 詰んだ!! と絶望しかけたけど、転生したのは物語が始まる2年前だった。 濃い化粧を落としたら超絶美少女だったので、態度や振る舞いを変えてなんとか処刑エンドを回避してみせます! 主人公と結婚をする予定の冷徹な長男エリックとの冷めきった関係を修復して、犬猿の仲である次男カイザの怪我フラグを折って、イケメン護衛騎士のイクスへの逆セクハラもやめて、小説とは異なる婚約者の毒殺される未来を回避させたら、みんなから大事にされるようになりました。 これで私の未来も無事!? と安心していたところに、小説の主人公サラが登場! 予定より早いし、性格も悪いので何かおかしいと思ったら……どうやらサラも転生者みたいです。 小説の通りに進めたいサラには申し訳ないけど、私も自分の未来のために抵抗させていただきます。 念のためR15をつけました。

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テンプレ悪役令嬢転生溺愛逆ハーレム!テンプレなのがいい!

point_star point_star point_star point_half_star point_zero 3.5

乙女ゲーの悪役令嬢になって、嫌われてた家族やその他の攻略対象に溺愛され、原作知識を神のお告げとして予言しちゃってちやほやされる! と言う悪役令嬢転生逆ハーレムテンプレの見本のようなストーリー。 ちょっと男たちがちょろすぎる気もするけど、美少女なら仕方ない。誰だってそうなる。 一応原作知識を誤魔化そうとしたりもするけど、神のお告げがばりばり通じるので特に不審がられることはないです。 ちょっと強引な流れもありますが、基本的にテンポよくさくさく進みますし、それぞれのキャラも特徴的によく分けられていていいです。 最後までイケメンに弱いだけで特定の人とくっつかずに別でルート分けされてるのもいいですね。 30万字と一気読みできる長さで、ほどよく起承転結がしっかりまとまっているので、テンプレ好きな人にはおすすめです。

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かんむり

小説家になろう青春・ヒューマンドラマ10万文字以上
私の穢れた血を洗いに
 母が村を焼き討ちした帝国兵に犯されて生まれた混血児の少女ユミン。ユミンは村人たちから『鬼畜の子供』と呼ばれ差別と迫害を受けながら生きていた。  ある日、ユミンは『狼羊』という童話から「父を殺して自分も村人たちと同じく帝国兵を憎む一員なのだと証を立て、皆から認められるべし」という教訓を得て、実父を探し出して殺すことを決意する。  村を訪れた戦争調査隊との遭遇を経て、ユミンは彼らと共に顔も居場所もわからぬ実父を探し、復讐を遂げようとする。  完結しました。  ステキブンゲイ、エブリスタ、note、ノベリズム、個人HP『絶望書房』でも公開中。

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葉霜深海

小説家になろうファンタジー10万文字以上
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!などと言いながらも、日々を楽しくスライムライフ。 出来る事も増えて、下僕も増えて。ゆくゆくは魔王でも目指しちゃおうかな? そんな、どこかずれた天然主人公の異世界スライムライフです。 ※本編完結済み。  番外編は、人によっては蛇足。

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G-man

小説家になろうファンタジー10万文字以上
転生したから新世界を駆け巡ることにした
赤田川ヨウは飛行機事故に巻き込まれ、失意のまま死亡すると異世界で第二の生を受けていた。 男爵家に生まれたものの前世の記憶が災いして生活に馴染めず、厄介払いをかねて開拓学校を受験させられてしまう。 ――え、人型兵器があるの? 適性ないの? 落第? ……どうすんの? 第一章は毎日更新します。

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G-man

カクヨムファンタジー10万文字以上
キミに捧げる英雄録
【MF文庫Jから発売中】 【第5回カクヨムコン受賞作品】  この世界は未知と高揚で満ちている。  魔法、ギフト、精霊、迷宮、遺跡。  そして、英雄。  英雄の定義とは何か。  この世界に、自国の王の名は知らなくともその質問の答えを知らない人間はいない。 「英雄とは【英雄録】に名と物語を刻まれた者のこと」    ──【英雄録】  それは、精霊たちが綴る書物。  それは、未完成である世界最古の書物。  綴り手である精霊たちは世界中に散らばり、紡ぎ手である人々が残す『偉業』を待っている。  人々が見せる『魂の証明』を待っている。  世界を舞台に繰り広げられる英雄譚を待っている。  そうして、精霊たちの手によって【英雄録】の一頁に名前と物語を刻まれた主役たちのことを、人々は英雄と呼ぶのだ。  英雄の種はどこにでも芽吹く。  常に精霊たちは新しい英雄の誕生を待っている。  そして誰しもが【英雄録】に名を連ねることを夢見て、世界という舞台を生きる。  これは、臆病な少年が英雄へと駆け上がってゆくまでの道を記す物語。

