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カクヨム 異世界ファンタジー 10万文字以上
ヴェルナスタ特務局の魔法事件簿 〜少年は平和のため/生活のため、呪いの美女と土属性の魔法を武器に戦います! 性癖を気にしてたら、やってられません〜
第一章 水上都市ヴェルナスタで暮らす少年リヴィオは、ある夜、巨大な魚に手足の生えた怪魚人に襲われる。 一緒に巻き込まれた青年アルマンドの説明にすがって、妙な丸薬を飲むと、その場に金髪碧眼の美女グリゼルダが現れ、巨大な鋼鉄の腕を作り出して怪魚人を撃退する。 アルマンドはヴェルナスタ特務局<赤い頭>の局長だった。 先輩のロゼッタ、その相棒のジャズアルド、リヴィオとグリゼルダの四人は<赤い頭>の魔法士として、事件の首謀者シニョリーナ・メドゥサを退治して夜の平穏を取り戻す。 第二章 リヴィオの友人レナートは、五年前の海難事故で母親と妹を亡くし、心の痛みに苦しんでいた。 それを軍事大国ロセリアの諜報員ザハールにつけ込まれ、破壊工作に利用されてしまう。 擬似的な魔法士となって暴れるレナート、そしてザハールに、リヴィオたちはメドゥサも加えた全員で立ち向かい、辛くも撃退する。 第三章 八年前のヴェルナスタで、ロゼッタは不思議な老婦人モルガナと出会う。 医療局長として不遜に振るまう父親バティスタと不仲なロゼッタだったが、友人たちが住む地区に疫病が発生し、自身も感染してしまう。 死を目前にして感染源の手がかりをつかんだロゼッタは、バティスタ、モルガナと一緒に防疫駆除をやり遂げる。 そしてモルガナはロゼッタに自らの魔法を託し、ロゼッタを死の淵から救うのだった。 第四章 ヴェルナスタで相次いで行使された魔法の残滓が、怪しげな邪神教徒の儀式に影響して、生贄の雌鶏が知性を得て巨大化する。 邪神教徒を狙う怪雌鶏と戦うリヴィオたちだったが、怪雌鶏に感情移入したメドゥサの暴走と、ロゼッタのやけっぱちで、事態は混乱する。 それでもリヴィオの力技、なんだかんだで状況をまとめるロゼッタ、素っ頓狂なサポートをするメドゥサの活躍で、事件を解決した。 そしてリヴィオは国家元首の護衛に抜擢され、名実ともに一人前の魔法士となるのだった。 ©️司之々

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笑いあり、涙あり、苦悩あり、そしてあることを犠牲にして戦う彼らの日常

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【簡単なあらすじ】 ジャンル:異世界ファンタジー 水上都市で暮らす主人公は、ある仕事の帰りに怪魚人に襲われた。逃げている途中で自称エライメガネ男に遭遇。何とかしてくれるどころか、謎の丸薬を呑む羽目に。それはあるものを犠牲にし、強くなる薬(?)だった。主人公の運命やいかに⁈ 【物語の始まりは】 主人公の週に一度の楽しみがなにか? から始まっていく。彼は16歳で同年代よりも小柄な少年。造船所の雑用上がりに、屋台で白身魚の揚あげ物を買い食いするのが彼の楽しみだった。そんな彼が、白身魚の揚げ物に一口目にかぶりついたところで、目の前に怪魚人が立っていた。どうやらこの街に出ると噂になっていた怪魚人らしく、海中にさらわれると攫われた人も怪魚人になるという。慌てて逃げだす主人公。果たして無事逃げ切れるのか?! 【舞台や世界観、方向性】 やたらお腹の空く人たちの出てくる物語。三話の時点では、その理由は分からないが、なにか事情がありそうである。(理由は五話で明かされる) この物語には魔法士というものがいる。魔法と言えば呪文や魔法陣などにより、決まった何かを発動したり、召喚したりするイメージだがこの物語では想像こそが力に繋がると言っても過言ではない。(詳しくは作中にて) 【主人公と登場人物について】 白身魚の揚げ物が好きだった16歳の主人公は、怪魚人と戦ったことをきっかけに、しばらく白身魚の揚げ物を見たくない状況に。 怪魚人から逃れようと街中を走っていた主人公が出逢ったのは、自称エライメガネ男。警官のような恰好をしているにも関わらず、主人公と共に逃げていく。どうやら戦うのは自分ではなく部下らしいのだが、その部下に嫌われている模様。話しが進むと明かされていくが、彼を嫌っているのはどうやら直属の部下だけではないようである。 【物語について】 自称えらいメガネ男に謎の薬を渡され、あることを犠牲に強くなった(?)主人公。戦うスタイルは肉弾戦ではない様だ。翌日何とか学校へ行くことはできた主人公だったが、いくら食べてもお腹が減り眠気が収まらない。宿屋である自宅へ帰宅すると、一般常識とはかけ離れた格好をした女性がいた。それは昨日戦闘中に出逢った、自称エライメガネ男の彼を嫌っている部下であった。 彼女曰く、”しっかり食べないと死ぬわよ”。これは一体どういうことなのか?    主人公の身体に起きている異変とは? 局に案内してくれるという彼女について行った先は、ヴェルナスタ特務局、魔法(アルテ)の専門部隊<赤い頭(テスタロッサ)>という所であった。自称エライメガネ男はそこの局長だという。ここで主人公が犠牲にしたあることについて詳しく判明するのである。脳を支配されてしまった主人公。これは天国なのか? 地獄なのか⁈ 【良い点(箇条書き)】 ・お腹がすく理由が分かると、思わず”食べないと死ぬわよ!”と言っていたアーティスティックスイミング(元シンクロ)を思い出し、同じ運動力(消費エネルギー量)なのかと想像した。 ・自分自身が戦うスタイルではないというのは観たことがあるが、自分の理想や煩悩が形になるスタイルは面白く、その原理に納得。 ・初めはどうなることと思っていたが、主人公と先輩の間で信頼関係が築かれていく様子が良いなと感じた。 ・二章では友人の視点から語られていくが、年相応らしい、無力な自分自身や周りへの葛藤が手に取るように分かり、辛いなと感じた。 ・一章を読んでいる時は笑い主体の物語だという印象であったが、人はそれぞれ抱えているものがあり、主人公だけでなく別な人物にもスポットをあてているのがとても良いと感じた。 【備考(補足)】17ページまで拝読。 【見どころ】 一章では、主人公と戦闘で主人公の相棒になる人物(?)、そして先輩がメインになっている。その中で、戦いの仕組みや組織のシステム、国のことなど世界観についてわかって来る。二章になると、友人の視点から主人公の人物像が更に詳しく明かされ、友人の抱えていることも明らかになる。 人とはどんなに仲が良くても、本心が見抜けるわけではない。友人が主人公に対しどんな感情を持っているのか、どんなことを抱えているのか、それは友人の視点でないと分からないと思う。 他人の芝生は青いと言うが、主人公に対し憧れや嫉妬心を抱いてしまう友人は、主人公の大変さは知らない。知らないからこその疎外感もあるだろう。視点の切り替えにより、そういうものを表現できるのは凄いなと感じた。二章のあらすじを読むと、この友人は利用されてしまうことが分かる。そして、どうやら一話での敵が仲間になるようだ。この先の展開は読了部分の時点では分らないが、友人が自分自身の抱えているものとどう向き合い、乗り越えていくのかも見どころの一つだと思われる。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?  この先彼らがどんな怪人に出逢い、また成長していくのか。その目で是非、確かめてみてくださいね。おススメです。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

