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りょうこちゃん、せきらら。

タイトル通りの赤裸々な彼女の非日常

【物語は】  触手と繋がるところから、今までの経緯について主人公視点のモノローグによって語られていく。  あらすじにもある通り、人外のものが多々存在する。それが当たり前の世界なのか、主人公はたまたま見えるだけなのか、物語を追っていくうちに明かされていくのだろう。 【作風について】  作風は、いわゆるなろう系と呼ばれるものではないのだろうか。  ただ全体で見た時、なろう系とは言い難い。この作品があえてこういう風に書かれている可能性があるからだ。  以上のことから読み手を選ぶ作品であるというのが第一印象。  一人称、一視点で進んでいくのだがほぼ心情なので、簡単に説明すると進み方は『孤独のグルメ』のような感じと言えば伝わるだろうか?   この物語では、主人公の気質の分かりやすいモノローグ調で物語が進んでいく。スピード感は怒涛の勢いというのが近いと思う。 【主人公について】  さてここで、タイトルとの関係について考えて見たいと思う。  りょうこちゃんとは主人公のことだろう。そしてせきらら(赤裸々)とある。  つまり包み隠さないという意味だが、それが心情によって進んでいくことを含めると、これは作風というよりも表現法の一つなのではないかという結論に至る。  あらすじにもある通り精霊が相棒になるところから始まっており、バイトすることになった経緯へと繋がる。  地の文が心情描写だけで進んでいくので、全体の流れは把握し辛いが、主人公が何を考えているのかは丸分かりである。 【物語の見どころ】   恐らく手が早い主人公は、直ぐ人を殴ったり蹴ったりするのだろう。  しかしこの物語では、一見人間に見える人々が人間ではないのが特徴だと思う。そして、本来その攻撃が効かないはずなのに貫通させることが出来るのが、主人公の特殊な能力もしくは体質なのではないだろうか?  向けは、心情と会話で進んでいく。落語に似ているとも思う。語りで展開されていく物語の好きな人にはとても好みだと思う。  そして彼女が次々と出くわすのが怪奇な現象。  通常は恐らく、人間の攻撃を防ぐことが出来るのが怪奇な方々だと思う。(この物語の中では)それを無視して攻撃できるその理由(習得した武術)について、主人公は徐々に真相を知っていくところが見どころなのだと思う。  彼女の日常の一部を覗いてみませんか?  この先どんなことが起きるのか、その目でぜひ確かめてみてくださいね。お奨めです。

5.0
0
crazy'[email protected]レビュー&作品紹介師

物語の魔法使い

書いた人はオタクだな

初見で読んだ時の素直な感想です。 女子中学生、魔法少女、異世界とのバトル。そして少女達を導く小さな小動物。 これだけ並べると「まどマギ」を彷彿とさせますが、読んだらわかる。この作品は昔懐かしの「サンライズ」アニメへのオマージュのようだと ※個人の感想です。結果は責任持てません。 小さくて可愛い主人公「坂泉 美鈴」 仲良しコンビの綿貫ゆかと天沢薫。 小さい美鈴をモフって弄んで(?)愛でるのが無情の喜びとなっている綿貫ゆかと、ゆかの暴走を適度に止めて適度に野放しにする天沢薫。彼女たちが異世界から来た魔法使い(と言っていいのかあやしいけど)と命をかけて戦うわけですよ。 ここだけ見ればまさにまどマギです。 冒頭しばらくは「まどマギ」か~と少しがっかりした気分で読んでましたが、途中から出てくるおっさん連中、ここで目の色が変わりました。 主人公の祖父登場シーンからガラッとティストが変わります 草色の着流しに左目の眼帯で白髪頭ですよ! 祖父の部下「大岡さん」もまた厳ついおじさんで大変よろしい。 まどマギには美味しいおっさんは出てこなかった。ここはポイントでかい!! 本作は魔法バトルもの、今時セオリー化している魔法少女バトルもので「手垢」がついたありきたりの題材と判じられてもおかしくない設定ですが、ストーリーは個々に錬られて、格キャラそれぞれに宇用曲折が盛り込まれています。要するに群像劇にもなっているわけですよ。 昔昔、2000年代初頭までまだまだテレビアニメが元気だったころ、少年少女をあり得ないレベルで追い込んでたたき落として這い上がらせるようなバトルメインのアニメがあったのですよ。それを彷彿とさせるストーリーです。 主人公の成長に必要不可欠となるのが ・勝てそうにない敵 ・信頼出来る仲間と消失 ・バックグラウンドとなる隠された生い立ち ・主人公を時に諭し、時に追い込み導く老人ども この四つの要素がメタメタ詰まって11万ちょっとで完結! あり得ませんからね、これ。 設定ってのはストーリーを転がす上で絶対必要にはなりますが、設定全部をストーリー上に盛り込む事はやってはいけないことなんです。 作った設定をどこまで落として、どこまで描写するか? 読者になにを読ませて何を見せるのか? これを常に冷静に考えて書く必要があります。 キャラ立ち目指すと私の場合、冷静に客観視するというのが迷走します。そういう意味でも本作は参考になりました。 とかく、冒頭で「まどマギ二番煎じ」と思って引き返す人がいると思うが、15.16あたりまで是非読んで欲しい。 そこまで行けば一気に進めます。