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G-man

小説家になろうファンタジー10万文字以上
魔装乙女は死にきれない
「だから、ごめんなさいね。私たちのために、地獄に落ちて」  魔装乙女。不老不死の研究のため、魔獣の核の移植により蘇生された、死にきれない死体たち。  魔獣たちを狩る謎の美少女として持て囃される裏で、彼女たちは主人のために人殺しをする。そうして、彼女たちと同じ悲劇をひたすらに再生産する。  フィアは、そんな自分達のあり方に罪悪を覚えながらも。従うしかなかった、彼女には助けたい人がいたから。 「ちょっとちょっと! アハトのお姉様に気安く話しかけないでもらえます?」 「うわーん! ふぃあ〜! アハトがひどいんだー」  彼女は共に戦うアハトとノインに支えられながら、しかしそれでも、確実に歪みを重ねていく。正義の使者たる教会騎士、唯一彼女の望みを叶える知識を持った主人、フィアの罪の象徴たる魔装乙女。  やがてその心は打ち砕かれ、しかしその中から、フィアは自分を再発見する。たった一人の存在証明のために、この物語は紡がれる。彼女の魔術はたがために。  魔術バトルの醍醐味たる詠唱を、これでもかと詰め込んだ厨二系ダークファンタジー! ※第六回書き出し祭り参加作品 ※作者はファンアートに飢えたメンヘラです。 ※そのため、毎日18:00に投稿されます。 ※11/21完結予定! 11/20と11/21は一日三話の更新となります。

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400字じゃ収まらないくらい魅力満載!

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フィア・ロットは魔装乙女である。 魔獣の核を移植して仮初の命を得た彼女は、死んだ妹を蘇らせる為、汚れ仕事に手を染めている。 彼女が殺めた少女が、魔獣が、新たな魔装乙女の「材料」となって、死者蘇生の研究を推し進めるから。 だから、彼女は殺すのだ。 たった一人の命の為、幾十幾百もの命を奪う。 その決断は、重ねた罪過と共に彼女の心を板挟みにして── といったストーリーなのですが、もう出だしから完全にストライクでしたね。“止むに止まれぬ事情で裏稼業に手を染める”系統の話が好きな人はドハマリすると思います。 あと、主人公が魔法を主軸に戦ってるんで、凝った詠唱に目がない人にもオススメ。さりげないオマージュネタや、コメディシーンも多く挿入されているので、重くなり過ぎずメリハリも利いている。大変上質なファンタジー作品です。 無料で読めることに感謝。 あと、最後にもう一つ。 アハトちゃん万歳。

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庚乃アラヤ

カクヨムファンタジー10万文字以上
幸福の国の獣たち
神に恋するスーパーポジティブ古代人少女ララキと、真面目でケチでしっかり者な少年ミルン。いろいろ真逆な二人はそれぞれの目的のために神域『幸福の国』を目指して共に旅をする。 仲間は謎の美少女と個性豊かな動物たち。 対する世界の神々は、ある理由により彼らを無視することができず、やむなく『試験』と称してさまざまな問題を出すことに。 神々の試練を乗り越えて、人間たちの絆は深まっていく。 一方で神の世界では、元からあった歪な力関係の上に、裏切り者の暗躍という新たな影が差しかかっていた。 神々の思惑や数多の困難を乗り越えて、ちっぽけな人間が『自分の幸せ』を掴む物語。 自分が嫌い、誰かに認めてほしい、生きていくのがしんどい。 そんな人に読んでほしいファンタジーです。 ※性描写に関しては主人公たちには一切なく、また性感を煽るような要素はありません。また一部に性暴力の表現があります。 ※一部に四肢欠損や捕食といったゴア・暴力描写が含まれます。 ●本作は小説家になろう/ノベルアップ+でも掲載されています。 ⭐︎100万字も読めるかな…エログロ有りはちょっと…という方向けスピンオフ短編 (本編とほぼ無関係な過去話ですが設定や雰囲気は掴めるはず…) https://kakuyomu.jp/works/16816700427620037855 ©️夢浮橋 Unauthorized reproduction prohibited. 禁止私自转载

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異国情緒、ラブロマンス、冒険と成長の物語を楽しみたい方に