小説家になろうファンタジー10万文字以上
邪教徒召喚 ー死を信奉する狂信者は異世界に来てもやっぱり異端ー
【異世界ファンタジー日間ランキング151位!ありがとうございます!】  死を救いとして信奉する青年 須杭謙生(スクイ ケンセイ)、通称スクイは待望していたはずの死亡と同時に異世界への召喚を受けてしまう。召喚した女性から受けた使命はただひとつ、生きたいように生きること。  穏やかな青年に見えるがその実、彼は最強の殺人鬼だった。    異世界でも普通に生きる彼だったがそれだけで異世界を荒らしていく。  元から持っていたチート級の殺人能力と、異世界で得た最強魔法で異世界でもなんなく自分の信仰を貫き、衝突する敵や魔物と戦いの日々。気づけばナイフ売りの商人も、褐色巨乳ギルド嬢も、面倒見のいい凄腕冒険者や、やばい趣味を持つ準悪役令嬢、村を追放された勇者まで彼から目が離せない?  そんな彼らを意に介さず、スクイは今日も戦いに身を投じる。そして死にかけた奴隷の少女を助けて一緒にのんびりお茶でも飲みながら、今日もまた異世界で死の素晴らしさを広めます。 *最初の流れが気になる人へ  プロローグ転移部屋謎会話  1話 宿屋の娘登場、路地裏チンピラ撃破、2話 商人に認められる、3話 ギルド嬢に惚れられる、4話 酒場で因縁をつけられチート発揮となり、7話で奴隷少女登場、11話から奴隷少女本格参戦となります。    ブクマ、評価、感想、レビューは非常に励み、モチベアップになります。  つけてくださっている方本当にありがとうございます。  旧題:邪教徒召喚 ー死を信奉する異常な狂信者は異世界で奴隷少女と平和にほのぼのするが、異教徒相手には最強無双の殺人鬼と化すー    この作品はカクヨム様にも連載させていただいております。 

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酔狂とも言える主人公の変貌ぶりに畏怖するものの、彼の魅力に目が釘付け!

