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電脳猟兵×クリスタルの鍵 (C)Copyrights 2016 中村尚裕 All Rights Reserved.

文字にzip圧縮された脅威の映像データ。その先にあるのは――【映画】

【CAUTION!!】 本作は文字列で構成された一般的な小説ではありません。 文字に映像データを圧縮させた特殊情報媒体です。 ------------------------------------------------------------ 僕は文字を読んで、風景が、人が、動きが伝わる小説が大好きです。 読んで――伝わる。 読んで――感じる。 本当に気持ち良いですよね。 伝わる事こそが、活字の真骨頂だと思います。 「文字を読んで、その場面を思い浮かべる」 これこそが、活字を読む際に得られる《最高の快感》だと思っていましたが この作品を読んで、それは間違っていた事に気が付きました。 この感覚を遥かに上回る作品があったのです。 「電脳猟兵×クリスタルの鍵」 一文字一文字に《映像データが圧縮》されています。 マジです。 その映像データは……まるで映画です。 飛び散るガラスの煌めき 街のネオンが放つ霞むような夜の瞬き 主人公とすれ違う一般人の様子すら、仔細に描かれ―— 緊迫するシーンではスローモーションで再生されます。 マジです。ホントですw 脳内で映画の様に再生される理由は恐らく「計算されたカメラワーク」 練り上げられた全体像 そしてそれを読み手に映し出す、カメラワーク。 この2点が主軸となり、圧縮データが詰められた文字から再生される 映像は押井守監督が作った、近未来の公安部隊が活躍するあの作品のそれに 酷似すらします。 ただ、圧縮されたデータを再生するには ①データの解凍 ②再生アプリケーション が必要になるのも事実。 ①データの解凍→少しばかり「ゆっくり」読む。焦らないで。 ②再生アプリケーション→ガンアクション、諜報、潜入モノが好きな人なら あなたの脳内には既に用意されています。ばっちりです。 ------------------------------------------------------------ さぁ《映画》を見る準備が出来た方は、是非お進みください。 文字に圧縮された新次元映像空間へ、ようこそ。

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防衛太郎

「ジョブが忍者の癖にやかましすぎるだろ……」と冒険者パーティを追放されてきた爆音忍者四人衆と、来月末までに莫大な借金を返さなくちゃいけない子爵令嬢の浮き沈み激しい二ヶ月分の人生~超速い。忍者なので~

忍者たちがダンジョンで暗躍……できないようです。

莫大な借金を抱えた令嬢がダンジョンで荒稼ぎするために忍者を雇うもうるさすぎるメンバーばかりが集まってしまうというコメディー系の作品になります。 まず、モンスターを倒さずに宝箱だけ開けまくれば良くね? という発想により忍者が花形職になっている世界というのが面白いです。 さらにそこから爆音忍者というネタに繋げて、しかも一発ネタで終わらせずにそれなりの長さに仕上げているのはすごいと思いました。 主人公もツッコミ役かと思わせて実は一番ハジけたキャラなのもパーティ全体のハッチャケぶりを加速させててよかったです。 なんというかあらかさまに非常識なキャラがいなくて全員、常識人っぽさもあるのにまともじゃないあたりが面白いと感じました。 副会長が好きです。 私が珍しくハマったコメディー系の作品なので、ぜひ読んでいただきたい気持ちが強いですね。 よろしくお願いします。

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六戸行部

異世界ゆるりキャンプ

【連載中】これはキャンプじゃない。開拓だ

タイトルがキャンプですが、キャンプではありません。植物の籠を持って転移した主人公は森の中ではほぼ最強、望めば植物で家が秒で建ちます。 初日から家があり、木製ですがアイテムにも一切困らず、狩りも植物の力を借りれば難しくありません。めちゃくちゃゆるーいサバイバルであり、開拓生活ですね。キャンプではないと思います。 ですがそんなタイトル詐欺は無視して、内容は面白いです。サクサク進む展開も心地よく、どんどん森の中を開拓し、段々仲間が増えて村になっていき、魔族と交易してどんどん豊かになっていきます。 こう言った異世界チート農家系は他にもありますが、人間関係もそこそこ丁寧に書いてくれていますし、人が一気に増えすぎて覚えきれないとまでなりません。個性があって面白いです。 大きな盛り上がりはなく、日常のわいわいした感じがずっと続いていく感じで、すっと一気に読んでしまう面白さがあります。 書籍化のせいが更新は遅めですが、淡々とチートで日々少しずつ豊かになっていく生活はほっこりさせられて面白いです。 開拓、農家、チート、日常もの、そう言った要素が好きな人にはお勧めです。 連載中なので星四にしています。