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

動物の姿をした神々が住む幸福の国、アンハナケウを目指して、超ポジティブな少女ララキと、しっかり者で倹約家なミルン、謎を抱えるお嬢様スニエリタの三人組が旅をする……というのが前半のお話。仲間と共に旅をし、試練を乗り越え成長していく王道ファンタジーが展開されます。 舞台となる世界には、アジア系の国やヨーロッパ系の国、少数民族の文化圏も存在し、多彩な文化や宗教が異国情緒を演出しています。加えて差別問題などの暗部もちゃんと描かれており、歴史もしっかり作り込まれています。また、道中で行われる資金調達(真っ当な方法もそうでない方法もあり)の場面では、キャラの仕事中の姿を通して、世界をより近い視点から見られます。 ストーリーや舞台だけでも、既に魅力溢れる作品ですが、キャラがさらに鮮やかさを加えています。旅する三人組はもちろんのこと、三人に関わる人々や、動植物の姿でありながら人間臭い神々、美しい紋を描く召喚魔法・紋唱術で呼び出す「遣獣」という動物たち、そして敵対するキャラまで、際立つ個性を持つ面々が登場します。 丁寧かつ共感を呼ぶ心情描写がなされているため、キャラを身近に感じられると共に、肩入れすること必至です。彼ら彼女らが織り成す恋愛模様も見所で、人間同士はもちろん、動物の神々同士や、人間と神の間にも恋が芽生えており、様々な恋をニヤニヤしながら眺めてしまいます。 登場人物の中でも特に目を奪われてしまうのが、主人公の一人であるララキ。話が進むに連れて暗い背景が明らかになっていく彼女ですが、持ち前というか養われた明るさで、自分の事情や降りかかる災難を物ともしません。他者を大切に思い励ましたり、好きな人について楽しげに語ったり、恐ろしい神相手に親しげにしたりと、賑やかで可愛らしく、愛さずにはいられない女の子です。 後半では、前半から示唆されていた、神々のうち一柱の裏切りによって展開が急転。絶望的な状況を打破すべく動く神々と、協力することとなった三人組それぞれが活躍する内容となっています。油断を許さない緊迫の状況が続き、時に駆け引きを交えながらも、立ち向かうキャラたちの姿が眩しく輝いています。恋愛事情も加速するので、そちらからも目が離せません。 ぜひ、異世界の旅を楽しみながら、ララキ・ミルン・スニエリタの成長を見届けてください。最高のハッピーエンドを掴む三人の姿に、幸福を分けてもらえること間違いなしです。

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葉霜深海

カクヨム ホラー 10万文字以上
かすみ燃ゆ
東の果て、山女が棲まう遥野郷安是の里では、女は恋をすると光る。だが、かすみは十八になっても光らず、〝かすのみ〟扱いをされていた。 今日も今日とてかすみは黒ヒョウビの実を採りに神域である黒沼へ向かう。夜の山は危険であり、人の領域ではない。事実、一年前の秋祭の晩、里を抜け出したかすみは物の怪と出会っていたのだ。 里への恨み、母への憎しみ、夫への思慕が燃え上がる。長編幻想愛憎官能伝奇譚。 ※カクヨム掲載中の『安是の女』は、今作の前日談であり、一部に重複表現があります。 ※残酷描写、暴力描写、性描写がありますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

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現れる模様の予測がつかない、万華鏡のような物語

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先が気になりすぎて一気読みしてしまった上、予想を裏切り上回るラストに撃墜されてしまいました。 安是という里の女性は、恋をすると光る。主人公・かすみは年頃になっても光ることなく、加えて身の上の事情もあり、村人たちから疎遠にされていた。しかし彼女は、外道と称される寒田という里の男・燈吾に恋をし、彼だけに自身の光を灯していた。禁断の関係を持った二人は、ありとあらゆる障害に阻まれながらも、相手を諦めることなく突き進んでいく。 かすみたち安是の女が放つ光、山里の景色や民俗的な要素、純粋かつ凄絶なまでの情念を抱く人間の姿が、息を呑むほど濃密で絢爛な筆致で描き出されています。一見すると伝奇やファンタジー、官能的な恋愛もののようですが、ミステリの一面も秘めており、時に迫力満点で進む展開もなされます。 美麗な文章や描写を堪能しているうち、いつの間にかゆっくりじわじわと物語の中へ引きずり込まれていき、気づいた時には加速する展開を追わずにはいられなくなります。すっかり没頭しつつ辿り着く結末には、してやられたと思わず笑ってしまう。こちらを飽きさせるどころか読後まで魅了し続け、最後まで翻弄してくれる作品です。 苛烈にして壮麗な光に焼き尽くされ、感嘆すると共に放心してしまうほどの読書体験、ぜひ味わってみてください。

