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イリス=オリヴィエ戦記 ~異世界航空戦記・唸れモーターカノン! ~(完結)

戦争の空を飛んだ少年の激闘――その成長を描く物語

空に憧れを抱いた少年が成長し、パイロットとなった頃に戦争が起きる―― その少年に焦点を当てて描かれる空の物語です。 ====================== 「戦記」と聞くと「国と国の戦い」『多勢vs多勢』という視点で描かれることが多く、登場人物もたくさん出てきて、思わず―― 「難しくて読み進められない!」 って思うことがよくある私ですが…… 本作はとても読みやすい戦記であり、主人公の「成長の物語」です。 パイロットになった少年の視点で、日常となった戦争を描いていきます。 〇〇兵器が!何センチ砲が!〇〇戦線で! という「戦争」の色を濃く出すのではなく、日常の中で少年が感じる感情を中心に書かれています。 喜んだり、驚いたり、恋したり、落ち込んだり、描かれる少年を見るうちに、自然と物語に入り込んでいけます。 英雄でもスゴ腕でもなく、普通の少年が戦争という時代に巻き込まれながらも 仲間と共に毎日を頑張って生きていく様子は、強い共感と共に心に残ります。 ミリタリーに詳しくなくても楽しめる空の物語を、是非読んで頂ければ幸いです。

5.0
0
防衛太郎

ぼくとわたしの生存戦略

ダークファンタジー

魔物たちの暮らす世界に異世界から人間が転移、彼らを支配。彼らをゴブリンとして奴隷にした。 クソ人間共の支配から逃れるため、魔物の中から最悪の魔王「アライバル」と最低の魔女代行「重力的眩暈」が、人間側の兵器である最善の天使「灰色の水曜日」と戦った。 勝利は魔王と魔女代行の勝利に終わり、ついにおぞましく醜い支配者、人類は殺される。 残った異世界人間もまた天使が生み出した毒に自滅。理性を失い肉を食らう神へと変身した。 愛知県の名古屋市を元とした土地は灰笛の国と呼ばれるようになった。爆心地である灰笛では毎日人喰いの神々がそれぞれ暴れ狂っていた。ある時は敵として。あるいは生き残った魔物族とゆるやかな友好関係を築く個体も現れつつある。 魔法使いであるルイウ・シズクは雑魚魔物。 無限の可能性を秘めていながらまだ己の未熟さと飢えにも近しい知的欲求、好奇心、そして人間を材料とした神々への殺害欲求、ないし食欲に翻弄されていた。~作者作品紹介より~ 読みます企画にご参加の作品で2章の灰色灰笛魔法使い日常模様まで読ませて頂きました。 ダークファンタジーの独特な空気感が伝ってくる物語です。 ぼくとわたしの生存戦略の冒頭、いきなり衝撃的なシーンから始まり、その世界観に引き込んでいくようでした。 詩の様な文章、その描写に工夫が見られ、光る部分を感じました。

3.5
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asato umi

木徳直人はミズチを殺す(完結作)