5.0
0
海乃 眞

ブルーピーシーズ ~不思議な力が発現し子種や命を狙われ迷いの中で生きた僕の半生と関わる人々の生き方~

一見地味に見える能力から、壮大な背景があり、ある事件に巻き込まれていく物語。

【簡単なあらすじ】 ジャンル:アクション(文芸)、現代ファンタジー (SF) あることをきっかけに、文字が好きだったことを思い出した主人公は、ある日試験会場でピンチに見舞われていた。筆記試験だというのにシャープペンの芯の予備が無かったのである。残りの芯だけでは心もとないと感じた彼は”シャープペンの芯が増えたらいいのに”と思う。その事がきっかけだったのか、”シャープペンの芯を増やす”能力を手に入れるのだった。誰にも秘密にしようと心に誓い日常生活を送っていたが能力が覚醒した数日後、彼は最近一緒に帰るようになった女子生徒と共に、謎の男女二人組に誘拐されてしまうのだった。果たして、彼らの目的とは? 【物語の始まりは】 ある事件のニュースを聞きながら、漢字能力検定試験へ向けて勉強をしている場面から始まっていく。そして文字が好きな主人公が、文字から離れ再び情熱を取り戻すまでの経緯が語られていく。冒頭の不穏なニュースは伏線なのだろうか? 彼の手に入れた能力がどんな風に活かされていくのだろうか? 【舞台や世界観、方向性】 SFもしくは現代ファンタジー。 誘拐されてから明かされていくが、主人公の持つ力は元はある一族で伝承(遺伝?)されていくものであった。主人公が彼らと、どんな繋がりがあるかはわからないが、詳しいことについては救助され数日たったのちに、この一族の者から教えられていく。 魔法のような不思議な力が使えるが、それはその一族の者と主人公しか使えないようである。 【主人公と登場人物について】 主人公は文字が好きだった。しかしそれをある時から、ぷっつりと忘れていたのだが、中学生となったある日”日本漢字能力検定”があるという教師の言葉を聞き、その事を思い出したのだった。 主人公は慎重派で現実主義な印象。シャープペンの芯を増やせる超能力に目覚めても、人に自慢したりはしない。人体実験される未来などを想像することから、後のことも考えることのできる人物なのではないかと感じた。 初めて話した女子生徒との会話から、真面目で誠実な印象も受ける。 【物語について】 文字への情熱を思い出してから二年後。高校生となった主人公は、漢検二級に向けて勉強をしていた。そして試験当日、主人公は自分のうっかりミスでピンチに見舞われる。シャープペンの芯を忘れてしまったのである。残数0。シャープペンに残された芯も心もとない。”超能力で増えたら……”それは切実な思いだったのかもしれないが、何故か何もないところから芯が増えたのである。動揺しつつ、もなんとか試験を無事終わらせて帰宅する彼。帰宅後、この現象の検証に入るのであった。 どうやらこの増やせる能力は、シャープペンの芯限定のようである。彼はその能力を誰にも話さないと心に誓ったのだった。 学校ではパソコン部に所属している主人公。その日も部活が終わり帰ろうとしたところ、同じクラスの女子生徒とばったり出くわす。一緒に帰ることになったものの、彼女とはそんなに会話をする機会があったわけでなく緊張してしまう。お互いにさぐり合うような会話になってしまったが、主人公は彼女に好感を抱いていた。しかしまたそんな風に一緒に帰ることはないだろうと思っていた。だが翌日も帰りが一緒になる。偶然が重なり、二人の距離が縮まるかと思いきや、学校の門を出たところで男女二人組に”手伝ってほしい”と声をかけられ、荷物運びを手伝おうとしたところ誘拐されてしまうのであった。 【良い点(箇条書き)】 ・覚醒した超能力についての検証の場面が細かく、丁寧である。 ・主人公が誘拐された時の心情や葛藤、焦りに臨場感がある。 ・心情や、状況説明が丁寧であり、分かりやすい。 ・二人の関係は急展開にも感じるが、主人公の心情が丁寧であり、想いが募っていくのが伝わって来るので、とてもしっくりくる関係だなと感じた。とてもお似合いの二人である。 ・主人公の心理描写と会話などのバランスが良い。 ・世界観の設定がとても細かく、驚く部分もあるのだがそれが分かりやすく丁寧に描かれている為、好奇心が刺激される。 ・説明部分が多いものの、テンポが良く展開が早い。 【備考(補足)】14ページまで拝読。 【見どころ】 シャープペンの芯が増える能力というと、一見とても地味で何ができるのだろう? という印象を抱くが、この物語で主人公が巻き込まれていく要因については壮大である。超能力としては確かに小さな力かもしんれないが、それがどんな力なのか明かされないまま、ある組織を裏切った者たちに誘拐されてしまうのである。彼らとの会話の中で、主人公の力が恐れるような凄いものだと誤解しているのではないか? という印象を受ける。 好いた相手を助けるために、いろいろと会話を通して試みる主人公だが、自分がどんな能力を持っているのかは明かさない。恐らく、本能的に自分の力について明かすのは危険だと感じたのではないか? とも思う。 主人公は論理的であり、いざとなれば冷静。戦略的な印象も受ける。自分にどんな知識が必要で、それがどんな取引材料になるのか? まで冷静に考えられる部分も持つ。異能力自体は地味ではあるが、彼の思考部分や世界観設定がとても面白い物語であると感じた。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 一度は組織の人間に助けられた主人公ではあるが、まだ安全とは言えない状態。この先どんなことが待ち受けているのか? その目で、是非確かめてみてくださいね。お奨めです。

5.0
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crazy'[email protected]レビュー&作品紹介師

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