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葉霜深海

カクヨム青春・ヒューマンドラマ10万文字以下
灯 不器用父さんの反省記
子供二人を残し死んでしまった夫が霊となり、 残した家族と過去の自分を振り返る話

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その時が来た時、後悔をしないために、どうあるべきかを考えさせられる

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【簡単なあらすじ】 ジャンル:現代ドラマ 休日の買い物中に胸が苦しくなり倒れ、急死してしまった主人公が霊となり、家族の様子を眺めながら現在や過去に想いを馳せていく。その中で人生を振り返り、反省や後悔なども綴られ、教訓ともなる物語。 【物語の始まりは】 自分の死を客観的な視点で見るところから始まっていく。死後、残した家族を眺める日々が始まった。彼はずっとこのままなのだろうか? 後悔を抱えながら家族を見つめる父の物語。 【舞台や世界観、方向性(箇条書き)】 残した家族を見つめながら、子供たちの成長を見つめたり自分が子供だった時のことなどを思い出し、後悔したり。 【主人公と登場人物について】 主人公には二人の父がいる。育ての親と生みの親というものである。 三人兄弟の一番下で、自分の幼い頃に両親は離婚。良い年ごろになってから父に再会することとなるが、その時に父についての話を聞くことになる。 主人公にとっては育ての父のほうが父親なのだという印象。 【物語について】 主人公は亡くなってしまった為、人と会話したり触れ合うことはない。なので、モノローグで語られていく。タイトルにもあるように反省記である。妻や子供たちを見ながら、生きている時には出来なかったことに気づき、反省を重ねていく。子供たちは妻の判断により、主人公が死んでしまったことを知らない。どうやら子供たちには何かが見えてはいるようだが。 主人公が亡くなって直ぐは、妻が大変な想いをしているようで鍵をかけ忘れて寝てしまい、主人公が心配するような場面も。 亡くなった後に家族の様子が見られるということが実際にあるのかは、まだ生きているので分からないが、彼の気持ちには共感することが多い。 亡くなってしまった人が主人公ではあるが、生きている今を見つめ直すきっかけになる物語だと感じた。生きていた時の教育への在り方。子供への接し方、親に対しての想いや後悔。死んでしまってからでは遅い。日々後悔しないように生きていかなければ、と思わせる作品である。 【良い点(箇条書き)】 ・簡単には語ることのできない、想いの詰まった人間ドラマ。 ・自分の人生において、きっとこれから起きるであろう後悔を見ることができる。 ・涙なしでは読むことのできない作品である。 ・もし死んでしまい、客観的に家族を見ることができたなら、こんな風に考えるのだろうなと感じる。 ・子供や妻へだけでなく、自分の親に対してもいろんなことが語られていく。 ・父というのは親として微妙な位置にあると思う。それがとても分かりやすい物語でもある。 【備考(補足)】アイデンティティー3 まで拝読。(P15) 【見どころ】 死んでしまうとこから始まっていく物語。主人公は子供にとっては父であり、妻にとっては夫、母にとっては息子となる。それは当たり前の関係ではあるが、その三方から語られていく物語である。父としての想い。夫としての想い、そして息子としての想い。死後、三つの立場から反省や感謝、後悔。思い残したことなど。見ていることしかできない彼は、時にもどかしさなども感じていく。 自分の人生を振り返りながら、どういうことが親不孝なのか。子供とはなんなのか? 大人とはどういうことなのか? も考えさせられる物語でもある。主人公は決して裕福な暮らしをしていたわけでもなければ、真面目に生きてきたわけでもない。そういう過去があるからこそ、死んでから反省する部分があり、今さらながら後悔することが多いのだ。人間は、どんなに真面目に生きようとも裕福だろうと、後悔のない人生はないと思う。だが日頃から人生を振り返るということもまた、ないのではないだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 人生についてじっくりと考える機会の得られる作品だと感じます。おススメです。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