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

【簡単なあらすじ】 ジャンル:ハイファンタジー 主人公は待望の死と同時に異世界に召喚されてしまった。死を救いと信奉していた彼にとってそれは冒涜であった。しかし彼を召喚した女性は”生きたいように生きろ”と告げる。知らず知らずにチートスキルをつけられ、簡単には死ねない彼は、いつしか周りに恐怖を感じさせ、魅了していく。だが本人だけがその事に気づいていないのであった。 【物語の始まりは】 気がつけば、終わりの世界に居た。真っ暗な場所であり、全く身動きができないまま椅子のようなものに座らされていたのである。そんな彼に話しかける女性。その様子などから自分が死んだことに気づく。死を救いとして信奉する彼は待望の死と同時に召喚されてしまった。怒りをあらわにする彼に女性は告げる。”この転送は死ぬ前から決まっていた”と。そしてこれから異世界に送られる彼に”あなたの自由に生きて欲しい”と。果たしてどうなる?! 【舞台や世界観、方向性】 慟哭(どうこく)悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。 魔法の習得方法にオリジナル要素がある。オリジナルではあるものの、凄く分かりやすく馴染みやすい。 異世界の舞台は多く見られるスタイルの一つで、現代社会のように身元の証明などがなくても働くことの可能な世界。 魔法やモンスターが存在し、この世界ではギルドで依頼を受けたり、貴族に雇われて戦ったりと、武器や防具の需要も高く彼らは決して働き口がなくてというわけではなく、生計の為にその道を選ぶ人も多そうである。活気に満ちている印象。 【主人公と登場人物について】 主人公は、死は人を救うものだと考えているようだ。 人に平等に訪れるものでもある。 一話にて、不本意な異世界召喚を受けた主人公。死を崇拝している為、自分自身が死に向かって進む暗い物語なだろうか? と想像したが全く印象は変わる。主人公はとても聡明であり、”自分を他人からどのような人物だと見せるか”という技術も備えており、交渉なども巧い。冷たく淡々とした流れなのかと思っていたが、人とのコミュニケーションの中で”戦略”も感じさせる。情報を得ながら思考していくのだが、とても興味深い。異世界で何をするのか? 自分の望みを叶えるには何が必要なのか? 彼の思考部分に魅力を感じる物語である。 宿屋の少女が何でも素直に信じてしまうのが面白い。 【物語について】 主人公が再び目を覚ました時、見慣れない場所にいた。恐らくそこが異世界。まったく知らない世界に放りだされた主人公だったが、天使たちの計らいにより、安宿に30日の宿泊が用意されていた。主人公はそこの宿の少女から、この世界について知識を得、街の散策へ。 街を散策していたところ、路地から言い争う声が聞こえた。ここで彼は殺人を起こすのだが、この場面により彼の思想や殺害の仕方などが明かされていく。 この物語は、主人公自体に魅力を感じる。死を救いとして信奉ということから、暗い人物をイメージしていたがコミュニケーション能力が非常に高く、物腰は一見柔らかい。そしてビジネスマンのような礼儀正しさもあり、会話は非常にナチュラル。”普通の人”に見えるのである。 全体的に世界観などの説明が分かりやすく、比喩表現が巧いので理解しやすい。建物や場面、登場人物などが想像しやすい物語だと言える。 【良い点(箇条書き)】 ・世界観とか流れが凄く好きである。特にギルド一階が食堂な理由や、相席について。知らず知らずに殺人鬼と相席。想像しただけでも怖いが、面白いなと感じた。 ・主人公のバランスが良い。殺人鬼であり死を信奉しているが、常識人というのが適しているのか分からないか礼儀正しい。コミュニケーション能力が高いという意外性。 ・主人公は強いわけではなく怖い人間というところが、戦闘を含む物語として斬新である。 ・主人公は”死”について過剰反応する。まるで人が変わったかのように。そして空気を読まない。コメディではないとは思うが展開が面白すぎる。 ・狂気の表現の仕方が巧い。取り込まれそうである。 ・勝手にチートスキルをつけられ、気づかないというのも斬新。 【備考(補足)】12話まで拝読 【見どころ】 主人公に魅力を感じる物語。彼の語りには吸い込まれそうであり、時々危なげでもある。死を救いと信じて疑わない主人公。その考え方には矛盾はあるようだが、誰彼構わず殺戮するような物語でもない。 悪人を死をもって救うという方向性なので、ハラハラする場面はあるものの胸糞が悪くなる展開は少ない。そして彼はひたすら我が道を行く人物でもあるのだ。気づけば彼を畏怖し、魅了され、目が離せなくなるというのも頷ける。彼は普段は人好きのする話し方や物腰であるにもかかわらず、空気を読まないのである。その事が無用な争いを産むが、結果的に彼の想い通りになっていく。 知らず知らずのうちに周りが巻き込まれていくという物語だと感じた。 扱っているモチーフやなテーマは暗いように感じるが、笑いが止まらない場面もあり、コメディだっただろうか? とキーワードを見返してしまうほど。真面目にズレているというのがこんなに笑いを誘うとは。かなり斬新だなと感じた。 彼は”死”に対する冒涜には人が変わったように過剰反応する。それは一流の冒険者を怯ませ、恐怖に陥れるほどに。普段穏やかな人ほど怖いというのを実感できる場面も多々ある。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?  主人公は果たして野望を達成できるのだろうか。その目で確かめてみてくださいね。おススメです。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

カクヨム青春・ヒューマンドラマ10万文字以上
灰色な君は
お前には人の心は無いのか。そう言われてから十年、少女は大人になっていた。 勤め先での異動、新たな出会い、過去との決着。 目まぐるしく変わる環境に藤代さんは何を思う? ※百合ですが男も登場します ※前作「懇意にさせてよ 青井さん」のキャラが一部登場します(前作読んでなくても支障なし) ※小説家になろう・ノベルアップ・Novelee同時掲載

