でも、ひよこ鑑定士、全然関係なかった。。。
心理描写の表現が独特で面白く、サラッと読める。 「理性を焼死体にする」「英雄の復活(理性が)」が特に好き。 どこまでもブレない狂犬隊長と苦労人の副隊長の関係性が良い。
裏切られたお嬢様による「○○?もうないわ。〜恋人?最初からどこにもいなかったわ」の一連の台詞が絶望の表現としてとても好み。 自己肯定感を奪われた転生後のお嬢様の主観である地の文は、序盤は特に暗くて重いです。この地の文の重さが私は好きですが、好みが分かれるかもしれないです。 お嬢様の自己評価と他者からの評価は天地ほどの差があるので、ある意味信用できない語り手とも言えますね。