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かんむり

ビヨンド・ザ・ホライゾン-あのソラへと続く道-

人は人を想う。それが、滅びた世界でも。

どこまでも荒れ果て、崩壊した世界。 しかしそれが当然であるかのように、屈託なく、天真爛漫に生きる少女、シーカ。 その少女を何よりも大切に守り続ける|兵器《兵士》ゾルタン。 死と瓦礫が埋め尽くされた街。 朽ち果て、笑い声が消えた遊園地。 聴く者が居ないままに音楽を吐き出し続けるミュージカルロボット。 そして、遊弋するかつての兵器達。 我々からすれば非日常的な毎日が、彼らにとっての日常。 この日常を兵士であり、兵器であるゾルタンと、少女シーカが お互いを思いやり、支え合い、寄り添いながら、逞しく生き抜いていく。 なぜ、ゾルタンは少女を守り続けるのか。 彼らが目指す場所に、何があるのか。 そこに辿り着いたら、何が変わるのか。 そして少女シーカは何故、終焉した世界まで生き延びられたのか。 二人の日常が描かれたこの作品を読了して数ヵ月が経つが この物語がいつまでも心から離れない。 二人の様子から、眼を離せなかった。 無機質で冷たい灰色の世界と、彼らが織りなす儚くも優しい色彩が 強烈なコントラストになって、心に焼き付いているのだと思う。 是非あなたも、二人の行く末を見て欲しい。

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防衛太郎

enD happY

さかさまのハッピーエンド

 とある深夜、どこかの部屋を訪れるひとりの男性と、その中央で彼を待っていた女性のお話。  恋愛もののお話です。エッいや恋愛もの? ジャンル設定はそうなっていますし、もちろん間違いではないのですけれど、到底「恋愛」の一語に収まりきる内容ではありません。いわゆる甘酸っぱい恋物語的なものをイメージしていると大変な目に遭います。濃いというかブ厚いというか、ひと組の男女が辿り着いた感情の袋小路、限界ギリギリの関係性がそこにありました。  ぴったり3,000文字というコンパクトさもあって、具体的な内容に触れずに語るのは難しいです。したがってこの先はそれなりにネタバレを含みますがご容赦ください。  いきなり核心のようなところに触れてしまうと、これは依存のお話です。相手から見放されたら生きていけない関係であり、またそうであるが故に決して見放すことのできない関係。与えるものと与えられるものとの一方的な勾配、ある種の不均衡が完全に成立した状態から物語は始まります。  ベッドの上でしか生きられない女性と、その世話をし続ける男性。そうなるに至った詳しい経緯については明かされていないものの、でも直接的というか現象的な面での原因は書かれていて、それがまた壮絶というか強烈というか、まあ本当とんでもないです。どうにもならない傷跡というか、物理的にそうなるしかない一種のデッドロック状態。  完全に生殺与奪を握っているにも等しい関係性で、にもかかわらず精神的な力関係は正反対というか、物理的な弱者が強者を支配するためのロジック(というか仕組み? 仕掛け?)が最高でした。赦しがそのまま呪縛となって、それにより相手のすべてを支配する女。もちろん赦すには罪が必要なわけですが、でもそれもまた彼女自身がコントロールしているというか、相手の暴力を意図的に誘発している面すら伺えること。  作中で起こった(正確には三日前の)痛々しい出来事は、あるいは彼女がそう仕向けたのかもしれないと、そう思わせるには十分すぎるくらいの、あの最後のセリフ。主人公の持つ(そしておそらくは抑えることのできない)暴力性や身勝手な性衝動のようなものを、拒むでも窘めるでもなくただ無償で受け止め、その受容により彼の働いた狼藉がまるで『弱さ』であるかのように翻訳されてしまう。弱くて幼くて、だから間違ってしまう主人公。子供の過ちを受け止め、許し、そのうえ慈愛すら与えてしまえるのは、なるほど関係性において絶対的に上位にある側でなければ不可能なこと。  とてつもないです。書かれているものそれ自体と、なによりその胃もたれを起こしそうな凶悪な濃度が。彼女の底無し沼のような妖しい魔力、というのもそうなのですけれど、それ以上に主人公がもうどうしようもなく詰んでいるというか、彼女がわざと彼の暴力を誘っているように、彼自身もわかっていて自らその泥沼にはまっているような向きがあります。  つまりはある種の共犯関係、お互いに全部わかった上で、ただ無限に癇癪と甘やかしの永久機関をやっているようなもので、そして彼も彼女もその他に生きる道がないような状態。すなわち完全な〝詰み〟状態、行き止まりという意味ではまさに『エンド』そのもので、そして同時に『ハッピー』でもあります。なにしろお互いがお互いに、これしかないという唯一のものを与え合っているわけで、だからこれは紛れもない『ハッピーエンド』であると、いやいやいやいや本当にそう言っていいの? 怖くない?  少なくとも読者の立場、客観的な第三者の視点では完全に真逆、『終わりのない地獄』そのものにしか見えない。とんでもないです。まったく正反対のものの中に、でも主確かに『幸せな結末』を作り出してみせる、とんでもない濃厚さと破壊力を備えた作品でした。情緒をめちゃくちゃにされたよ! 好き!

