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罪なき声

待っていたのは、意外なラスト?!

【物語は】 ある女性がスマホのアプリゲームをしている場面から始まっていく。 彼女は何故意識不明になってしまったのだろうか? この現場にヒントとなるものはあるのだろうか? 【物語の魅力】 血みどろサスペンス! というような事件ものではなく、犯人にかつ丼を勧めたり、強引に口を割らせるような激しい事情聴取をするようなこともない。 そして、『あれれー? オカシイな?』と小さな探偵が出てくることもないが、事件が進展していないようで進展しているという不思議な物語でもある。 恐らく、途中で犯人について気づく点もあるとは思うが意外な展開が待ち受けているため、その予想は外れるかもしれない。 固定観念で持っている”刑事もの”を覆す面白さを持った、物語であると言えるのではないだろうか? 【登場人物について】 主人公が個性的であり、登場人物との絡みが凄く多いというわけではないにも関わらず、印象に残る場面が多い。 これもこの作品の特徴であり良いところであると思う。 【物語の見どころ】 あなたはタイトルを見て、どんな人物を犯人だと思い浮かべるだろうか? そしてこの事件の目的と真相をどのように想像するだろうか? この物語は犯人よりも、解決法に意外を感じる。 仮に伏線に気づき、もしや……と思っても驚きの事実が隠されているのだ。 主人公の葛藤に時折クスッとしながら、この事件の真相をその目でぜひ確かめてみてくださいね。 おススメです。 *備考……短編作品

5.0
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crazy'[email protected]レビュー&作品紹介師

最近の「いいね!」

エブリスタヒューマンドラマ

シーラカンスと黄色い潜水艦

空白が幸せを醸す

 冒頭から、詩愛(しいら)はひとりでいる。  彼女の隣、もしくは向かいに座るはずの浅黄(あさぎ)は思い出の中にしかいない。待っている彼女の立場で言えば、そこに誰も立ち入れない大きな空白だけを残して逃走中なのだ。  出会った時のエピソードや、成功していく過程、彼の失踪など、ラジオの進行に沿う形で、詩愛の回想が差し挟まれる。その中で、浅黄は天才であるが故に、自分の思い通りではない環境の変化に対応することが出来ず、潜水艦を降りたことが語られる。  だがシーラカンスはひとり、耐えて待った。耐えられることが彼女の強さであり、待っていられることが彼女の愛の大きさを伝えてくれる。  この話をキリストが語った「放蕩息子」のたとえ話と重ねるのは、いささかうがち過ぎかもしれない。だが失踪(=放蕩)の末の悔い改めと、迎え入れる側の愛と赦しの大きさは、やはり多くの共通点があるように思う。  私は最初、浅黄は心が弱く、詩愛の脇に空白だけを置いて逃げ出した無責任な男と感じた。だが彼は、ただ弱いだけの人物ではなかったのだ。  もしかすると彼は、詩愛の抱く愛の大きさが見えなかっただけかもしれない。失踪中、彼自身も空白を連れ歩いて、やっと置いてきたものの尊さに気づいたということはありうる話だ。  遠く離れて時間を置いて、それでも彼女が待っていると知り、浅黄は心を決めて戻ってきたのではないか。ぽっかり空いた空白を彼自身と、彼の持つ愛情で埋めるために。  イエロー・サブマリンは再び走り出す。その行く手には祝福が待っているだろう。空白に注ぎ込んでいた愛情を、これからはお互い相手に向けることが出来るのだから。

小説家になろうファンタジー

少女マリーと父の形見の帆船

帆船がエロい(真顔) 主人公も可愛いですけどね。

大航海時代風の海洋ファンタジー作品のシリーズ一作目です。 肝心の内容ですが、田舎町で暮らす少女が父の行方不明によって跡を継ぐことになり帆船の船長として海に乗り出していく。 といった感じになっています。 作品ごとに完結しておりどこから読んでもいい本シリーズですが、あえてこのシリーズ一作目を読んでいただきたい理由はやはり主人公が初々しいことです。 やはり後の作品になるほど主人公が熟練の船長になってきてしまいますからね。 それもいいといえばいいんですけど、やはり海のことを何も知らない少女がとまどいながら船を指揮していくのが萌えますよね。 あと部下の船乗りたちも前船長の忘れ形見を慈しみながらも甘やかしすぎないバランスが良かったです。 キャラも立ってますし、なにげにこの人達も好きですね。 海や船が好きな人、冒険好きな人だけではなく、いろんな人に読んでいただきたいおすすめの作品です。

ノベルアップ+SF

電脳猟兵×クリスタルの鍵

主人公が選ぶ未来とは? アクションが見どころのSF、群像劇。

【物語は】  序章のニュースにて幕を開けていく。  主人公は賞金稼ぎ。この賞金稼ぎには、いろんな制約があるようだ。実際に彼らが活躍する場面から始まっていく。  その中で、賞金稼ぎとは実際どんなことをするのか? などが明かされていく。  彼らがこの時、対峙した相手とは? 【物語・世界観について】  ある事件から物語は始まっていく。クリスタルというものが情報の媒体になっているのだろうか? この時見つけたクリスタルから引き出した情報は、主人公にとって何か因縁があるものが混ざっていたらしい。  その詳細については今後明かされていくものだと思われる。  この世界の全員がそうなのかは分からないが、彼らにはナヴィゲータというものがいる(ある)ようだ。この電脳システムについては、まだ詳しく分からないが。  そして、それぞれのナヴィゲータ(電脳空間を渡る擬似人格)は性格が違うようである。  「」の形の種類によって会話がどこで(*)なされているのか、分けられているようである。 *「どこで」とは、電脳や表の会話など。 *かなり特殊な書き方をしていると感じた。 【登場人物について】  主人公の他によく登場するのは、同業者のロジャーという人物である。  主人公であるジャックは硬派な感じがするが、彼はどちらかというと軟派な印象。  その上、自由人のイメージを持った。  それぞれのナヴィゲータとのやり取りは、個性が出ており二人の性格が分かりやすいものとなっている。  序章で手に入れたデータに対しての二人の反応は異なる。ジャックは乗り気ではなさそうだがあらすじの内容からすると、いずれ考えを変え自ら関わっていくのかもしれない。 【物語の見どころ】  かなり特殊な書き方をしていると感じた。  「」などの後を改行しない部分が多くあるため、怒涛の勢いでストーリーが進んでいるような印象を受ける。  全体的にスピード感のある物語である。ただ、好みは分かれると思う。  男性のような話し方の女性が出てくるので、彼なのか彼女なおかいまいち掴み辛い部分もあるが、この物語はロマンスよりもアクション重視の物語だと感じた。  主人公が冒頭から続く事件の後、ロジャーと別れ帰宅する。その時、家には侵入者がいた。この人物は古い知り合いなのだろうか? この人物との遭遇が彼にとってのターニングポイントなのでないかと想像した。  見どころとしてはアクション部分だと思う。  読了部分では、まだ彼が誰に対しどんな目的で復讐をしようとしているのかは分からない。多視点の群像劇でもある。  あなたもお手に取られてみませんか?  この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。  お奨めです。 *備考8ページ目まで