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『ああ、こんなファンタジー読みたかった!』

この作品の感想文で、散見される言葉である。 ※ 根っこに独自の神話体型があるファンタジーは数多くあるが、この小説は一歩踏み込み、『地面は物理的に平らである』としている。地球平面説が採用されているのだ。 さらには、『大地と海はひとつではなく』『22に分割され』『縦に並んでいる』という。ややこしいが、この世界観を一枚の絵図として考えてみたとき、豊かな『ロマン』が詰まった世界観であると気付くだろう。 そんな世界を旅行するため、特別な乗り物が発展している。それを『飛鯨船』という……。ここも『ロマン』ポイントだ。 最初の舞台は、そんな世界の最下層。『黄昏の国』と呼ばれ、『星が見えない国』かつて 『アトランティス』と呼ばれた大地……ここも『ロマンポイント』である。 そんな国の王族にもまた、ロマンたっぷりなお話がある。 王家で継承権を持つものには、生まれたときから『語り部』なる『魔人』がひとりにつき一体つく。この魔人とはアラビアンナイトの『ランプの魔人』と同じようなニュアンスで、主人に忠実に仕え、そして特別な絆があることも語られるのだ。はい、ロマンポイント。 このように、こころ躍る設定の数々を下地にして、物語は、主従愛、友情、家族愛、ボーイミーツガール、勇気と希望といった王道テーマを、着実に絡めて描いていく。 少年少女が使命をもって冒険に挑むという点で、『ナルニア国物語』や『指輪物語』が、類似するだろうか。こうした『レトロ』なテイストのファンタジーをお求めの方が、この物語を見つけてくれることを願う。 『ああ、こんなファンタジー読みたかった!』誰より筆者がそう思ってほしくて書いたので。

星よきいてくれ

二つの曲が交差するとき、物語は鮮烈に動き出す

 時は20世紀初頭。  イングレス連合王国の首都ロンドンにあるピアノバーで専属ピアニストをしていた十七歳の少女、アンジェラは、ある日ピアノバーにやってきたイケメン調律師アドニスと出会う。  彼のレッスンを受けて超絶技巧のピアノ演奏曲『右手のためのピアノ独奏曲』をマスターし、ロンドンピアノコンペティションで優勝しなければならなくなったアンジェラだったが──?  この作品の魅力は、冒頭から登場してくる馬車や蒸気自動車など、時代背景を色濃く伝えてくる描写の巧みさ。  アンジェラなど魅力的なヒロインが見せる細やかな仕草。  アンジェラがアドニスからピアノのレッスンを受けるさいに描かれる、ピアノに対する作者の知識量。  等々といったところでしょうが、一番の魅力は、理詰めされた物語の設定、構成と、巧みに張り巡らされた伏線でしょうか。  ここで、私が特に大好きなエピソードをふたつ紹介します。 ※1─4 ピアノステージ  アドニスとアンジェラがピアノ連弾で対決するシーンなのですが、とにかく疾走感と躍動感が凄い! 私が自作の中で戦闘シーンの参考にさせて頂いた回です。  ピアノなのに戦闘シーンの参考になるの? と疑問に思うかもしれませんが、百聞は一見に如かず。まあ、見てみなさいって。 ※5─3 期待以上の演奏を  アンジェラが得意としている『鎮魂歌』  マスターしなければならない『右手のためのピアノ独奏曲』に隠された秘密。  そしてタイトルに隠されているヒント。  何故、ヴィシュタインなのか?  何故、コピーライトなのか?  所々に配置されたこれらの情報がひとつに繋がったとき、鳥肌もののタイトル回収劇がやってきます。それがこの「期待以上の演奏を」の回なのです。ここから先はもうノンストップ。ページを捲る手が止まらなくなるでしょう。  さあ、今こそあなたも、音楽×冒険×スチームパンクの世界へ!

ヴィシュタイン・コピーライト

400字じゃ収まらないくらい魅力満載!

フィア・ロットは魔装乙女である。 魔獣の核を移植して仮初の命を得た彼女は、死んだ妹を蘇らせる為、汚れ仕事に手を染めている。 彼女が殺めた少女が、魔獣が、新たな魔装乙女の「材料」となって、死者蘇生の研究を推し進めるから。 だから、彼女は殺すのだ。 たった一人の命の為、幾十幾百もの命を奪う。 その決断は、重ねた罪過と共に彼女の心を板挟みにして── といったストーリーなのですが、もう出だしから完全にストライクでしたね。“止むに止まれぬ事情で裏稼業に手を染める”系統の話が好きな人はドハマリすると思います。 あと、主人公が魔法を主軸に戦ってるんで、凝った詠唱に目がない人にもオススメ。さりげないオマージュネタや、コメディシーンも多く挿入されているので、重くなり過ぎずメリハリも利いている。大変上質なファンタジー作品です。 無料で読めることに感謝。 あと、最後にもう一つ。 アハトちゃん万歳。

魔装乙女は死にきれない

最近の「共感した!」

タイトルの意味を噛み締めてしまう、ファンタジー短編

何度でも読みに来たくなりました。 これ以上はネタバレになるので、どうぞご自身の目で、お確かめください。

時奪いの魔女とあなたの話

あなたもきっとこう思う。やられた!――と。

 とにかく他の人にも読ませたい。この気持ちは、たぶん読んだ人にしかわかりません。5分で読める短編です。ぜひ!