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環境の変化や小さな繋がりから変わっていく、主人公の日常。

point_star point_star point_star point_star point_star 5.0

【簡単なあらすじ】 ジャンル:現代ドラマ 五年近く働いた職場での、急な部署の移動。人とコミュニケーションを取るのが苦手な主人公が配属された先は品質改善チームという作業者に寄り添った部署であった。その為、作業者に聞き込みなどをしなくてはならず、自分に向いているとは思えない部署だったのである。しかしチームの中で仕事をしているうちに主人公に少しづつ変化が起こっていく。一方私生活では、親から虐待を受けている女の子を家に匿ったことをきっかけにし、心情に変化が起こり始めるのであった。 【物語の始まりは】 葬儀での一場面から始まっていく。主人公に向けられたのは父からの辛らつな言葉。このことが、この先どのような影響をもたらすのか?  主人公は高校卒業後すぐに働きに出たのだろうか。 彼女の日常が始まっていく。これから彼女に起きていく変化とは? 【舞台や世界観、方向性】 ガールズラブというタグ(キーワード)があるということで、恋愛要素が強めかと思いきや、ヒューマンドラマ主体の現代文学寄りである。主に舞台は職場と家。職場では人とコミュニケーションをとるのが苦手な主人公がコミュニケーションを必要とする部署に配属され、少しづつ価値観が変わり人として成長もしていく。また家では、隣に住む親から虐待されている高校生とかかわりを持つことで、心に変化が起きていく。 【主人公と登場人物について】 裏板という生産ラインにいた主人公は、四年と二カ月務めた会社で唐突に異動を言い渡される。初めての移動となるが、その先は改善チーム。主人公を含め五人のメンバーで構成されているが、主人公以外は男性。 野中という男性がこのチームのリーダーであり、主人公を引き抜いたらしいが、彼曰く”現場の聞き取りを中心に。女の子の方が言いやすいから”という理由であったが彼女の性格はお世辞にも社交的とは言えなかった為、主人公も首をかしげる。 人の集まる場所、話しかけることを避け、お昼を食べない主人公。 キーワードのに百合とあることから人を避けているのは単にコミュニケーションが苦手だがらということではないのかも知れない。(4ページの時点では不明) 【物語について】 母の死から始まり、父に辛らつな一言を言われる。過去の記憶なのだろうか?  この物語は、日常が変わっていく日から展開されていく。職場では移動があり、私生活では今まで関りのなかった隣の住人と関わっていく。淡々としていた日常は少しづつ変わっていくように感じた。 職場では明らかに苦手とする部署になり、憂鬱なのが伝わって来る。彼女がどんな理由で人と接するのを避けたいのか(HSPなどによるものなのか? 性格なのか、過去に何かあったからなのか)、10ページの時点では明確には分からないが、苦手な人にとっては”他人と接触する”そのものがストレスであり、疲れてしまう。しかしこの職場で彼女を引き抜いた人物はコミュニケーション能力があり、気遣いは出来るもののその事に気づかない。その為、主人公の気持ちは痛いほど理解できる。 一方、母から虐待(暴力)を受け、主人公の家に匿って欲しいということをきっかけに家に上がり込むようになった高校生とは少しづつ打ち解けているような印象。主人公の淡々した心情が彼女に対しては少し変化している。 【良い点(箇条書き)】 ・ゆっくりと日常が変わっていく物語。初めは淡々としているが、主人公の日常に少しづつ変化していき、それに伴い主人公の心情も変化していく。 ・冒頭の辛らつな父の一言から、父親とは仲が良いとは言えないことは想像がつく。主人公が悩みを抱え……という物語かと想像したら問題を抱えている 女性たちに出逢い、主人公が変化していくという物語であった。 ・初めのうちは名前のある登場人物が多いと感じるが、意外な場面で繋がりがあったりと、リアリティを持たせていると思った。 ・現時点ではどんな風に恋愛要素が含まれていくのか分からないほど、ナチュラル。互いが互いを必要としているというのが伝わって来る。 ・とても現実的な、物語である。 【備考(補足)】29ページまで拝読 【見どころ】 人にはそれぞれ抱えているものがあり、悩みも千差万別だと思う。そして関わってみなければわからない部分も非常に多い。 主人公は隣の家の少女に手を差し伸べなければ、この先も変わらないままだったのかも知れない。確かに、傷ついている人に手を差し伸べるのは人間として当たり前の行為かも知れない。しかし冒頭の父からの言葉を見る限り、彼女にとってそれが当たり前であったかどうかは別である。 隣の少女と関わるようになり、今までなら見て見ぬふりをしていたかもしれないことに、自ら関わっていく。その変化が良かったと感じるのか、悪かったと感じるのかはまだ先のことだと思う。だが読み手から見ると、彼女は生き生きしているようにも感じるのである。 一方会社でも変化が起きていく。今まで関わることのなかったタイプの女性の相談を受けることになる。彼女がどんな悩みを抱えているのか、読了までの時点ではまだ明かされてはいないが、主人公は周りによって変わり始めている。人の人生に大きな影響を齎すものは、ほんの小さなきっかけなのかもしれない。この先、主人公はどんな風に変わっていくのだろうか。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

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crazy'[email protected]レビュー師with優人