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和田島イサキ

最近の「いいね!」

小説家になろうファンタジー短編完結

魔法少女になるからわたしと契約してよ

法律ヤクザな魔法少女

オチにニヤッとするが、私もこんな魔法少女はイヤだ。 短編小説に定評のある燦々SUN氏の作品で、安定した文章と構成は安心して読める。 「わたし、魔法少女コントラクターまりん! 父は弁護士母は詐欺師。愛読書は六法全書! 今日も、無法地帯出身の蛮族達に契約の恐ろしさを教えちゃうゾ☆」(本文より引用)

小説家になろう恋愛書籍化コミカライズ連載:67話

ガリ勉地味萌え令嬢は、俺様王子などお呼びでない

人は見た目じゃない

第一部は俺様王子編。 傲慢俺様なイケメン王子が『良い』と思えるのは、ヒロインが王子のことを好きになることが前提かつ、ヒロインとのふれあいで傲慢で俺様なだけではない王子の奥底にある良さ等が見えてくるからであって。 ヒロインに好きな人がいて王子のことはこれっぽっちも好きではない場合、権力と自身の魔法の力に物を言わせて人の話を聞こうともせず迫ってくるような俺様っプリは、『キュン』とするどころか『ただただ壮絶に面倒くさい』としか思えないんだな……と乙女ゲーマーとして目から鱗が落ちる思いがした。この手のタイプは乙女ゲではわりとメイン攻略対象として存在するので……前提と視点が違うとここまで意味合いが変わってくるのか……と。 王子の言動と彼自身が迷惑でしかないヒロインと、王子に憧れているヒロインの友人との会話での分かりやすい見え方の違いにめちゃめちゃ納得した。 第二部は俺様王子の弟の腹黒王子編。 第一部は学園内でことが収まっていたけれど、第二部はガッツリ王家が絡んできてヤバさが一段とアップ。 人の話を聞かない第一王子の次は、やはり人の話を聞かない第二王子に王妃と、この国の行く末が非常に不安になる。 が、番外編で第三王子が登場し、なんとかなるのではないかと一息つける。 物語全体を通して会話のテンポがよいので読み進めやすく、最初から最後まで一気に楽しく読めた。 いつも全力で好きを押し出すシャリーナと、困惑しながらも段々惹かれていくリオルの二人が可愛い、物凄く可愛い。 見た目は地味なガリ勉少年で、しかも魔法が使えないという欠点があるけれど、シャリーナの為に己が頭脳と持てる力を全力で使って戦うリオルは本当にカッコイイ。

小説家になろう恋愛連載:151話

絶対呪ってやるからな!【番外編更新中】

暴走沸騰系女子・メイジーによる!拳で☆母を探して。 第一の手段候補は呪いのモトを手に入れる事から

下町で元気に給仕に励む母子家庭の子メイジーは、サバサバした赤毛美人。だがある日突然、下町を謎の高級馬車が走り去った後、家の部屋は血だらけで、もぬけのから。どうも母は攫われたらしい?メイジーは誓う。絶対許さない!下町の隣人たちの諫言をお供に、ちょっぴりニワト…たんじゅ…激怒したメイジーはノンストップで暴走を始める。貴族にツテ?下町にあるわけないじゃ無い!そんな時は呪いがマストって聞いたわ!材料を取りに行くわよ!← これは、たいがい拳で解決しようとする(注・うら若き女性です)メイジーをひょんな事で知り合った美麗な兄と妹が必死に止める?物語。 竹を割りまくってもうスパーン!スパーン!言ってそうなメイジーが爽快。 悩んでる事が小さくかんじる…よしがんばろ!と思わせてくれる、ストレスが飛んでいく小説です。2024年3月中旬の更新ここ数話で、お母さまと再会した今が読み始めるチャンス!