時奪いの魔女とあなたの話

ある事件に巻き込まれたことにより、転職を余儀なくされた主人公が出逢いった天職

【簡単なあらすじ】 ジャンル:あやかしもの ある事件に巻き込まれ、濡れ衣を着せられた主人公は住むところも職も失ってしまい、切羽詰まっていた。そんな彼女の目に飛び込んできたのは、ある住み込みの社員募集の記事であった。詳しいことが書いておらず、怪しさを感じながらも面接に行くが……。そこで待ち受けていたのはあやかしの店主だったのである。果たして彼女の運命は? 【物語の始まりは】 童話のような始まり方の物語。主人公の日常がどんなものなのか、分かる場面から始まっていく。一話に入ると、彼女が何故この場所に来たのか経緯が語られていく。主人公はどうやらある事件に巻き込まれ無職になったことから、求人を見てここに面接へとやって来たらしい。ホームレス状態の彼女にとって、この住み込みの仕事は吉と出るのか、凶と出るのか⁈ 【舞台や世界観、方向性】 あやかしのいる世界 とても不思議な感じのする物語であり、舞台について詳しく説明するのは難しいが、豊川稲荷に住まう白狐たちと伏見稲荷の狐たちの違いや、あやかしたちについての知識など描かれている為、とても勉強になるなと感じた。 【主人公と登場人物について】 主人公は呉服屋で働いていたが、ある事件の濡れ衣を着せられたことがきっかけでこの地にやって来たらしい。通常なら落ち込んで何も手につかないだろう状況ではあるが、どうやら切羽詰まっていたようである。 職についての詳しい記載はないものの、内容と住み込みということに惹かれたようだ。切羽詰まっていたとはいえ、とても前向きな女性であると感じた。 その後あやかしたちと接する中で、段々と性格ななどもわかって来る。 【物語について】 主人公は自分のバッグにつけていた、和の小物が縁となって採用されることとなる。そしてここでは不思議な体験もするのである。しかしそれは、彼女には”見える”というだけである様だ。面接のあと、彼女は更に人間では体験できないようなことに遭遇するのである。 その後、彼女はあるあやかしによって、呪いをかけられてしまう。恋をすることで解ける呪いらしいが、そんなに簡単に恋は出来るものではない。この時点ではどんな呪いに書けられているのかもわからず、様子を見るために”ココロ堂”に泊まらないかという提案を受けるのだ。 その部屋で次に目覚めた後、あるあやかしと遭遇する。この場面から、ココロ堂がどんなところなのか? 何故主人公がこの店に採用されたのかなどが明かされていくのである。 【良い点(箇条書き)】 ・オリジナリティを持たせた作品である。 ・和がふんだんに出てくる。初めは現代らしさもあるが、段々と不思議な世界観に取り込まれていく。 ・主人公がとても個性的である。 ・憂いの部分が多いが、コミカルさもある。 ・童話調(ですます調)で描かれている為、昔話のような雰囲気も持つ。 ・登場人物それぞれにドラマを感じる。(背景がある) ・和らしさを表現している。 【備考(補足)】13ページまで拝読 【見どころ】 確かに主人公は”玉藻寧々”という人間の女性なのだが、あやかしたちの”人生”(?)にスポットのあたっている作品だと感じた。何故主人公がこの店に採用されたのか? この店が誰に為に存在し、なんのためにあるのか? それらが明かされていくと、この物語の中のあやかしがどんなものなのかわかって来る。”あやかしたちが抱える心の底の傷に触れていく”と、あらすじにもある通り彼らは心に傷を抱えているのだ。その傷はそれぞれ。 人と同じように何かに傷つき、それを言えないものも、もちろんいるだろう。彼女はこの先どのようにして、彼らを癒していくのだろうか?  そこが一番の見どころだと感じる。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 彼女が彼らの心に触れ、どんな風に変わっていくのか? その目で是非確かめてみてくださいね。お奨めです。

寧々(ねぇね)と豊川稲荷のあやかし事情