小説家になろう恋愛10万文字以上
悪役令嬢に転生したはずが、主人公よりも溺愛されてるみたいです
【第九回ネット小説大賞受賞作。書籍発売中&コミカライズ企画進行中】 義姉である主人公に嫉妬して、日々の嫌がらせはもちろん最終的には殺人未遂まで犯し、処刑エンドとなった悪役令嬢リディア。 気づくと、そんな小説の登場人物リディアに転生していた私。 詰んだ!! と絶望しかけたけど、転生したのは物語が始まる2年前だった。 濃い化粧を落としたら超絶美少女だったので、態度や振る舞いを変えてなんとか処刑エンドを回避してみせます! 主人公と結婚をする予定の冷徹な長男エリックとの冷めきった関係を修復して、犬猿の仲である次男カイザの怪我フラグを折って、イケメン護衛騎士のイクスへの逆セクハラもやめて、小説とは異なる婚約者の毒殺される未来を回避させたら、みんなから大事にされるようになりました。 これで私の未来も無事!? と安心していたところに、小説の主人公サラが登場! 予定より早いし、性格も悪いので何かおかしいと思ったら……どうやらサラも転生者みたいです。 小説の通りに進めたいサラには申し訳ないけど、私も自分の未来のために抵抗させていただきます。 念のためR15をつけました。

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テンプレ悪役令嬢転生溺愛逆ハーレム!テンプレなのがいい!

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乙女ゲーの悪役令嬢になって、嫌われてた家族やその他の攻略対象に溺愛され、原作知識を神のお告げとして予言しちゃってちやほやされる! と言う悪役令嬢転生逆ハーレムテンプレの見本のようなストーリー。 ちょっと男たちがちょろすぎる気もするけど、美少女なら仕方ない。誰だってそうなる。 一応原作知識を誤魔化そうとしたりもするけど、神のお告げがばりばり通じるので特に不審がられることはないです。 ちょっと強引な流れもありますが、基本的にテンポよくさくさく進みますし、それぞれのキャラも特徴的によく分けられていていいです。 最後までイケメンに弱いだけで特定の人とくっつかずに別でルート分けされてるのもいいですね。 30万字と一気読みできる長さで、ほどよく起承転結がしっかりまとまっているので、テンプレ好きな人にはおすすめです。

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かんむり

小説家になろう青春・ヒューマンドラマ10万文字以上
私の穢れた血を洗いに
 母が村を焼き討ちした帝国兵に犯されて生まれた混血児の少女ユミン。ユミンは村人たちから『鬼畜の子供』と呼ばれ差別と迫害を受けながら生きていた。  ある日、ユミンは『狼羊』という童話から「父を殺して自分も村人たちと同じく帝国兵を憎む一員なのだと証を立て、皆から認められるべし」という教訓を得て、実父を探し出して殺すことを決意する。  村を訪れた戦争調査隊との遭遇を経て、ユミンは彼らと共に顔も居場所もわからぬ実父を探し、復讐を遂げようとする。  完結しました。  ステキブンゲイ、エブリスタ、note、ノベリズム、個人HP『絶望書房』でも公開中。

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葉霜深海

小説家になろうファンタジー10万文字以上
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!などと言いながらも、日々を楽しくスライムライフ。 出来る事も増えて、下僕も増えて。ゆくゆくは魔王でも目指しちゃおうかな? そんな、どこかずれた天然主人公の異世界スライムライフです。 ※本編完結済み。  番外編は、人によっては蛇足。

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G-man

小説家になろうファンタジー10万文字以上
転生したから新世界を駆け巡ることにした
赤田川ヨウは飛行機事故に巻き込まれ、失意のまま死亡すると異世界で第二の生を受けていた。 男爵家に生まれたものの前世の記憶が災いして生活に馴染めず、厄介払いをかねて開拓学校を受験させられてしまう。 ――え、人型兵器があるの? 適性ないの? 落第? ……どうすんの? 第一章は毎日更新します。

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G-man

カクヨムファンタジー10万文字以上
キミに捧げる英雄録
【MF文庫Jから発売中】 【第5回カクヨムコン受賞作品】  この世界は未知と高揚で満ちている。  魔法、ギフト、精霊、迷宮、遺跡。  そして、英雄。  英雄の定義とは何か。  この世界に、自国の王の名は知らなくともその質問の答えを知らない人間はいない。 「英雄とは【英雄録】に名と物語を刻まれた者のこと」    ──【英雄録】  それは、精霊たちが綴る書物。  それは、未完成である世界最古の書物。  綴り手である精霊たちは世界中に散らばり、紡ぎ手である人々が残す『偉業』を待っている。  人々が見せる『魂の証明』を待っている。  世界を舞台に繰り広げられる英雄譚を待っている。  そうして、精霊たちの手によって【英雄録】の一頁に名前と物語を刻まれた主役たちのことを、人々は英雄と呼ぶのだ。  英雄の種はどこにでも芽吹く。  常に精霊たちは新しい英雄の誕生を待っている。  そして誰しもが【英雄録】に名を連ねることを夢見て、世界という舞台を生きる。  これは、臆病な少年が英雄へと駆け上がってゆくまでの道を記す物語。

