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@オノログ
コミカライズ:あり
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裏切られたお嬢様による「○○?もうないわ。〜恋人?最初からどこにもいなかったわ」の一連の台詞が絶望の表現としてとても好み。 自己肯定感を奪われた転生後のお嬢様の主観である地の文は、序盤は特に暗くて重いです。この地の文の重さが私は好きですが、好みが分かれるかもしれないです。 お嬢様の自己評価と他者からの評価は天地ほどの差があるので、ある意味信用できない語り手とも言えますね。
主人公は、誘拐されそうだった幼い令嬢を助けたお礼として、VRMMOの筐体とソフトを手に入れる。 スタート地点は7か所あるから、出来れば一緒にプレイしたいという少女の要望に応えて、お付きのメイドさんと一緒に3人でゲームスタート。 序盤たまたま手に入れたレアスキルで利益を得つつ、仲間と一緒に楽しんでいくことになります。 ただ一章プロローグで、そのゲームの開発風景において不思議な光が通りがかったり。 現実世界でも時折怪現象の報告があったりと、単純に近未来と言うだけではなく、不思議な要素も盛り込まれた作品ですね。
不思議な力を持っていたが為に忌み嫌われ、死を目前にした少女が出会ったのは、さいはての島に住む氷狼セン。 孤独を知る二人は互いを想い合い、心を温め合います。 異種族間の恋愛という、ともすると悲恋になりがちなテーマを、心温まる純愛に昇華した作者の手腕は見事と言わざるを得ません。 寒い季節にピッタリの異種族恋愛ファンタジー、必見です。