意味深な言葉がちりばめられた、展開予測不能の物語

【物語は】  プロローグではなく開幕という形で始まっており、その名称の通りそのまま物語は進んでいく。  主人公はピンチに陥っており、現在の状況とこうなった経緯(いきさつ)を冷静に分析し、危機から脱出しようと試みる。 【作風や物語について】  一話の終わりに噂話という形で意味深な会話の一部が明かされている。  特に記載はないが、一文一文が短いのでライトノベル、もしくはリズムを大切にしているのだろうか? と感じた。    物語の中で殺されそうになっているのは主人公の方だが、タイトルを見ると反対の意味となっている。  物語が始まったばかりの時点では、逃げることを目的としているため”タイトルの持つ意味”について二つのことが想定できる。  一つは主人公の心情が変わる。もう一つは意図せずしてそういう結果になる。  ただし、この”ミズチ”に関して肉体的に殺すのか精神的に殺すのかでも意味合いは違ってくるため、いろんな捉え方はできる。正解はどれなのだろうか。  もしくはもっと違うこと意味しているのかもしれない。  それと各小タイトルが非常に意味深に感じた。   のちに理由は明かされるが、主人公がピンチに陥った発端は彼女の異様な光景を目にしたからだと思われる。好奇心は時として自分を窮地に追いやるもの。  つまり、主人公が命を狙われたのは偶然でもなければ巻き込まれたのでもなく、自身の好奇心が招いた結果である。 【主人公について】  主人公は”生”に執着した人間だという印象を受けた。  最初の脱出時に冷静に分析し、自分の思い通りに事を運び実行した。  この場面では二つのルートがあったと思う。一つは本作通りのルート。そしてもう一つは彼女の気持ちを変えさせるルート。  計画を実行した時点では、後者のルートでも良かったはずだ。しかしながら確実に生き延びるには多少危険を冒してでも、前者のルートを取るべきだと判断したのではないかと思う。  つまり冷静に判断したものの危険を冒してでもそれに賭けたということは”生”に対する執着がそれなりにあるからではないかと思うのである。  その後も彼は選択を迫られていくことになる。 【物語の見どころ】  主人公はある理由からクラスメイトの女の子を尾行する。  そして見てはいけないものを目撃し、口封じのため(?)に殺されそうになった。しかしなんとかその場は機転を利かせ乗り切ることに成功。  もちろん、それで終わるはずがなかった。  主人公の命を狙っているのが彼の素性を知らない見ず知らずの人物でならまだしも、クラスメイトなのだからいつかは見つかってしまうことくらいは読者にとっても想定内だと思う。  だが分かっていても、実際その時がやってくるとハラハラドキドキする。  そしてあらすじを見る限りでは、これは序章にすぎずこの先に本当の苦難が訪れるのだと想像できるのだ。ここに至るまで意味深な言葉があったりし、この先がどうなるのか全く展開予測不能な物語だと思う。  この後、主人公は彼女からいろいろと疑問に思っていたことなどを聞くことになる。条件はあるものの、当初のように彼女から命を狙われる危険はなくなったと考えてもいいのではないだろうか。そしてここからが本当の幕開けとなるのだろう。  あなたもお手に取られてみませんか?  この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。おススメです。 *備考 二章二話まで拝読

5.0
0
crazy's7

最近の「いいね!」

小説家になろう恋愛書籍化コミカライズ連載:67話

ガリ勉地味萌え令嬢は、俺様王子などお呼びでない

人は見た目じゃない

第一部は俺様王子編。 傲慢俺様なイケメン王子が『良い』と思えるのは、ヒロインが王子のことを好きになることが前提かつ、ヒロインとのふれあいで傲慢で俺様なだけではない王子の奥底にある良さ等が見えてくるからであって。 ヒロインに好きな人がいて王子のことはこれっぽっちも好きではない場合、権力と自身の魔法の力に物を言わせて人の話を聞こうともせず迫ってくるような俺様っプリは、『キュン』とするどころか『ただただ壮絶に面倒くさい』としか思えないんだな……と乙女ゲーマーとして目から鱗が落ちる思いがした。この手のタイプは乙女ゲではわりとメイン攻略対象として存在するので……前提と視点が違うとここまで意味合いが変わってくるのか……と。 王子の言動と彼自身が迷惑でしかないヒロインと、王子に憧れているヒロインの友人との会話での分かりやすい見え方の違いにめちゃめちゃ納得した。 第二部は俺様王子の弟の腹黒王子編。 第一部は学園内でことが収まっていたけれど、第二部はガッツリ王家が絡んできてヤバさが一段とアップ。 人の話を聞かない第一王子の次は、やはり人の話を聞かない第二王子に王妃と、この国の行く末が非常に不安になる。 が、番外編で第三王子が登場し、なんとかなるのではないかと一息つける。 物語全体を通して会話のテンポがよいので読み進めやすく、最初から最後まで一気に楽しく読めた。 いつも全力で好きを押し出すシャリーナと、困惑しながらも段々惹かれていくリオルの二人が可愛い、物凄く可愛い。 見た目は地味なガリ勉少年で、しかも魔法が使えないという欠点があるけれど、シャリーナの為に己が頭脳と持てる力を全力で使って戦うリオルは本当にカッコイイ。

小説家になろうコメディ短編完結

俺がパーティーから追放したひよこ鑑定士が、SSSランクになって復讐しにくるらしい

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小説家になろう恋愛連載:30話完結

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恋愛ジャンルになっているが、他者の恋愛に絡んだことを仕事としている物語でヒーローとヒロインの間に恋愛は始まっていない(今後もしかしたら始まるかもしれない? というような匂わせ雰囲気で終わっている)ので、ジャンルタグつけが間違ってる訳ではないが求めていたものとは違う……という複雑な読了感だった。 物語自体はさくさくとテンポよく読めて悪くなかったので、恋愛ではなくファンタジータグであれば気持ちすっきり終えられたのになあ……と思った。