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G-man

小説家になろうファンタジー10万文字以上
魔装乙女は死にきれない
「だから、ごめんなさいね。私たちのために、地獄に落ちて」  魔装乙女。不老不死の研究のため、魔獣の核の移植により蘇生された、死にきれない死体たち。  魔獣たちを狩る謎の美少女として持て囃される裏で、彼女たちは主人のために人殺しをする。そうして、彼女たちと同じ悲劇をひたすらに再生産する。  フィアは、そんな自分達のあり方に罪悪を覚えながらも。従うしかなかった、彼女には助けたい人がいたから。 「ちょっとちょっと! アハトのお姉様に気安く話しかけないでもらえます?」 「うわーん! ふぃあ〜! アハトがひどいんだー」  彼女は共に戦うアハトとノインに支えられながら、しかしそれでも、確実に歪みを重ねていく。正義の使者たる教会騎士、唯一彼女の望みを叶える知識を持った主人、フィアの罪の象徴たる魔装乙女。  やがてその心は打ち砕かれ、しかしその中から、フィアは自分を再発見する。たった一人の存在証明のために、この物語は紡がれる。彼女の魔術はたがために。  魔術バトルの醍醐味たる詠唱を、これでもかと詰め込んだ厨二系ダークファンタジー! ※第六回書き出し祭り参加作品 ※作者はファンアートに飢えたメンヘラです。 ※そのため、毎日18:00に投稿されます。 ※11/21完結予定! 11/20と11/21は一日三話の更新となります。

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400字じゃ収まらないくらい魅力満載!

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フィア・ロットは魔装乙女である。 魔獣の核を移植して仮初の命を得た彼女は、死んだ妹を蘇らせる為、汚れ仕事に手を染めている。 彼女が殺めた少女が、魔獣が、新たな魔装乙女の「材料」となって、死者蘇生の研究を推し進めるから。 だから、彼女は殺すのだ。 たった一人の命の為、幾十幾百もの命を奪う。 その決断は、重ねた罪過と共に彼女の心を板挟みにして── といったストーリーなのですが、もう出だしから完全にストライクでしたね。“止むに止まれぬ事情で裏稼業に手を染める”系統の話が好きな人はドハマリすると思います。 あと、主人公が魔法を主軸に戦ってるんで、凝った詠唱に目がない人にもオススメ。さりげないオマージュネタや、コメディシーンも多く挿入されているので、重くなり過ぎずメリハリも利いている。大変上質なファンタジー作品です。 無料で読めることに感謝。 あと、最後にもう一つ。 アハトちゃん万歳。

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庚乃アラヤ

カクヨムファンタジー10万文字以上
幸福の国の獣たち
神に恋するスーパーポジティブ古代人少女ララキと、真面目でケチでしっかり者な少年ミルン。いろいろ真逆な二人はそれぞれの目的のために神域『幸福の国』を目指して共に旅をする。 仲間は謎の美少女と個性豊かな動物たち。 対する世界の神々は、ある理由により彼らを無視することができず、やむなく『試験』と称してさまざまな問題を出すことに。 神々の試練を乗り越えて、人間たちの絆は深まっていく。 一方で神の世界では、元からあった歪な力関係の上に、裏切り者の暗躍という新たな影が差しかかっていた。 神々の思惑や数多の困難を乗り越えて、ちっぽけな人間が『自分の幸せ』を掴む物語。 自分が嫌い、誰かに認めてほしい、生きていくのがしんどい。 そんな人に読んでほしいファンタジーです。 ※性描写に関しては主人公たちには一切なく、また性感を煽るような要素はありません。また一部に性暴力の表現があります。 ※一部に四肢欠損や捕食といったゴア・暴力描写が含まれます。 ●本作は小説家になろう/ノベルアップ+でも掲載されています。 ⭐︎100万字も読めるかな…エログロ有りはちょっと…という方向けスピンオフ短編 (本編とほぼ無関係な過去話ですが設定や雰囲気は掴めるはず…) https://kakuyomu.jp/works/16816700427620037855 ©️夢浮橋 Unauthorized reproduction prohibited. 禁止私自转载

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異国情緒、ラブロマンス、冒険と成長の物語を楽しみたい方に

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動物の姿をした神々が住む幸福の国、アンハナケウを目指して、超ポジティブな少女ララキと、しっかり者で倹約家なミルン、謎を抱えるお嬢様スニエリタの三人組が旅をする……というのが前半のお話。仲間と共に旅をし、試練を乗り越え成長していく王道ファンタジーが展開されます。 舞台となる世界には、アジア系の国やヨーロッパ系の国、少数民族の文化圏も存在し、多彩な文化や宗教が異国情緒を演出しています。加えて差別問題などの暗部もちゃんと描かれており、歴史もしっかり作り込まれています。また、道中で行われる資金調達(真っ当な方法もそうでない方法もあり)の場面では、キャラの仕事中の姿を通して、世界をより近い視点から見られます。 ストーリーや舞台だけでも、既に魅力溢れる作品ですが、キャラがさらに鮮やかさを加えています。旅する三人組はもちろんのこと、三人に関わる人々や、動植物の姿でありながら人間臭い神々、美しい紋を描く召喚魔法・紋唱術で呼び出す「遣獣」という動物たち、そして敵対するキャラまで、際立つ個性を持つ面々が登場します。 丁寧かつ共感を呼ぶ心情描写がなされているため、キャラを身近に感じられると共に、肩入れすること必至です。彼ら彼女らが織り成す恋愛模様も見所で、人間同士はもちろん、動物の神々同士や、人間と神の間にも恋が芽生えており、様々な恋をニヤニヤしながら眺めてしまいます。 登場人物の中でも特に目を奪われてしまうのが、主人公の一人であるララキ。話が進むに連れて暗い背景が明らかになっていく彼女ですが、持ち前というか養われた明るさで、自分の事情や降りかかる災難を物ともしません。他者を大切に思い励ましたり、好きな人について楽しげに語ったり、恐ろしい神相手に親しげにしたりと、賑やかで可愛らしく、愛さずにはいられない女の子です。 後半では、前半から示唆されていた、神々のうち一柱の裏切りによって展開が急転。絶望的な状況を打破すべく動く神々と、協力することとなった三人組それぞれが活躍する内容となっています。油断を許さない緊迫の状況が続き、時に駆け引きを交えながらも、立ち向かうキャラたちの姿が眩しく輝いています。恋愛事情も加速するので、そちらからも目が離せません。 ぜひ、異世界の旅を楽しみながら、ララキ・ミルン・スニエリタの成長を見届けてください。最高のハッピーエンドを掴む三人の姿に、幸福を分けてもらえること間違いなしです。

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葉霜深海

最近の「参考になった!」

『ああ、こんなファンタジー読みたかった!』

この作品の感想文で、散見される言葉である。 ※ 根っこに独自の神話体型があるファンタジーは数多くあるが、この小説は一歩踏み込み、『地面は物理的に平らである』としている。地球平面説が採用されているのだ。 さらには、『大地と海はひとつではなく』『22に分割され』『縦に並んでいる』という。ややこしいが、この世界観を一枚の絵図として考えてみたとき、豊かな『ロマン』が詰まった世界観であると気付くだろう。 そんな世界を旅行するため、特別な乗り物が発展している。それを『飛鯨船』という……。ここも『ロマン』ポイントだ。 最初の舞台は、そんな世界の最下層。『黄昏の国』と呼ばれ、『星が見えない国』かつて 『アトランティス』と呼ばれた大地……ここも『ロマンポイント』である。 そんな国の王族にもまた、ロマンたっぷりなお話がある。 王家で継承権を持つものには、生まれたときから『語り部』なる『魔人』がひとりにつき一体つく。この魔人とはアラビアンナイトの『ランプの魔人』と同じようなニュアンスで、主人に忠実に仕え、そして特別な絆があることも語られるのだ。はい、ロマンポイント。 このように、こころ躍る設定の数々を下地にして、物語は、主従愛、友情、家族愛、ボーイミーツガール、勇気と希望といった王道テーマを、着実に絡めて描いていく。 少年少女が使命をもって冒険に挑むという点で、『ナルニア国物語』や『指輪物語』が、類似するだろうか。こうした『レトロ』なテイストのファンタジーをお求めの方が、この物語を見つけてくれることを願う。 『ああ、こんなファンタジー読みたかった!』誰より筆者がそう思ってほしくて書いたので。

星よきいてくれ

二つの曲が交差するとき、物語は鮮烈に動き出す

 時は20世紀初頭。  イングレス連合王国の首都ロンドンにあるピアノバーで専属ピアニストをしていた十七歳の少女、アンジェラは、ある日ピアノバーにやってきたイケメン調律師アドニスと出会う。  彼のレッスンを受けて超絶技巧のピアノ演奏曲『右手のためのピアノ独奏曲』をマスターし、ロンドンピアノコンペティションで優勝しなければならなくなったアンジェラだったが──?  この作品の魅力は、冒頭から登場してくる馬車や蒸気自動車など、時代背景を色濃く伝えてくる描写の巧みさ。  アンジェラなど魅力的なヒロインが見せる細やかな仕草。  アンジェラがアドニスからピアノのレッスンを受けるさいに描かれる、ピアノに対する作者の知識量。  等々といったところでしょうが、一番の魅力は、理詰めされた物語の設定、構成と、巧みに張り巡らされた伏線でしょうか。  ここで、私が特に大好きなエピソードをふたつ紹介します。 ※1─4 ピアノステージ  アドニスとアンジェラがピアノ連弾で対決するシーンなのですが、とにかく疾走感と躍動感が凄い! 私が自作の中で戦闘シーンの参考にさせて頂いた回です。  ピアノなのに戦闘シーンの参考になるの? と疑問に思うかもしれませんが、百聞は一見に如かず。まあ、見てみなさいって。 ※5─3 期待以上の演奏を  アンジェラが得意としている『鎮魂歌』  マスターしなければならない『右手のためのピアノ独奏曲』に隠された秘密。  そしてタイトルに隠されているヒント。  何故、ヴィシュタインなのか?  何故、コピーライトなのか?  所々に配置されたこれらの情報がひとつに繋がったとき、鳥肌もののタイトル回収劇がやってきます。それがこの「期待以上の演奏を」の回なのです。ここから先はもうノンストップ。ページを捲る手が止まらなくなるでしょう。  さあ、今こそあなたも、音楽×冒険×スチームパンクの世界へ!

ヴィシュタイン・コピーライト

400字じゃ収まらないくらい魅力満載!

フィア・ロットは魔装乙女である。 魔獣の核を移植して仮初の命を得た彼女は、死んだ妹を蘇らせる為、汚れ仕事に手を染めている。 彼女が殺めた少女が、魔獣が、新たな魔装乙女の「材料」となって、死者蘇生の研究を推し進めるから。 だから、彼女は殺すのだ。 たった一人の命の為、幾十幾百もの命を奪う。 その決断は、重ねた罪過と共に彼女の心を板挟みにして── といったストーリーなのですが、もう出だしから完全にストライクでしたね。“止むに止まれぬ事情で裏稼業に手を染める”系統の話が好きな人はドハマリすると思います。 あと、主人公が魔法を主軸に戦ってるんで、凝った詠唱に目がない人にもオススメ。さりげないオマージュネタや、コメディシーンも多く挿入されているので、重くなり過ぎずメリハリも利いている。大変上質なファンタジー作品です。 無料で読めることに感謝。 あと、最後にもう一つ。 アハトちゃん万歳。

魔装乙女は死にきれない

最近の「共感した!」

タイトルの意味を噛み締めてしまう、ファンタジー短編

何度でも読みに来たくなりました。 これ以上はネタバレになるので、どうぞご自身の目で、お確かめください。

時奪いの魔女とあなたの話

あなたもきっとこう思う。やられた!――と。

 とにかく他の人にも読ませたい。この気持ちは、たぶん読んだ人にしかわかりません。5分で読める短編です。ぜひ!

時奪いの魔女とあなたの話

ある事件に巻き込まれたことにより、転職を余儀なくされた主人公が出逢いった天職

【簡単なあらすじ】 ジャンル:あやかしもの ある事件に巻き込まれ、濡れ衣を着せられた主人公は住むところも職も失ってしまい、切羽詰まっていた。そんな彼女の目に飛び込んできたのは、ある住み込みの社員募集の記事であった。詳しいことが書いておらず、怪しさを感じながらも面接に行くが……。そこで待ち受けていたのはあやかしの店主だったのである。果たして彼女の運命は? 【物語の始まりは】 童話のような始まり方の物語。主人公の日常がどんなものなのか、分かる場面から始まっていく。一話に入ると、彼女が何故この場所に来たのか経緯が語られていく。主人公はどうやらある事件に巻き込まれ無職になったことから、求人を見てここに面接へとやって来たらしい。ホームレス状態の彼女にとって、この住み込みの仕事は吉と出るのか、凶と出るのか⁈ 【舞台や世界観、方向性】 あやかしのいる世界 とても不思議な感じのする物語であり、舞台について詳しく説明するのは難しいが、豊川稲荷に住まう白狐たちと伏見稲荷の狐たちの違いや、あやかしたちについての知識など描かれている為、とても勉強になるなと感じた。 【主人公と登場人物について】 主人公は呉服屋で働いていたが、ある事件の濡れ衣を着せられたことがきっかけでこの地にやって来たらしい。通常なら落ち込んで何も手につかないだろう状況ではあるが、どうやら切羽詰まっていたようである。 職についての詳しい記載はないものの、内容と住み込みということに惹かれたようだ。切羽詰まっていたとはいえ、とても前向きな女性であると感じた。 その後あやかしたちと接する中で、段々と性格ななどもわかって来る。 【物語について】 主人公は自分のバッグにつけていた、和の小物が縁となって採用されることとなる。そしてここでは不思議な体験もするのである。しかしそれは、彼女には”見える”というだけである様だ。面接のあと、彼女は更に人間では体験できないようなことに遭遇するのである。 その後、彼女はあるあやかしによって、呪いをかけられてしまう。恋をすることで解ける呪いらしいが、そんなに簡単に恋は出来るものではない。この時点ではどんな呪いに書けられているのかもわからず、様子を見るために”ココロ堂”に泊まらないかという提案を受けるのだ。 その部屋で次に目覚めた後、あるあやかしと遭遇する。この場面から、ココロ堂がどんなところなのか? 何故主人公がこの店に採用されたのかなどが明かされていくのである。 【良い点(箇条書き)】 ・オリジナリティを持たせた作品である。 ・和がふんだんに出てくる。初めは現代らしさもあるが、段々と不思議な世界観に取り込まれていく。 ・主人公がとても個性的である。 ・憂いの部分が多いが、コミカルさもある。 ・童話調(ですます調)で描かれている為、昔話のような雰囲気も持つ。 ・登場人物それぞれにドラマを感じる。(背景がある) ・和らしさを表現している。 【備考(補足)】13ページまで拝読 【見どころ】 確かに主人公は”玉藻寧々”という人間の女性なのだが、あやかしたちの”人生”(?)にスポットのあたっている作品だと感じた。何故主人公がこの店に採用されたのか? この店が誰に為に存在し、なんのためにあるのか? それらが明かされていくと、この物語の中のあやかしがどんなものなのかわかって来る。”あやかしたちが抱える心の底の傷に触れていく”と、あらすじにもある通り彼らは心に傷を抱えているのだ。その傷はそれぞれ。 人と同じように何かに傷つき、それを言えないものも、もちろんいるだろう。彼女はこの先どのようにして、彼らを癒していくのだろうか?  そこが一番の見どころだと感じる。あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 彼女が彼らの心に触れ、どんな風に変わっていくのか? その目で是非確かめてみてくださいね。お奨めです。

寧々(ねぇね)と豊川稲荷のあやかし事情